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飫肥城の日々
飫肥城下町の魅力を発信
高校棋士!
 第31回宮崎県高等学校総合文化祭の将棋部門大会が飫肥の「国際交流センター小村記念館」で9月30日に開催されました。
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 将棋部門の大会事務局は日南高校が担当しているとのこと。
 事務局長の2年生の高崎君等3名は大会成功させるため大会運営に一生懸命です。
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 熱戦が展開されている対戦場所はギャラりーの目が釘付けです。 
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 今回は、県内で11校、約60人が参加しているそうです。
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 トーナメント戦のため、既に戦いで敗れた高校生は「もう、僕たちの熱い戦いは終わりました。」と肩を落としていました。
 高校生棋士の皆さん!人生は今から!進学・就職など次のステップに向け頑張って下さい!


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 昨日、食のカリスマプロデュ-サーと言われる(株)リクルート じゃらんリサーチセンターのヒロ中田こと [中田博人] 氏の講演がありました。
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  『新・ご当地グルメが地域を変える』というテーマで、約2時間の熱気あふれる講演でした。
 田中氏は、今大人気の『オホーツ北見やきそば』など、これまで北海道を中心に様々な『新・ご当地グルメ』をプロデュースされています。
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 これまでプロデュースされた北海道の様々な『新・ご当地グルメ』もビデオで紹介されました.
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 『新・ご当地グルメ』とは、地産地消による『企画開発型ご当地グルメ』で、人口減少時代において交流人口を増やし、地域を元気にするための呼び水となる『魅力ある食』を商品化することだそうです。
 そのための開発プロジェクトは、地域で連携と競争の仕組みを作りながら、マーケットを創り出す日本初の画期的な手法だということです。
 そのため中田氏が、今回企画提案された商品が、『日南[一本釣りかつお]あぶり重』 です。
 これは、当地域の『新・ご当地グルメ』としてこれから企画開発されることになるかもしれない『自然定着型ご当地グルメ』です。
商品発表会は2010年2月26日でスタートは翌27日(土)だそうです。
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 最後に、商品開発が目的でなく地域活性化の一つの手段で、この商品開発により地域は少しずつ変わっていき、地域で点と点が線ととなり更に面となった時に人々が訪れるようになるとのことでした。要は『有言実行』!とのこと。・・・・真剣に検討し、ぜひ成功させたいものです。
 
懐かしい『マイム・マイム』!
事務所で仕事をしていると、フォークダンスの懐かしい曲 『マイム・マイム』が聴こえてきました。
 外に出てみると、飫肥小学校のグランドで小学生たちが、先生と一緒に音楽に合わせて楽しそうに踊っていました。
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 私も小学生の頃踊ったフォークダンスの中では、大好きな曲だったのでしばらく見ていました。
 当時の楽しかった思い出や懐かしい同級生の顔が浮かんできました。

 そういえば、今度の日曜日は飫肥小学校の運動会です。
『マイム・マイム』は、雨の少ないイスラエルの民謡で、水が出てきて皆で喜び合う曲だそうです。
 でも、当日は 晴天に恵まれて欲しいですね。
飫肥杉木造型ドーム
 飫肥杉木造型屋内練習場「日南おびすぎドーム」は、飫肥杉をふんだんに活用した木構造の屋内ドームで、平成12年5月に落成しました。
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 以来、プロ野球の広島カープの屋内練習をはじめ様々なスポーツやレクリェーション活動等に利用されています。
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 今の時期は、市内の保育園などの運動会で賑わっています。
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 会場の外の駐車場は、関係者の車で満車です。 
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 この日は、保育定員180人で県内最大の市立中央保育所の運動会が開かれていました。
 さすが、ドーム内は、多くの園児達が保育士の先生の皆さんと一緒に元気良くお遊戯やかけっこ、マスゲームにと賑やかでした。
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 保育士の先生方も、こども達に負けず劣らず大奮闘です。
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 また、その姿を家族の皆さんが、必死にビデオやカメラに写していました。
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 来年度から中央保育所は民間委託されるとのこと、そうなると今回の運動会は市直営として最後の運動会です。
 日南市の将来を担う子供たち! いずれが運営するにしても、保育環境がしっかり整備され、保育サービスも向上し、安心してこども達を預けられる保育運営をしていただきたいと思います。
『食べあるき・町あるき』をPR
 この度、県外観光客向け『観光用DVD』作製のため取材スタッフがお見えになりました。
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 リポーターは、鶴田麻貴子(UMK元アナウンサー)さんです。
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 飫肥城下町では、主に風情のある町並みや『食べあるき・町あるき』の取材をしていただきました。(これは、小村寿太郎侯が生まれた旧山本猪平家に限って引換できる、数十年振りに復活した『寿太郎巻き』です。)
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 今回の『観光用VTR』は、来年1月末に完成予定だそうです。
 10月3日から『食べあるき・町あるき』が本格スタートするため、今回の収録も新しいマップで収録することになり、新規参加するお店も取材させていただきしました。
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 当日は、本町泰平踊保存会による定期公演もあり、幸いにも収録することができました。
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 暑い中でしたが、鶴田麻貴子さんをはじめ取材スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
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豫章館の塀が危ない!
