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飫肥城の日々
飫肥城下町の魅力を発信
看板が完成!
 いよいよ5月1日から『食べあるき・町あるき』がリニューアルスタートします。その引換券付きマップのPRと販売の中心となる『飫肥城駐車場窓口』の看板が完成しました。
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 これまでの駐車場の販売は、臨時の窓口としてテントなどを張りその下で販売業務を行ってきました。 
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 しかし、暑さ寒さや雨風など担当者は大変苦労してきました。
 このため今年3月に市の助成を受け、しっかりした販売所を設置致しました。
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 さらに、今回お見えになる皆さんにはっきり分るように、看板を設置することにしたものです。
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 そしてこのように立派な看板が完成しました。
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 看板を設置していただいた業者の方とチケット販売スタッフです。
 ここの販売所では、5月1日から引換券付きマップの販売だけでなく、各施設の入館チケットの販売や簡単な飫肥のご案内もします。
 飫肥城にお見えになる方を、最初にお迎えするのがここの施設になります。
 先ず、気持ちよく笑顔でお迎えする。 そして『飫肥を楽しく観光し、満足して帰っていただく!』をモットーに、しっかりおもてなしをしなければなりません。
 5月1日からの『食べあるき・町あるき』リニューアルスタートで参加店と内容等がさらにアップします。多くの皆さんをお待ちしています。
 詳しくは、観光にちなんの旅をご覧下さい!
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壁が剥げた!
 飫肥の由緒施設の『豫章館』壁が剥げているのが見つかりました。
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 『豫章館』は明治2年、14代藩主が飫肥藩知事に任ぜられて城内から移り住んだ屋敷です。
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 飫肥の典型的な武屋敷、その床の間の壁が落ちていたのです。
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 良く見ると、その反対側の壁も膨らんでいて今にも落ちそうです。
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 専門家に見てもらうと、原因は屋根の瓦のようです。
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 屋根を調査してもらうと、瓦が割れたり漆喰が外れたりしていて、そこから雨が浸み込み壁に影響を与えているとのことでした。下から見ても軒の木などが水腐れを起こしているようです。
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 このままにしていたら、この貴重な建物が朽ち果てるのが目に見えています。
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 早速、左官業者にお願いして壁の修理と屋根の補修をしていただくようお願いしました。
 せめて床の間の壁だけでもゴールデンウィーク前に修理することにしましたが、『豫章館』だけでなく、今飫肥城の多くの建物が傷んでいます。
 抜本的な対策が必要で、早急な対応を市に求めていますが、動きが鈍くてとても残念です。
新しいマップ完成!
 五月一日から販売開始する新しい『食べあるき・町あるき』事業の引換券付きマップが完成しました。こちらは表のマップです。
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 そしてこちらが裏面で、各お店の引換商品等が紹介してあります。。
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 この事業に新たに6店舗が加入し、全部で41店舗が参加して引換商品も食べ物やお土産品など様々で、楽しみもグーンとアップします。
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 今日も関東方面から『食べあるき・町あるき』ツアーの皆さんがお見えになって楽しそうに飫肥の城下町を散策されていました。
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 皆さんにこの事業の感想を伺うと、「この企画はとっても楽しい!」「ここの町の皆さんが皆で協力し頑張っている感じがします。」「とっても得した感じです」「今度ゆっくり来てみたいです。」などの声をお聞きします。
 今飫肥城下町では、ラーメン店を初めいろいろなお店がオープンしています。空き家も無くなりつつあり、町の活気が確実に戻りってきています。
 昨年4月29日に『食べあるき・町あるき』が16店舗で事業開始し、もうすぐ一年目を迎えます。効果がようやく出てきた感じがしています。
 明日もツアーの皆さんが『食べ歩き』にこられる予定です。私たちもお客さんに満足していただくよう、これからもしっかりおもてなしをして参ります。
『振徳堂』で読書!
