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飫肥城の日々
飫肥城下町の魅力を発信
栄養会!
 飫肥城下町保存会と関係する皆さんで『栄養会』を開きました。
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 会場は、飫肥城下町『食べあるき・町あるき』事業の運営でいつも協力いただいている『ギャラリィーこだま』さんの庭をお借りし、ご支援まで頂き楽しい会を開くことができました。
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 今回は、県内で深刻な問題になっている『口蹄疫』で苦しい状況の農家を応援する意味からも、牛肉や豚肉などを中心に食い尽くしました。
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 また、同時に『口蹄疫』義捐金の募金箱を設置したところ多くの皆さんに協力いただきました。
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 皆さんは、ゴールデンウィーク中も休みなく頑張って頂きました。
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 今回は疲れを吹き飛ばす楽しい『栄養会』になりました。
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 『ギャラリィーこだま』のオーナーさんには大変お世話になりました。
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 『食べあるき・町あるき』の引換券付マップも大変好調で推移しており、5月の売上げは、4,000枚を越す勢いです。
 今、飫肥の町並みも1年前とは違い、多くの観光客の皆さんが商店まで足を伸ばすようになり、賑わいと営みが少しづづ蘇りつつあります。
 これからも、飫肥城下町保存会としては、飫肥のまちづくりの一翼を担うという意識を持ち、地域の皆さんと一緒になって職員一同頑張って参ります。
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『新報道2001』取材!
 昨日、フジテレビで5月30日(日)7:30~8:55にオンエアされる『新報道2001』の取材がありました。
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 取材の目的は、飫肥出身の明治時代の偉大な外交官『小村寿太郎侯』の人物像です。
 取材は、日南市文化生涯学習課の岡本課長が対応いたしました。
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 『小村寿太郎侯』は、1902年に日英同盟を結び、日露戦争後の講和会議では全権大使としてポーツマス条約を締結。また、明治時代、最大の課題であった不平等条約を改正し関税自主権を回復しました。その功績で日本は名実共に独立主権国家として、諸外国と対等な立場に立つことができるようになりました。まさに『小村侯』が私利私欲を捨てて国家国民のために交渉を行った『誠意の外交』の成果だと思います。
 今の時代に『小村侯』がいたら沖縄の基地問題や北朝鮮の拉致などの外交問題も、米国や北朝鮮などと体を張った熱意と誠意の交渉で、必ず成果を出してくれているものと信じます。
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 取材にお見えになった清水ディレクターさんです。
 フジテレビが制作する『新報道2001』は、須田哲夫アナウンサーを中心にした生放送番組です。 これまでの「政治討論」一辺倒から脱却して、報道局の精鋭チームが、毎週、全国・全世界に飛び出して深層取材を行うとのこと。しかも、今までどの政治討論番組、どの報道・情報番組も絶対にできなかった『ニュースを発信する生スタジオ』を目指す番組とのこと。『新報道2001』
 コンセプトは、ズバリ、『深層取材VTRでキーマンを生取材・・・この90分で日本が変わる』だそうです。  明日の日曜日朝7時半からご覧下さい!
頭上に注意!
 『豫章館』は、今さつきが咲いて庭園がきれいです。
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 ところが、屋根の瓦がの間に雑草が生えたりあちこちで傷みが目立つようになりました。
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 瓦の中には割れたり、漆喰が落ちたりしてる箇所があります。
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 このため、本日から6月4日(金)まで屋根瓦の修理をすることになりました。
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 屋根瓦修理中のしばらくの間、観光客の皆さんは、きれいなお庭だけでなく、頭上にもご注意していただくようにお願いいたします。
案内板が蘇る!
 小村寿太郎侯の生誕の地にある『旧山本猪平家』の案内板が、古くなり所々が剥げて見苦しい状態になっていました。
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 このため、当保存会では業者にお願いし、この度きれいに修理しました。
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 この建物は、当時の豪商『山本猪平』が金策に困っていた小村侯の宅地を購入し、明治40年に建てられもので、飫肥の商人屋敷をほぼ当時のまま残してある貴重な屋敷です。『山本猪平』は当時外務大臣の『小村寿侯』が帰省した時に泊めてあげたいとの想いがあったようです。
しかし、『小村寿太郎侯』はこの後2年後に亡くなっています。
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 ここ『旧山本猪平家』では、『食べあるき・町あるき』事業の引換券で、『小村寿太郎侯』を称えて作られていた和菓子『寿太郎巻き』(小豆あん)を約50年振りに復活し、ここで交換できます。
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 また、新しいタイプの日向夏あんも開発し、準備してあります。復活活した古いタイプと新しいタイプの『寿太郎巻き』は懐かしい味がします。一度味わってみてはいかがですか!