 飫肥城大手門の側の由緒施設『豫章館』の塀が傾き屋根も波打っています。
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 塀の裏を調べてみると、支え石に設置してある板が腐って、塀を支えられなくなっており傾いていました。
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 台風などの強風だけでなく、自然倒壊する恐れもあります。
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 早速、地元の専門業者にお願いし、塀を起こしてもらい新しい「ささえ板」に取り替えてもらいました。
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 木杭もしっかりと打ち込みました。これで当分は大丈夫です。『飫肥城下祭り』など秋の観光シーズンには何とか間に合うことができました。
 しかし、飫肥城由緒施設のほとんどは、昭和52年に国の「伝建地区」選定以降に復元されております。 このため、貴重な木造の建物等の施設があちこちで痛み始め、市当局にも早期の対策を訴えています。
 早く対策を講じなけば、取り返しのつかない事態が予想されます。
 飫肥城の各施設は、市の貴重な歴史資源だけでなく大事な観光資源でもあり、市民共有の財産です。市から委託を受けている限られた(財)飫肥城下町保存会の予算では、なすすべもありません。
 私も、これまで市外の観光地において、様々な歴史的資源になっている建造物を見学してきましたが、どこでも行政がしっかりと対応し、大事に守られています。
 飫肥城由緒施設等においても、市の早急な財源措置を求めます!
ご休憩にどうぞ!
 飫肥をゆっくり散策! でも、ちょっと休みたい。 そのため飫肥の有志の皆さんによって、立派な石の椅子が設置されました。(横馬場通り)
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 この椅子はこの地方で採石される飫肥石(又は榎原石)で、飫肥城の石垣にも使われています。(小村生家)
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 皆さんは、日頃から飫肥城下町の活性化のため、まちづくりの様々な団体に参加されています。
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 忙しい合間を見て設置していただきありがとうございました。

観光客の行かない『日光』巡り
 いよいよ最終日。羽田に向かう途中に世界文化遺産『日光』に寄りました。
 先ず、1999年(平成11年)の12月2日、モロッコのマラケッシュで開催された第23回世界遺産委員会において、世界界遺産に登録された「日光の社寺」の一つ『輪王寺』で車を降りました。
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 今回は、日光観光に来ても、これまでは通り過ぎてしまっていた場所を散策してみました。
 この橋は、日光国立公園の入口となる大谷川の清流に、古くから神聖な橋として架けられた『神橋』です。
 神橋はアーチ形の木造反り橋で、その構造から錦帯橋(山口県)・猿橋(山梨県)と並んで日本三奇橋の一つに数えられています。
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 初期の構造は「乳(ち)の木」と呼ばれる橋げたを両岸の穴に埋め、補強材で支える「はね橋」形式でありましたが、江戸時代になって東照宮が造営されると、寛永13年(1636)に東照宮を始めとする日光山の表玄関にふさわしいように大造替が行われ、石造の橋脚に切石を用いて補強されました。
 この石造橋脚は、天正18年(1590)に京都の三条大橋などで始めて用いられたもので、当時の先端的な土木技術であり、早速神橋に取り入れたものです。この結果、新しい神橋の形式は一新され、木造反り橋として、ほぼ現在の朱塗りの形式となりました。
 昭和19年(1944)に国宝建造物に指定され、昭和25年(1950)には国の重要文化財に指定されました。
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 次に、神橋の近くにありながら、中々行けない『金谷ホテル』を訪れました。
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 1873年(明治6年)、ヘボン式ローマ字綴りでお馴染みのアメリカ人J.C.ヘップバーン(ヘボン)博士の知遇を得て、自宅の一部を外国人の方の宿泊施設とした[金谷カッテージ・イン]、これが[金谷ホテル]の始まりだそうです。  
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 1893年(明治26年)に、日光山内をのぞむ現在地に2階建て洋室30室の[日光金谷ホテル]として営業を開始。1897年(明治30年)には、帝国ホテル(東京)、都ホテル(京都)、などとともに「5大ホテル同盟会」を結成、1916年(大正5年)には、早くもフォード自動車を購入し宿泊客の観光の便宜を図ったようです。
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 大正時代に入り日光御用邸が開設されると、日光は国内外の要人の交歓・社交の場としてさらに発展。[金谷ホテル]も、1922年(大正11年)の英国皇太子殿下のご宿泊をかわきりに、外国王室、国内宮家のご宿泊という栄を受けるようになりました。その間も明治開業当初の趣を残しながらも近代的ホテルとして増改築を経て、現在に至っているとのことです。
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 ホテル内の入ると明治・大正・昭和と歴史とロマンを感じることができます。
 別館には、昭和天皇やヘレンケラーさんも宿泊されたとのことです。
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 続いて『神橋』を渡ったところから表参道を歩いてみました。
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 二本がくっついた巨大な杉などに囲まれた参道をしばらく歩き、『長さか瀧』の上を登りきったところに『輪王寺』があります。
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 この通りでは、あれだけ多かった観光客はほとんど見かけませんでした。
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 『輪王寺』の下のながーい通りの途中は、人通りもなく静寂としていましたが、裏門では人力車をバックに雑誌のグラビア写真の撮影をしていました。