 飫肥小学校の子ども達が、藩校で読書会を行うとのことで行ってみました。
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 門をくぐって玄関に行くと、子ども達の靴や傘が綺麗に揃えて並べてあるのを見て、先ずびっくりです。
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 玄関からあがっての中を窺うと、子ども達が座っているのが見えました。
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 『素読の間』の部屋に入ると静まり返って中で、子ども達が設置したばかりの座机に座っています。
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 我が目を疑いました。子ども達全員が黙々と読書しているではありませんか。 
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 部屋の外の野鳥の声が聞こえるだけです
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 私が最近行ったある小学校では、授業中でも子ども達はお喋りしていて、騒々しく席を離れるものもいました。
 しかし、ここの子ども達は玄関の靴もきれいにそろえ、読書中に誰一人声を出すものがいません。
 教育の原点である道徳教育が、多くの偉大な人物を輩出したここ『振徳堂』で養われていると思いました。
 飫肥小学校の子ども達は、学校の行き帰りに会うと必ず挨拶します。
 このため全国から飫肥城見学お見えになる観光客の皆さんは、礼儀正しい子ども達に驚ろかれるとともに感動されます。
 全国に誇れる規範意識を持ったここの子ども達が、これからも素直に成長していってほしいと願ってます。
 今回座机を備えて本当に良かったと心から思いました。
 
座机完成!
 飫肥藩の藩校『振徳堂』。そこの『素読の間』に置く座机が完成しました。
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 これは、この『振徳堂』を保存管理するだけでなく、積極的に市民の皆さんに活用していただくようにと、私どもの『飫肥城下町保存会』の自主事業として、地元の家具やさんにお願いし、製作したものでえす。
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 この座机は、今回六脚を作りましたが、全て地元で育った飫肥杉材を用いて製作しました。
 今後多くの皆さんに利用していただきたいと思います、
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 ところで、『振徳堂』は天保二年(1831年)に藩主祐帰がこの学問所を増改築し、当時の藩士が動乱の幕末や維新の南極に処して、文武両道をきたえたところです。
 多い時には百余名を収容し、明治四年まで多くの人材を輩出しました。
 その中で、飫肥西郷と言い継がれている『小倉処平』や、明治の偉大な外交官『小村寿太郎』も学んでいました。その『小倉処平』の顕彰碑と『小村寿太郎』の胸像が敷地内にあります。
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 今でも、地元の多くの皆さんが畏敬の念を持って訪れます。
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 明治になってからは、小学校、女学校、警察官教習所、保育園などに使用され、部分的に改修されました。今残っているのは主屋玄関、長屋門などです。
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 古い『振徳堂』の平面図によると、この他に聖堂、藩公休息の間と書斎、講堂、槍場、撃剣場、土蔵、東寮などがあり相当な規模であったようです。
 戦後になってからはほとんど使用されず、崩壊寸前まで荒れていたが、昭和五十年飫肥城復元協力会の手によって保存復元に手がつけられて、現状が保たれたようです。
 次は、ここで新しい座机を使って行われた、飫肥小学校の子どもたちの読書会の様子を伝えます。
『みんなの茶の間』オープン!
 本日、飫肥の城下町に、赤ちゃんからお年寄りの皆さんまでが交流し、人と人とのつながりを生み出す『みんなの茶の間』と言うユニークな居場所がプレオープンしました。
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 ここをオープンしたのは、『特定非営利活動法人ハートム』です。この法人はより良い社会を次世代に引き継ぐため、清武町を拠点に様々な活動を行っているNPO法人です。
 理事長の初鹿野聡さんにお聞きすると、
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「新しいふれあい社会づくりを目指すため、地元の皆さんだけでなく観光に来られた方など様々な皆さんが気軽に立ち寄っていただき、これからの時代に即した助け合いと支えあう地域社会を築く場所として提供したい。」とのことです。
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 今日のプレオープンには、近所の高齢者の皆さんや子育て中の皆さんなど多くの方がお見えになりました。
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 テーブルには、ソムリエ高橋裕喜さんによる『フランス家庭料理』の振る舞いがあり、本場フランス仕込の家庭料理を囲みながら、早速あちこちで楽しい笑いや団欒が始まり、とっても賑やかでした。
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 『みんなの茶の間』のオープンは、4月25日(金)午前10時です。
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 開設時間は、毎週月、水、金の午前10時から午後4時までです。
 『みんなの茶の間』は訪れられる方の心の拠り所であり、赤ちゃんからお年寄り、悩みのある人から出会いたい人、どうしたらいいか分からない人から何かしたい人など様々な皆さんが地域で気軽に触れ合える場所だそうです。 多くの皆さんが訪れられ、楽しい時間を過ごしていただきたいと思います。
 場所は飫肥7丁目『初鹿野酒店』の隣です。
 お問合せは、『くらし心叶夢(ハートム)』0985-71-4521です
新茶!
 今年は四月になっても、寒さがぶり返ったような日が来たかと思ったら、梅雨になったようなパッとしない日が続いています。  でもここ串間のお茶畑ではしっかりと新芽が育っています。
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 太陽暦の5月2日ごろが『八十八夜』ですが、早いところでは、もう茶摘も始まっているようです。
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 一方こちらは、何に見えますか?
