先日、小村記念館で『文化遺産を活かした町づくり』というテーマでシンポジウムが開催されました。
これは、平成20年度から日南市が取組んでいる『文化財総合把握モデル事業』の一環として開催されたものです。

先ず、九州大学大学院の西山教授の基調講演です。
国内には、様々な未指定の文化財がいたるところに数多く存在しているが、年々消失しているとのことでした。このため、社会全体で保存継承することが必要で、文化庁の『歴史文化基本構想』に基づく『文化財総合把握モデル事業』の取組が、今後期待されるとのこと。

今回のシンポジウムには、福岡県太宰府市、鹿児島県奄美、沖縄県南城市、兵庫県篠山市、それの日南市の事例発表がありました。

いずれも従来の文化財概念にとらわれず、市民と共有できる独自の視点に基づき保存継承を円滑に進めており、将来的にこれらの文化財を有効に活用していくための独自の仕組みづくりに取り組んでいます。

飫肥城周辺には、『飯田病院』など埋もれている多くの文化資源がまだ何とか残っています。しかし年々その資源は失われつつあります。その危ぶまれている資源は一時も早い手立てが求められています。その点からも、今回のシンポジウムは、県外の先進事例等を知る良い機会で、学ぶことも多く、今後飫肥地区参考にすべき点もあり大変参考になりました。
これは、平成20年度から日南市が取組んでいる『文化財総合把握モデル事業』の一環として開催されたものです。

先ず、九州大学大学院の西山教授の基調講演です。
国内には、様々な未指定の文化財がいたるところに数多く存在しているが、年々消失しているとのことでした。このため、社会全体で保存継承することが必要で、文化庁の『歴史文化基本構想』に基づく『文化財総合把握モデル事業』の取組が、今後期待されるとのこと。


今回のシンポジウムには、福岡県太宰府市、鹿児島県奄美、沖縄県南城市、兵庫県篠山市、それの日南市の事例発表がありました。

いずれも従来の文化財概念にとらわれず、市民と共有できる独自の視点に基づき保存継承を円滑に進めており、将来的にこれらの文化財を有効に活用していくための独自の仕組みづくりに取り組んでいます。

飫肥城周辺には、『飯田病院』など埋もれている多くの文化資源がまだ何とか残っています。しかし年々その資源は失われつつあります。その危ぶまれている資源は一時も早い手立てが求められています。その点からも、今回のシンポジウムは、県外の先進事例等を知る良い機会で、学ぶことも多く、今後飫肥地区参考にすべき点もあり大変参考になりました。
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