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 この通りを更に進むと、『日光東照宮』に至る広い参道に出て来ますが、この辺りでは観光客も見受けます。
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 一方、駐車場の近くにあるお土産のお店の中は、修学旅行の小学生でごった返していました。
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 予定していた今回の旅行は終わりに近づき東北自動車道を南下し、羽田空港に向かいます。
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 羽田空港を飛び立った上空からは、現空港の南東側海上に新たに滑走路を建設するため、現在建設工事を行っている、「羽田D滑走路」が見えました。
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 午後6時過ぎ宮崎の飛行場に近づき、3泊4日の旅行も無事終えました。
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 まだまだゆっくり見学したい施設や観光地もありました。 しかし、限られた日程の中で多くの皆さんや様々な観光資源に触れ合うことができました。今回の旅行で得たことを飫肥城下町にも活かしていきたいと思います。
楽しかった『佐渡』
 佐金山の佐渡島を代表する観光スポットのひとつの佐渡金山。1601年から1989年まで金の採掘が行われていた場所で、江戸時代は幕府の重要な財源になっていたとか。佐渡金山のシンボルである「道遊の割戸」は、金山を試掘するための露天掘りの跡で、地表に金鉱脈が発見されたため掘り進み割れてしまったとか。その近くにあるロマンにあふれる相川温泉のホテルを朝7時半に出発し、本日は佐渡の最北端を目指します。
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途中佐渡北端に立つ、映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台になった灯台を通り過ぎていきます。
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 さらに海水浴場のある二ツ亀を遠望し、「大野亀」に着きました。 
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 「大野亀」は海抜167mで一枚の巨大な岩でできており、初夏はトビシマカンゾウの花が一面に咲き乱れるそうです。 
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 しばらく散策した後、再び両津港に帰ってきました。
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 両津港からは12時35分発、超高速船ジェットフォイルで新潟港に向かいます。
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 楽しかった佐渡ともお別れです。
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 超高速船ジェットフォイルは、佐渡に渡る時に乗った『おけさ丸』と違いスピードも船内も快適です。
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 超高速船ジェットフォイルは約1時間で新潟港に到着します。
 新潟港にあまりにも早く着いたので、「朱鷺メッセの展望室」に行って見ました。
 「朱鷺メッセ」とは、万代島地区再開発事業で一体的に整備された施設群の愛称で、新潟県の施設である「新潟コンベンションセンター」とホテル・業務施設など主に民間施設で構成され、国際交流と地域経済発展に寄与する機関・団体等も集積する「万代島ビル」がその中核だそうです。
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 31階の展望室からは眼下に新潟市内が遠望できます。
 朱鷺メッセ展望室は地上約125mに位置しており、日本海側随一の高さを誇っており、新潟市街地はもちろん、日本海、佐渡島、五頭連峰などの景色を一望できる360度の大パノラマです。
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 9月26日から10月6日まで『トキめき新潟国体』が開催されます。展望所では観光ボランティアの育成研修を新潟の高校生が熱心に受けていました。
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 本日の最後は、最近ラーメンでも有名な「蔵のまち喜多方市」で会津うるしの展示してあるところに寄りました。
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 日もだいぶ傾いてきました。会津地方ではこれからが稲刈りのようで、豊かに稲穂が実っていました。
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 宿泊地『磐梯温泉郷』に向かう途中に寄った『裏磐梯五色沼』ではすっかり日は暮れてしまいました。
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 最終日の明日は、日光見学して宮崎に帰ります。
 
〔続き〕初めての『佐渡』
 次の目的地「西三川ゴールドパーク」につきました。
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 施設内に入ると黄金に輝く大きな「大黒天」さんが迎えてくれました。砂金に関する様々な資料なども展示してあります。
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 奥に進むと砂金とり体験所があります。
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 砂のすくい方や砂金を見つける方法の手ほどきを受けた後は、皆さん必死になって砂金探しです。
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 ようやく、私も3粒ほどの砂金を見つけることができました。
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 次に向かったところは『アルコール共和国』。興味津々で共和国に入国しました。
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共和国の中では、お酒の試飲等ができます。 お土産に何本か買いました。
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 ホテルに向かう海岸では、様々な奇岩怪岩を見ることができます。
 先ずこの岩は、『夫婦岩』!!