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 そうです! あの有名な大束のお芋『紅寿』畑のビニールマルチです。
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 これから本格的な植え付けが始まります。
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 串間市は、農林畜産業などの第1次産業が大変盛んなところです。 その串間市では、今年の7月に市長選挙が行われます。 串間市は他の市町とは合併せず、自立できる自治体を目指しています。
 しかし、そのためには強力な財政基盤づくりを進めなければなりません。 その1つとして考えられる原発誘致の可否が、市長選の争点になりそうです。 
 様々な考えがあると思いますが、住民はどのような判断をするのか、となりの日南市に住んでいる者として、大変成行きを注目しています。
前撮りです。
 多彩な行事が行われていた18日(日)、城内で結婚式の前撮りをされているカップルさんを見つけました。
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 ご家族や観光客の皆さんが見守る中で、お二人はカメラマンの注文に終始笑顔で応えていらしゃいました。
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 幸せなお二人は、南郷町の猛旨くんと友美さんです。
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 感想を聞くと、友美さんは「幸せな家庭を築きます。」、 猛旨くんは「このようなことは初めなので、何か不思議な感じです。」とのことでした。 式は6月27日に市内のホテルで行なわれるそうです。お幸せに! 
 賑わった日曜日!
 毎月第3日曜日は、『泰平踊』の自主公演が行われます。
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 公演するのは『本町保存会』の皆さんです。
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 昨日はとっても天気が良くて、北海道からお見えの皆さんも一緒に写真に納まって感激されていました。
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 午前中の公演は『本町保存会』の皆さんによって鐘撞き堂下で行われましたが、午後からは大手門内で『亀の子』の皆さんよる公演です。
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 また大手門前では、『祐兵クラブ』による人力車の無料乗車サービスも行われました。 ご一緒に記念撮影もOKです。
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 観光にこられた皆さんは、このような行事がある日に来れて「大満足です!」「ついてます!」「感激!」「感動した!」「楽しかった!」と言って、とっても喜こんでいただいてます。
 これら行事は全て各団体の皆さんによってボランティアで行われています。 他にも飫肥には多くの町づくり団体が活躍しています。 このように様々な団体の皆さんによって、飫肥の観光は支えられていると言っても過言ではありません。 これからも一層の連携と協力をお願いいたします。

ガイド研修です !
 宮崎交通のバスガイドさんが、新人研修で飫肥にお見えになりました。
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 今年採用になったバスガイド1年生の皆さんだそうです。井上ガイド副部長さんが引率です。
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 城内の施設見学をされた後は、新人三人で飫肥城下町の『食べあるき・町あるき』も体験していただきました。 
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 皆さんの感想は、「飫肥の城下町は、昔にタイムスリップしたみたい!」「飫肥の天ぷらが美味しかった、 お奨めです!」「昔の町並みが残っていて風情がありとってもきれいな町です。」、最後に「多くのお客さんをお連れしま~ス」と頼もしいコメントいただきました。これから頑張って早く一人前になっていただき、宮崎のいい所をどしどしPRしてください。
 昨日、県外の女子高校の皆さん約200名が遠足で飫肥城見学に来られました。
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 城内で記念撮影の後、『旧本丸跡』で昼食をとって城内見学です。
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 その後、飫肥城下町を『食べあるき・町あるき』で楽しく散策。
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 仲の良い数人のグループに分かれ、先ずはお目当ての商品とお店のチェックです。
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 賑やかな声がするので、あるお店をのぞいて見ると「美味しい!美味しい!」と言いながら引換商品を召し上がり中です。
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 商人通りでは、すでに名物料理やお土産を頂いた皆さんが、引換券付マップを片手に散策中です。
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 さすが若い高校生! 城下町のあちこちを元気良く巡っていました。
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 皆さんとっても楽しそうでした。
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 毎日授業で頑張っている皆さん! 飫肥城下町の『食べあるき・町あるき』いかがでしたか?
 たまには、このような思い出づくりもいいでしょうね。しかも美味しくてとっても楽しい体験が出来たと思います。でもちょっと時間足りなかったかな~。
 いよいよ5月1日からは、更にお店の数が増え引換商品の内容等が充実した『新しい引換券付食べあるきマップ』が登場します。
 次は、ご家族や他のお友達と来ていただき、ゆっくり飫肥の町を満喫してください!
