FC2ブログ
 現在、特別公開されている『旧高橋源次郎家』を見学しました。
IMG_0175.jpg
 初めての見学でとても楽しみです。正門から入ります。
IMG_0176.jpg
 門をくぐると右側に立派な石の灯篭があります。恐らく日南海岸の自然石を運んで築かれたものでしょう。
IMG_0177.jpg
 早速、玄関からお邪魔して、主家の中を見学さえていただきました。入り口には石甕に春の花木がおいてあり、心配りが感じられました。
IMG_0209-1
 先ず、玄関から上がって右側の6畳間には、見事な金の屏風が飾ってありました。
IMG_0191.jpg
 また、そこには日南市市制施行10周年記念式典に際し、贈られた表彰状が掲げてありました。
 これは現在市民の憩いの場となっている『竹香園』は、元々高橋氏の別邸であったものを市に贈呈されたもので、この功績を称えたものです。
IMG_0187-1.jpg
 ここが、お客を迎える本来の玄関の上がり口だと思われます。
1111111.jpg
 ここの板戸には色鮮やかな見事な孔雀が描かれ、その奥には当時では珍しい大きな鏡のある更衣室がありました。
 IMG_0184.jpg IMG_0192.jpg
 さらにその奥には当時としてはモダンなタイル張りの風呂場や風情のある洗面所がそのまま残されています。
 123.jpg IMG_0199.jpg
 そして一番奥の庭に面した部屋で源次郎氏の姪のにあたる西村様にお会いしました。ここが客間なのか後ろには、素晴らしい襖絵が目に入ってきました。
IMG_0207-1
 そこには、明治の初めに書かれた掛け軸も飾ってあります。
 IMG_0203.jpg
 そこからは、隣接して中庭が造ってあり、眺めることができます。
 IMG_0283.jpg IMG_0196-1.jpg

 外の納屋や蔵などに行く通路は全て屋根が設置されています。
IMG_0178.jpg
 通路の奥には、当時の台所や離れの蔵などが残されています。
 IMG_0181.jpg IMG_0183.jpg

 帰り際、正門の前で、高橋家所縁の皆さんにお見送りをいただきましたが、このような素晴らしいしかも価値の高い建築物を見学させていただき有難うございました。
IMG_0266.jpg
 この『旧高橋源次郎家』は飫肥の実業家で貴族議員でもあった高橋源次郎氏が、明治中頃に建てられたものだそうです。
 母屋の屋根は、寄棟で茅葺から瓦葺に変わる最初のものであったようです。
 いずれにしても、当時実業家であった高橋家でしか見られない贅沢なつくりですが、今でも高橋家の所縁の皆さんのご尽力で当時のまま残されています。 現在は、歴史的にも大変貴重な屋敷で、当地域における歴史的文化資源としても価値の高い建築物だと思います。何とかこれからも大事に守っていくべき、いや守らなければならない大変貴重な建築資源だと痛感しました。
 飫肥城下町にはこのような大変貴重な建造物などが何とか守られています。しかし空き家になると朽ち果てるのはあっというまです。市も、このような貴重な建築物は、他人に任せるのでなく最優先的にその手立てを考えるべきです。

スポンサーサイト



Template designed by アクセラと+αな生活(ホノミ)

Powered by .