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 こちらは、『人面岩』
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 そして『猫岩』 だそうです。・・・・・んー? なるほど見えてきました。
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 佐渡の夕日です。
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 佐渡・相川温泉で一風呂浴びた後は、楽しみの夕食!
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お品書きによると、食前酒の「柿酒」、「紅ズワイガニ」、「お造り」、「イカのシャブシャブ」、「銀葉草サラダ」、「肉のチーズ焼き」、「イカソーメン」、「タイ釜飯」、佐渡名物の「柿シャーベット」他でした。
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 食事の後は、地元民謡愛好会の皆さんにより、「佐渡おけさ」など生演奏で踊の披露がありました。
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 皆さんありがとうございました。
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 明日は、佐渡の最北東部の観光をした後、両津港から高速ジェットフォイルで再び新潟港に渡る予定です。
〔続き〕初めての『佐渡』
 いよいよ国際保護鳥『朱鷺(トキ)』のいる「トキの森公園」に着きました。
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 胸がワクワクしてきます。
 朱鷺(トキ)は「ニッポニア・ニッポン」という学名でかって日本の各地で見られたそうです。明治以降日本中でその数が激減し、1934年に天然記念物、1952年には特別天然記念物に指定され1960年に国際保護鳥に選定されました。
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 入口から歩いてすぐ『キンの石碑』があります。
 「キン」は日本最後の野生のトキで、2003年10月10日36歳で亡くなったそうです。
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 入館すると「トキ資料展示館」になっています。トキの現在の様子を生中継で見ることもでき、資料等も多数展示してあります。
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 亡くなったトキは、はく製となっていましたが、その姿はまるで生きているようで、入館者に自然保護の大切さを訴えているように感じました。
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 更に奥に進むと観察回廊になっており、繁殖ケージ内のトキを双眼鏡で窓越しに観察することができます。
  日本でトキが激減した頃、国外では既に絶滅したものと思われていたトキは、中国で1981年に生存が確認されました。その後の温かい保護により中国では現在約1000羽まで回復しているそうです。
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 日中友好の証として1999年に中国から一組のトキのつがいが贈呈されました。
 その後、ここ「佐渡トキ保護センター」で毎年ヒナが誕生し、手厚く飼育されて現在は放鳥した野生のものを含め160羽以上が生存しているそうです。
 繁殖ケージでは数羽のトキがとまっているのが見えました。
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 「佐渡トキ保護センター」で順調に繁殖をされているトキを見て安心しました。
 続いて、楽しみにしていた小木半島のシンボル『たらい舟』に向かいました。 
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 『たらい舟』は昔から女性が操り、ワカメやサザエなどの漁に使われていましたが、現在小木港では観光客のためにひとまわり大きい観光『たらい舟』が用意されています。
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 上手く操り、『たらい舟操縦免許』がもらえた方もいらっしゃいましたが、私は初めての体験で、ちょっと無理でした。

 次は、いよいよ貴重な砂金採り、「西三川ゴールドパーク」に向います。
初めての『佐渡』
 今日は09:25出港の佐渡行「おけさ丸」に乗車するため、8時半にホテルを出発しました。JR新潟駅は夕べと違い大変な賑わいでした。
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 「おけさ丸」は長さ 134.7m で総 ト ン 数 は5,862トン、 最大旅客定員 1,705名 の大型フェリーです。新潟港から佐渡両津港まで約2時間半だそうです。
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 新潟港を出港した「おけさ丸」は31階の「朱鷺メッセ」を後に一路佐渡に向かいます。
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船上ではお客が与えるえさにかもめが群がっていました。
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 船内で出会った皆さんです。
 こちらは、新潟の高校出身で現在大学生。自転車で佐渡を一週するとのことでした。
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 北海道の高校を卒業した同級生で日帰りの佐渡旅行だそうです。
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 俳優の梅沢富美男さん(赤いセーター)のご一行です。偶然にも船内でご一緒になりました。
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 11時ようやく佐渡が近づいてきました。
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 佐渡島(さどがしま)は、新潟県沖の日本海上にある島。全島が新潟県佐渡市に属する。人口は約6万人で本州などの4島を除く日本の島の中では、沖縄本島に次いで第4位の面積だそうです。
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 両津港に上陸すると「御番所の松」が見えますが、佐渡最大のクロマツの大木だそうです。別名「村雨の松」と呼ばれ、尾崎紅葉から名づけられたそうです。
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 「かもこ旅行センター」で昼食です。『おけさ御膳』(1100円)は新鮮でとても美味しくいただきました。
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 さー、次はいよいよ佐渡の象徴『朱鷺(トキ)の森公園』見学です。
 
会津鶴ヶ城!