『鯉のぼり』揚げ!
 五月五日のこどもの日が近づきましたが、今年も『小村寿太郎侯生家』の庭に鯉のぼりを揚げる準備をしました。
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 竹は、城内にある孟宗竹の真直ぐなものを見つけ、保存会職員四人かかりで竹を立ち上げました。
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 今朝は、あいにくの雨でしたが昼からは雨も上がって来ました。
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 夕方には青空も出はじめ、コイは元気良く泳ぎ始めていました。
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 『小村寿太郎侯生家』は、商人通りの近くにあった主家をこの地に移したものですが、ここは飫肥城下町を見下ろす小高い場所にあります。
 飫肥の子ども達もこのコイのように元気に育って、願わくは小村侯のように我が国を支えていける立派な大人になって欲しいものです。
有難い『助っ人』の皆さん!
 春の訪れとともに忙しくなるのが、飫肥城の各施設の草管理!ここ『国際交流センター小村記念館』の周辺でも例年以上に花木や雑草などの成長が早いようです。
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 庭園内で咲き始めた草花の中に混じって雑草が生い茂り、どれが草花なのか雑草か区別がつか無くなっています。
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 年間で最も観光客の多いゴールデンウィークも近づいているし困っていたところ、『日南市観光協会』から、5人の皆さんを派遣していただきました。
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 派遣いただいた皆さんによって、庭園内の雑草を段取り良く次から次へと除去していただきました。
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 『国際交流センター小村記念館』の玄関前もご覧の通りすっかりきれいになりました。
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 雑草の中に混ざっていた草花なども生き返ったようです。
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 如何です! これで安心して観光客の皆さんをお迎えすることができます。
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 除草作業に当たっていただいた皆さん有難うございました。お陰で見違えるほどきれいになりました。
 飫肥城下町『食べあるき・町あるき』が昨年4月29日にスタートしてもうすぐ1年目を迎えます。
 引換券付マップの販売も予想以上に好評で、現在の引換券付マップが、残り少なくなりました。このため、現在新しい引換券付マップを作成中です。
 そこで、この機会に新しく参加を希望される店舗を含めた『参加店会議』を開催しました。
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 今回の会議の目的は、その新しい引換券付マップと今後の取組等について最終確認を行うためです。
 新たに6店舗の加入があり、全部で41店舗が加入し、内容等もさらにアップします。
 様々な意見や提案がなされましたが、この事業は確実に軌道に乗りつつあります。
 その結果、新たなマップは5月1日(土)から発売開始することになりました。
 更に同日からこのマップ販売所として新たに『酒谷道の駅』も加わって頂きます。駐車場のマップ販売所でも各施設の入館券を取り扱うことにします。
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 後は、飫肥城下町保存会と参加商店、地域の皆さん、行政・各種団体等がしっかりと連携をとって客さんをお迎えすることです。さ~これからが本当の事業展開です。 
雨の日の『豫章館』
 飫肥城大手門の近くにある『豫章館』は、明治二年に造られた藩主伊東家の住まいで、飫肥城下では最も風格のある武家屋敷です。
 しかし、雨の日の『豫章館』は大変です。
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 主玄関の横から格調高い庭に出ることができます。
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 しかし、雨の日に庭の見学することは、至難の技です。
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 『豫章館』の庭園は、武学流の作庭で、広い空間に庭石や石灯篭・庭木などが巧みに配置されている枯山水式庭園です。
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 その庭園が雨の日は、ご覧の通りで大海に浮かんでいるようです。
ところが、縁側から見る庭園は素晴らしく最も見ごたえもあります。
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 庭園は、遠くの愛宕山を借景にして造られています。
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 一方、雨の日は庭園が湖みたいになり縁側まで行くことができません。
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 これは、『豫章館』の庭園を含めた屋敷まわりの表土が、長年のうちに流亡してしまったことと、庭園が観光客の見学コースになっているため、地面が堅く踏み固められたことが原因のようです。
 このため雨水が地中に吸い込まれず庭一面池のようになってしまうのです。
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 そこで応急措置として、現在地元の石屋さんに相談しているところで、屋敷の犬走りに添って長方形(厚さ150㎜)の飫肥石を敷き、縁側まで行けるようにしたいと考えています。
 そして通路だけでも確保し、雨の日も縁側に座って、観光客の皆さんに庭園を眺めて頂きたいと思います。


 
 

見やすくなりました!
 飫肥城歴史資料館の前にある案内板、設置して10年以上になり文字もしらけていました。
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 板をよく見てもどんな文字日かはっきりしません。掘り起こしてみると付根も腐っています。
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 そこで、地元の看板屋さんにお願いして新旧交代です。
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 如何です! よく解るでしょう!
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 『飫肥歴史資料館』を出て左は、『旧本丸跡』と『松尾の丸』に行けます。一方右の階段を降りていくと『小村記念館』と『豫章館』に行けます。これで観光客の皆さんも安心して城内散策ができます。 
おめでとう!『新一年生』
 本日、10時から城内にある飫肥小学校の入学式が行われました。
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 今年の小学一年生は49名(男子29名、女子20名)です。
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 新1年生の入場の後、1年生の代表に教科書の授与がありました。
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 続いて、校長先生のお話とPTA会長のお話です。校長先生は新入生と3つの約束をされました。
一つは『えがお』、二つは『あいさつ』、三つ目が『返事』です。PTA会長はそれに『車に注意!』を加えました。元気な『おびっ子 一年生』はこのことを良く守って元気に成長して欲しいですね~。
 『小村寿太郎侯』の肖像画が、皆さんをジーと見守っていますよー。
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 今日の入学式は、小学校の玄関の前から会場までたくさんの花が飾られていました。
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 この花は、小学校の美化に努めている谷口技術員さんが、小学校の子どもたちと一緒に丹精込めて育てられたものです。
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 今年の入学式は、137回目とのことです。そうすると第一回目は明治6年ということになります。 確かに、一時宮崎県が創設された明治6年10月22日に飫肥小学校として認可されたようです。 その後明治9年から15年まで鹿児島県に属したこともあります。その明治10年の『西南の役』のときは、飫肥隊の本営にもなったようです。
 このように、飫肥小学校は歴史も長く伝統もあります。『小村寿太郎侯』を輩出したこの地の子どもたちが、将来大きく羽ばたくことを願ってます。 がんばれ『おびっ子 一年生』!
おっ 助かった!桜の木。
 城内の桜もすっかり散り、葉桜となってしまいましたが、昨年植栽した桜の木の上を大きな楠木や杉の枝が覆っていました。
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 この桜は『寒咲き日南1号』と言って1月末から咲き始めるとってもきれいな桜で、地元北郷町の黒木さんが品種改良されたものです。
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 そこで、このままでは、日が射さないため桜の木が十分育たないので、地元の造園業者にお願いして上部の楠や杉の枝を除去したいただくことにしました。
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 バスケットの先を長く伸ばして、支障のある枝を切り落としていきます。 
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 見る見るうちに上部が明るくなってきます。
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 『松尾の丸』の階段から見ると、除去前と後では見通しも全く違います。
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 支障枝等が除去された後は、日が射しすっかり明るくなってしたの」木々も生き生きと元気になったようです。
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 城下町保存会では、昨年から1年を通していろいろな花が咲き続けるように、城内のいたるところに様々な花木等を植栽しています。これからも城内環境を損なわないように、このような支障木などの整理や除去等に努めて行くことにしています。
幸せ杉 !
 飫肥城内にある『幸せ杉』に幸せなお二人がご結婚写真の前撮りに来られました。
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 ここは、四本の大きな杉が仲良く合わさっている『四合わせ杉』で、今話題の『幸せスポット』です。
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 飫肥城にお見えになった皆さんが、旧本丸跡の杉の木立に癒されて、帰りにここで幸せを持ち帰っていただく・・・・と言うことです。
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 お二人は観光関係の仕事で知り合われたお似合いのカップルさんです。コメントをお願いしたら「飫肥に多くの皆さんに来ていただきたいですね。」「ここに来たので幸せになります。」とサービスのあるコメントいただきました。
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 結婚披露宴は、5月15日だそうです。 幸せ杉へ前撮りにお見えになった村角さん! きっと幸せになること間違いなしです。
 
『初夏 !』
 今日の飫肥の町は暑かった」
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 春の象徴『ソメイヨシノ』ここ飫肥中学校校門の桜は、既に散り始めもう初夏の風情です。
 上を見上げると桜は花が落ちもう若葉が芽を吹いています。
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 飫肥中学校の校門に続く通りの桜の木の下は、花びらが一面を覆っていました。
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 すっかり、落ちてしまった花びらは、あたり一面真っ白でまるで紙吹雪を敷き詰めたようでした。
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 このようにして、今年の春も去り飫肥の城内には、いち早く初夏が訪れたようです。
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 今日お見えになった北海道のお客さんは、「来る時は未だ雪が残って、桜は未だ蕾です。」とおっしゃっていました。
んっ!埋蔵文化財発掘?