今回はNHK大河ドラマ「天地人」の舞台にもなっている福島県会津鶴ヶ城や新潟県佐渡に行ってきました。
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 宮崎空港では、午前9時の高千穂夜神楽のからくり人形が見送ってくれました。
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 静岡上空では、雲の間から富士山が顔を出して迎えてくれましたが、羽田からはバスで東北自動車で一路会津へと向いました。 
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 途中、安積PSで休憩しましたが、九州ではあまり見かけない、一本刺の浅漬胡瓜がたらいに入れて売ってありました。
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 郡山から磐越自動車道をしばらく走ると福島県の名山磐梯山(1819m)が迎えてくれました。
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 磐梯河東ICから降りて国道を走ると、巨大な観音様が見えてきました。御身丈、57メートルもある会津慈母大観音 だそうで、大手門のような入り口の中は公園になっているそうです。
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 『鶴ヶ城』には北出丸の方から入城しましたが、鶴ヶ城公園内には、老齢木の桜ソメイヨシノが約一千本あるそうです。そしてそれらは、明治41年に植えられてから百年にもなる古木で、現在も大事に管理され春には毎年大勢の花見客で大変賑わうそうです。
 またここの桜は、青森の弘前城と並ぶ全国でも有名な桜の名所になっています。
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 城内入り口にあるこの桜の木が『開花基準木』だそうです。
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 〔『鶴ヶ城』は現地案内板よると〕
南北朝の頃、葦名氏によって黒川城が築かれたが、文禄元年(一五九ニ年)蒲生氏郷が七層の天守閣を建て外郭を築き、黒川の地を若松と改め城の名を鶴ヶ城と命名されたとのこと。
上杉から再蒲生そして加藤となり寛永十六年(一六三九年)加藤明成が天守閣を五層にし北出丸、西出丸を増築して現在の城跡を完成させたようです。 また、戊辰の役(一八六八年)には一ヶ月のろう城に耐えたとのことです。
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 一枚の平たい石の下を潜ったところが、天守閣の入り口になっていました。
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 閣内には様々な資料等が展示してあります。
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 二層では江戸時代の内掛の試着もできます。
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 最上階の五層からは、会津若松市内が展望できますが、南側からは眼下に鉄門(くろがねもん)が見えます。
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 天守閣から外に出て、本丸跡から鉄門をくぐって城外に出ました。
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 天守閣は戊辰戦争後、明治7年に取り壊されましたが、昭和19年に国の史跡に指定され、昭和40年に再建されたそうです。いつものことながら天守閣のない飫肥城から見ると何んと羨ましいことか!会津鶴ヶ城には年間約100万人が訪れ、内約60万人が入館するそうです。(飫肥城の約3倍)
 会津鶴ヶ城見学の後、再び磐越自動車道で新潟市まで走り、日も暮れた午後6時半に、本日の宿泊地新潟駅前のホテルに着きました。
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 夕食は新潟御膳(2500円)と当地の美味しいお酒を頂きました。
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 明日は、佐渡に渡りますが、天気が気になります。 
伝統芸能の継承!
 飫肥肥城下に江戸元禄の昔から踊り継がれている伝統芸能「泰平踊」が、今年も本町組保存会の皆さんにより、飫肥小学校6年生のこども達への指導が行われています。
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 「泰平踊」は、江戸時代から伝わる郷土舞踊で、初めは町衆によって踊られていた盆踊りです。
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 宝永四年(1707)対立していた鹿児島藩と和解したことを祝って武士にも盆踊りへの参加が許されました。侍と奴が、毅然たる武士の気品さと元禄の優雅さ、伝統と格式の高さを今に伝えます。
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 踊り手は元禄風の武士姿と奴姿で、踊りは武芸十八般をかたどった優雅さがただよいます。
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 飫肥小学校のこども達は、6年生になると毎年『泰平踊本町保存会』の指導を受けながら習得し、伝統芸能を継承しています。約10日間の指導で、基礎からしっかりと習うことになりますが、自宅でも練習するそうです。
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 そして小学校の運動会や毎年10月の第3日曜日に開催される飫肥の最大イベント『城下町まrつり』のパレード参加などで披露し、多くの観衆から大歓迎を受けます。 このため、毎年こども達は、暑い中一生懸命に練習しています。先ずは10月4日(日)の体育祭デビューです。
誰の仕業?
 飫肥城の由緒施設の一つ「松尾の丸」のイヌバシリに何者かが、穴を掘り床の下に忍び込んだようです。
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 穴は2箇所発見しましたが、この床の上は殿様の「御寝所」になっています。
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 イヌバシリの堅いコンクリートを掘り起こし、床下に忍び込んでいますので、もしやと思いましたが、大きさからすると人間の仕業ではないようです。
 恐らく、最近この付近を荒らしているムジナの仕業と思われます。
 ムジナ(貉、狢)は、アナグマのことですが、体毛は暗い赤褐色。口先から眼・耳へつながる白い縁どりの暗い線があり、夜行で雑食のイタチ科の動物で単独行動し、爪が長く大きいため穴掘りが上手のようです。
 良く似ているタヌキ(狸)はイヌ科で、顔は丸く目の下に黒い斑紋があり、夜行性で雑食だが集団行動するようです。 しかしムジナのような堅い爪はなく、木のぼりは上手だが穴掘りは苦手のようです。
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 床の下を窺うと、巣は未だつくっていないようです。
 ムジナは殿様の御寝室を覗きに来のではないかと疑いましたが、夜に徘徊し人様の寝室を覗きに来る悪しき人間どもとは『同じ穴のムジナ』ではないようです。
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 幸い、観光客の皆さんが廊下を通っても見えない位置にあります。早急に対策を講じたいと思います。
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本格スタート!
 来月10月3日(土)から本格スタートする『飫肥城下町「食べあるき・町あるき」』に参加する店舗の2回目の会議を開催し、「引換券付散策マップ」や「取決め事項」の最終確認をいたしました。
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 まず、、「引換券付散策マップ」はこれまでの単一色からカラーとなり、大きさもB4からA3サイズになり、マップには城下町の通りの名称からおおよその距離などの情報をはじめ風情のある町並みなども付け加えました。
〔マップ表〕
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 また裏面には、参加するお店の様々な情報を載せるようにしました。例えば、お店の紹介では、駐車場・トイレやお茶のサービス、昼食ができるかなどの様々な情報が載せてあります。
 更に、カラーになったので、引換商品の写真もきれいで見やすく、お客さんがお店を選びやすくなりました。
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 会の最後には、ホテル北郷フェニクスの「田畑支配人」に『おもてなし』についてお話をしていただきました。
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 支配人はこれまでの豊富な経験から、お客さんに対する様々な「接客」・「おもてなし」のポイントを的確に指摘していただきました。
 特に、「お客さんは、最初にお店に入った時の第一印象で評価される。いくら良い商品を用意しても①あいさつや対応が悪い、②お店の中が散らかっているようだと印象は悪い。特に飫肥は小学生のあいさつをはじめおもてなしが良いと聞いている。これからも観光客の皆さんをガッカリさせないよう、しっかりとしたおもてなしで迎えてください。」と説得のあるお話に、参加されるお店の皆さんもおもてなしがいかに大事か納得されたようです。

 ところで、県立日南高校放送部2年生の中村さんが、10月に行われる全国高等学校放送部の大会(アナウンス部門)で『飫肥城下町「食べあるき・町あるき」』の取組み状況を発表したいとのことで、会議の模様など取材されました。
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 中村さんには、大会ではぜひ頑張ってもらい、飫肥城下町の「食べあるき・町あるき」を全国に紹介していただきたいと思います。
ソテツが危ない!
 南アジアに分布し、ソテツの若葉を餌とするチョウ「クロマダラソテツシジミ」が、とうとう飫肥城の由緒施設『豫章館』玄関前のソテツに発生しました。
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 羽を広げた大きさが3センチほどの小さなチョウ。灰色っぽい羽の外側に黒のまだら模様があります。
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 もともとは、台湾、フィリピンなどに生息していましたが、最近は、日本各地で確認されているようです。 気温30度以上では、2週間ほどで卵から成虫になるそうです。餌と環境が合えば爆発的に増える可能性もあるそうです。
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 『豫章館』のソテツは樹齢百年以上の大木です。 この貴重なソテツの木を「クロマダラソテツシジミ」の被害から守るため、早速城下町保存会職員が殺虫剤を散布しました。
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 これからも注意深く看視していきたいと思います。

 
ソバ処オープン!
 飫肥城下町にとても美味しい『ソバ処』がオープンします。
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 飫肥城観光駐車場のすぐ近くにある『器とソバ処〔きょろ窯〕』です。オープンは、今月11日(金)で一足先にお邪魔しました。
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 店の中には、店主が心をこめて焼きあげたユニークで個性のある様々な陶器が展示してあります。
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 しばらく店内の陶器類を眺めていると、待望のソバが出てきました。
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 注文した「ザルソバ」に「海老や野菜の天ぷら」と「いなり寿司」が付いています。
ソバは細身でこしがあり、一口食べて、うーんと納得できる美味さ、それは紛れもなく秘伝と言うか飫肥の新たな名所になり得るお店だと思います。食べられた皆さんは納得の感じで満足の様子でした。
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 11日にオープンだそうですが、恐らく多くの皆さんを虜にする味だと思いました。

第110回定例会
 9年前に『日南市観光ガイドボランティアの会』が発足して、第110回目の定例会が昨日開催されました。
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 「観光ガイドボランティア」の皆さんは、地元の歴史と観光スポットの紹介に熱意を持ったボランティアメンバーで構成され、事前研修や毎月開かれる勉強会、県内他地域の史跡めぐりなどを通して、研鑽に努めています。
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 昨日は、来月10日(土)から運行される日南線観光特急『海幸・山幸』について、市からのお願いを受け、活発な意見が出されましたが、とにかく飫肥の町をあげて「おもてなし」をしなければなりません。一緒にご協力をお願いします。
 現在40名の皆さんが会員として登録され、飫肥城下町の由緒施設に入館される観光客の皆さんを無料でご案内されます。  また、油津の堀河運周辺も案内していただきます。
 観光ガイドを希望される方は、1週間前までに申し込んでください。
(TEL 0987-31-0606)

記念すべき日!