 大手門通りの一角で地面を掘り起こし、構造物を造るための埋没文化財調査が行われている様子であったので、急いで現場に行ってみました。
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 近づいてみると現場では、様々な機材を駆使して掘削作業が行われていました。 
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 作業の現場の責任者に許可を得て、掘り起こしてある中を覗き込むと、作業員が慎重に中で作業活動中でした。
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 しかし、どうも様子が違うので、よく見て見てみるとパイプの接続作業中のようでした。
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 そこで、現場責任者に話を聞くと、近くの集会場に水道を引くためのパイプ埋設と接続工事とのこと。
 せっかく掘り起こしているので、古い時代の遺物でも出ないかと聞いたら、過去に道路拡幅工事を行っており、既に新しい土を盛っているため古いものは出ないとのこと。
 願わくは、この際ここの信号機や電柱等もパイプと一緒に埋設するなど、もっと景観美化にも配慮していただきたいものですね~。
 
駐車場窓口完成!
 3月初めから設置工事にかかっていた観光駐車場の常設窓口が完成しました。
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 今までは、添乗員等の休憩室前の軒下にテントを張り、昨年7月から臨時の窓口として午前10時~午後3時まで、『食べあるき・町あるき』のマップ販売窓口として多くの観光客の皆さんにマップ等の案内と販売を行ってきました。
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 しかし、直射日光の当たる暑い日や北風の吹く寒い日、雨や風等の日は、お客様に十分な対応ができず、早急な常設の窓口設置が求められていました。
 その結果、市の21年度補正予算措置により念願が叶いました。
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 出来上がった常設窓口は、大変立派なもので、設置に当たって直接マップ販売に携る保存会職員の要望や意見なども取り上げていただきました。
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 外観は飫肥杉を用いて周辺に配慮した造りで、窓口も広くて大きくお客さんに十分対応できます。
 また、内部も全て飫肥杉製で事務処理しやすいように工夫してあります。
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 駐車場窓口は、『食べあるき・町あるき』マップ販売枚数が、飫肥城の由緒施設窓口の中では最も多いところです。 しかも、飫肥の観光にお見えになった皆さんを最初にお迎えするところです。
 そこでここでは『食べあるき・町あるき』マップ販売だけでなく、今後は由緒施設の入館券販売もしなければなりません。このため、人的配置の対応も早急に検討し、お客さんの様々なご要望に応えて参りたいと思います。
 
オープンしました!
 飫肥城下町に新しいお店が4月1日に開店しました。
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 中華料理のお店『泰平』です。店内は、中華のお店なりの工夫がしてあります。
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 店長は、「ここの店は中華全般からひねった創作中華までお客さんが満足できる料理を提供したいと思います。自慢のメニューは『マーボー豆腐』と『スープ明太子チャーハン』です。」と答えられましたが、お客さんに聞くと「どれもとってもおいしいですよ~。」と満足されていました。
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 中華料理店『泰平』は本町通りにあり、『食べあるき・町あるき』事業にも『マンゴープリン』を引換商品にして参加の予定です。
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 『食べあるき・町あるき』事業には、新たに5店舗が参加の予定です。いずれも魅力のあるお店です。飫肥城下町の一層の賑わいを創出してくれることでしょう。楽しみですね~。
 
『蘇った小村侯の案内板』
 郷土飫肥が輩出した明治の偉大な外交官で日本の近代外交の礎を築いた『小村寿太郎侯』の遺徳・功績を顕彰し、国際化に対応できる人材育成や文化活動に寄与することを目的に平成5年1月に開館した『国際交流センター小村記念館』。 その正面に入り口に立ててあった案内板をこのたびリニュアルしました。
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 今までの案内板は15年前の記念館開設時に建てられたもので文字や写真等がかすれて見難くなっていました。
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 腐ってぐらぐらしていた案内板の支柱等も新しく建て替えました。
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 きれいになったでしょう!
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 英文の説明内容も多少修正しました。
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 『小村寿太郎侯』は、外務大臣を辞任した年の1911年11月26日に神奈川の葉山の自宅で亡くなっています。来2011年は小村侯の没後100年目です。 その功績をみると侯の一生は私利私欲のためでなく、国家国民のためにまさに命を懸けたものであった。今の国会議員の皆さんもぜひ見習って欲しいものです。
 
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