 昨日、飫肥城下町『食べあるき・町あるき」が、NHK宮崎放送「いっちゃがTV」の「みやざき発掘団」のコーナーで午後5時30分分から生放送されました。
 先ずはリハーサル!
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 リハーサルの後、別室で本番前の最終チェック。
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 ハッピを着ていよいよ本番!
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 緊張の20分間が過ぎたらほっかりして急に腹が減ったけど、持って来た商品はNHKのスタッフへ各お店の商品PR。
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 帰りには百野アナウンサーやマックス桐島さんとパッチリ。  お疲れさまでした!
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 昨日は、われわれにとって初めての生出演、海の向こうではマリナーズのイチローが大リーグ通算2000本安打!   記念すべき日となりました。 『食べあるき・町あるき』事業もこれを契機にヒットを続けて行きたいものです。
 
『いっちゃがTV』
本日9月7日、『飫肥城下町「食べあるき・町あるき」事業』が、NHK『いっちゃがTV』の『みやざき発掘団』で午後5時30分から約20分間放送されます。
 『みやざき発掘団』は、町おこしや地域の地域の再発見の活動に取り組んでいる状況を紹介するコーナーだそうです。
 ぜひ、ご覧下さい!
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 すでに、昨日事前の取材でリポート等が収録されましたが、本日スタジオで放映されるそうです。
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秋の気配!
9月に入り朝夕はすっかり涼しくなり、飫肥城も秋の気配が感じられるようになりました。
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 このため、城内の桜の葉が最近毎日のように散り始めて、城内の清掃作業も大変です。
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 きれいに掃いても掃いても後から落ち葉が散ってきます。 
 でも、飫肥城下町にお見えになる多くの皆さんを気持ち良くお迎えするため、城下町保存会職員が常に城内の清掃管理を行っています。 
 台風12号のこれからの進路も心配ですが、今年は例年のような台風などの被害もなく、このまま順調に行くことになれば、来春はきっときれいな桜の花が皆さんをお迎えすることでしょう。
高鍋の魅力!「黒木本店」
 午後から、高鍋町商店街連合会の皆さんとの意見交換会のあと、連合会理事でまちづくりの仕掛け人である彫刻家 田中 等 さんのお計らいで、あの「百年の孤独」の製造蔵元『株式会社黒木本店』を訪問しました
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 『黒木本店』の正面玄関を開けるといきなり『百年の孤独』をはじめ全国にも知れ渡っている有名な焼酎が並べられていました。
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 二階に上がると、壁から椅子テーブルにいたるまで全てが天然木材で造られた和みのある部屋に案内されました。
 すぐに黒木敏之社長が、多忙な時間を割いてお見えになり、30分ほど町づくりの取組み等について懇談させていただきました。
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 黒木社長さんは、高鍋商工会長や観光協会長もつとめられ、しかも高鍋の町づくりに人並みならない情熱を持っていらっしゃいます。
 その心には、黒木本店の焼酎づくりで長年培われた伝統があり、その理念が地域づくりにも活かされているような熱い思いを感じました。
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 本店内は、美しい木々に囲まれ、いたるところにオブジェや田中先生が彫られた彫刻がおいてありました。 ここは、まさに高鍋町の素晴らしい文化・観光資源です。
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 彫刻家田中先生、地域社会や自然環境を大切に見つめる黒木本店の社長さん、お土産までいただきありがとうございました。飫肥城下町にもぜひおいでください。 
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 そして「高鍋町商店街連合会」の皆さんをはじめ、「自然愛好会」や「観光ガイドの会」のなど高鍋町の町づくりに取り組む皆さん、お世話になりました。皆さんのような人的資源をはじめ、高鍋にはまだまだ活かされていない魅力ある資源が数多く眠っています。これからもお互い定期的に交流の場を持ち地域づくりに活かしていきたにたいものです。 
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 日南への帰路の途中、高鍋城跡に寄って見ました。
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 他にも高鍋には様々な歴史的資源も豊富です。次回訪ねる時は、風情のある町並みをゆっくりと散策してみたいと思います。
高鍋の魅力!「石仏群」
 次に向かったのが、高鍋北部の石仏群がある「高鍋大師」です。
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この石仏群は山頂近くにある持田古墳群の霊を供養するため、香川県出身で精米業を営んでいた岩岡保吉翁が、1931年から50年近くかけて彫り続けたもので、大小の石仏約700余体が置かれています。
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 こちらは水戸黄門と助さん角さんの石仏です。
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 「高鍋大師」の石仏は、無骨でユーモアのある表情をしていて、どこと無く親しみがあり見飽きません。いずれの石仏にも岩岡保吉翁が彫られた年と、寄進されてモデルとなったと思われる方の名前と年齢が彫ってあります。
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 「高鍋大師」の建物の中には仏壇があり、岩岡保吉翁の当時の写真や資料等が展示してありました。
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 ここからは高鍋の町や太平洋も一望できます。
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 ここの案内をして頂いたのは『たかなべ明倫観光ガイドの会』の澁谷(しぶや)イク会長さん(ハッピ姿)です。今年81歳とのことですが、矍鑠とされしっかりとご案内していただきました。また、この会は9月26日に発足したばかりで、この日がデビューだったそうです。案内を受けた第1号は私たちの前に来られていた『東国原県知事』で、私どもは2番目でした。暑い中でのご案内ありがとうございました。
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 お昼は、高鍋で人気の餃子店にお邪魔しました。
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とても美味しかった「棒餃子」です。中には海老が入ってました。
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 左は普通の餃子ですが、右はお弁当です。
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高鍋の魅力!「湿原」
 続いて、九州の小京都「飫肥」有志の会のメンバーは、『めいりんの湯』から車で5分の近くにある『高鍋湿原』を散策しました。
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 先ず、事務所で湿原の歴史や園内の全体的な説明を高鍋自然愛好会の岩村進前会長と現会長の池田さんら受けます。 
 ここは、高いところの平らな場所にあるため昔から高平地区と呼ばれていたそうです、40年前のダム工事によって付近の表土がはぎ取られた場所に水が流れ込んで湿原になったようです。湿原内には日本最小「ハッチョウトンボ」などの珍しい昆虫や「サギソウ」など約300種類の植物が見られるそうです。
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 説明の後は、湿原内の遊歩道をお二人の楽しいトークを交えての説明を受けながら、先ず東部湿原の散策です。
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 歩き始めてすぐピンク色の「ヒメノボタン」の花が私達を迎えてくれました。
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 続いて、白鷺のような「サギソウ」の花。
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 「サギソウ」は一時盗掘に逢い絶滅の危機にあったそうですが、岩村さんたちボランティアの皆さんの保護活動により、最近再び園内のあちこちで見られるようになったようです。
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 高鍋湿原は,東部湿原と西部湿原に分かれており、両湿原遊歩道は「トンボの橋」で結ばれています。
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 「トンボ橋」を渡ると、九州地方ではあまり見かけない「ヘビノボラズ」と言う植物が実をつけていました。葉の上にトゲがあるためヘビが登れないところからこの名がついたようです。
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 西部の湿原では小さな池があり、付近では私も幼い頃追いかけていた「オニヤンマ」「ギンヤンマ」をはじめ何十匹もの様々なトンボが飛んでいました。 その中で、私達の期待していた「ハッチョウトンボ」も数匹見ることができました。
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 この高鍋湿原の保全と貴重な動植物の保護のため毎日のよう管理作業を行っていただいている高鍋自然愛好会の岩村前会長さんと現池田会長さんのお二人です。この湿原は県民の宝です。この貴重な動植物の自然の宝庫をいつまでも残していただくようこれからもよろしくお願いします。 

高鍋の魅力!「めいりんの湯」
 九州の小京都「飫肥」有志の会のの研修で高鍋町を訪ねました。
 高鍋町は秋月家3万石の城下町です。あのアメリカのケネデー大統領も絶賛した「(うえすぎようざん)」は、ここ高鍋藩7代種茂公の弟で江戸藩邸で生まれ、養子として米沢藩上杉家を継ぎ、若くして藩政改革に取り組み、藩の窮乏を救うことに成功した有名な人物です。
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 今回の研修は、その高鍋町のまちづくりを手がけている皆さんと、町内の様々な魅力ある観光資源等を探って来ました。
 先ず、高鍋温泉「めいりんの湯」で高鍋町の皆さんと合流し、温泉施設を見学させていただきました。
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 玄関を入ると、地元でとれる新鮮な野菜や果物などの農産物直売所「おみやげ処 萬采館」です。
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近くのお年寄りの皆さんが10時からの温泉入浴が開くのを待っていらっしゃいました。
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 「「めいりんの湯」の 『明倫』 とは,上杉鷹山の兄「秋月種茂公」が創設した藩校で、「人の生きる道を明らかにする」という意味だそうで、 「国づくりは人づくり」という考え方で,人として大切な生き方を教え,しっかりしためあてをもって人々のために働くことのできる人を育てようとしたものが明倫の教えだそうで、「偉人の湯」ともいわれてます。
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こちらは、男湯です。
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 奥は女湯になっていましたが、男湯と女湯は1週間で交替するそうです。
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 心ゆくまで楽しめる2タイプの露天風呂やガス遠赤外線サウナなども設備してあります。
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 施設は全てバリアフリー設計になっており、ゆったりとしてくつろげて心と体がリフレッシュできそうで、時間があれば入浴してみたい温泉です。
 


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