 
飫肥城の栴檀!
 飫肥城大手門から入城すると、最初に迎えてくれる木が『栴檀(センダン)』の木です。
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 その『栴檀』の花が先日まで満開でした。
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 良く見ると、5個の花びらを持つ小さなかわいい花が、房状にびっしり咲いていました。
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 この時期に観光にお見えになる皆さんは、北海道や東北の皆さんが多いのですが、珍しいのか 「これは何の木ですか?」 とよく尋ねられます。
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 『栴檀です。』と答えると、「『栴檀は双葉より香し』のあの栴檀ですね!」と感激されます。
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 ところが、『檀は双葉より芳し』の諺でよく知られるセンダンは、『白檀(ビャクダン)』を指すそうです。
 『白檀』の原産地はインドなどの熱帯樹で栽培もされており、紀元前5世紀頃にはすでに高貴な香木として使われていたそうです。
 しかし、飫肥城の『栴檀』は先日の雨と強い風ですっかり落ちていました。秋には、黄色い実をつけ野鳥のご馳走になることでしょう。
ご協力を!
 宮崎県で発生した『口蹄疫』は、まだ発生が拡大しており、終息の気配が見えない状態です。
 このため、観光駐車場では、車両の消毒対策のため、石灰を撒いて対応をしています。
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 しかし、更に徹底した防疫対策を講じるため、新たに『大手門』『豫章館』『小村記念館』の3箇所を消毒地点として消毒用マットを設置しました。
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 マットには、消毒液が浸み込ませてあります。 
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 大手門前は最も観光客が通過します。門の通りいっぱいのマットが設置してあります。
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 1時間から2時間おきには消毒液を撒かなければなりませんが、徹底した口蹄疫ウイルス防疫対策を行ってまいりたいと思います。
 飫肥の城下町には、畜産農家はいないので被害を受ける家畜はいませんが、観光客の皆さんの靴底などを媒介にして拡大することも考えられます。 このため観光客の皆さんには、当分はご理解とご協力とごをよろしくお願いいたします。

 
『豫章館』の水瓶
 『豫章館』の中に入ったところの主玄関の前にある一対の水瓶。 
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 良く見ると、中には銀貨や金貨が入っています。
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 誰が何のために投げ込んだのか、きらきらと輝いて綺麗です。
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 皆さんも、今度入館されたとき良くご覧下さい。昔は無かったのですが、恐らく観光客の皆さんが、何かの願いを込めて投げ込まれたのではないかと思われます。日本のものだけではなく外国のものも交じっていますが、しばらくはそのままにして置きたいと思います。
逞しい生命力!
 んっ! どこの森? 広い葉の木が芽吹き始めたどこかの森のようですが・・・・
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 実は、桐の木の丸太から出ている芽です。
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 丸太からだけでなく、切り株からも新芽が伸びてきています。
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 この桐の木は、豫章館にあったものですが、塀を壊すほどに大きくなっていました。このため、塀や建物などが壊れないように去る3月に木材業者にお願いして伐採したものです。
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 桐といえば、昔からのタンスなどの家具の材料として有名ですが、こんなに生命力がある木だとは思いませんでした。 ビックリです!
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 飫肥に福岡から客さんがお見えになりました。
 先ず、久留米市議会議員の皆さん3人で、日南市議会議長さんがお迎えの挨拶をしていただきました。この後、『食べあるき・町あるき』も体験していただいてようです。
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 こちらは、国交省九州運輸局企画部長さん他3名の皆さんです 
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 いづれも、飫肥城下町『食べあるき・町あるき』事業の実施の経緯や現在の状況などについて、様々なご意見やご質問を頂きました。
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 今飫肥の町は、『食べあるき・町あるき』事業が好評で、確実に賑わいを取り戻しつつあります。 また、食事処など数店の新しい店が開店しはじめ、空き家の増加にも歯止めがかかった感じがします。そんな状況を多くの皆さんが感心を示されているようです。
 いづれにしても、このような事業は、安定的に継続できる仕組みをつくり上げなければ、途中で挫折してしまいます。行政や商工会議所などの関係団体や町の様々な町づくり団体などともしっかりと連携をとり、その地域に合った取り組みをしていく必要があります。飫肥の『食べあるき・町あるき』事業が少しでも参考になるといいですね。
改修中!
 今、『飫肥城歴史資料館』は空調設備の改修工事が進んでいます。
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 工事状況を見てみましたが館内の側面やフロアーなどは、作業中の傷がつかないようにしっかりパネルなどで覆ってありました。
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 天上のを見ると、断熱材等が取り外し作業が行われているようです
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 空調機械室では、古い機械が全て外されています。
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 外には、取り外されたダクトなどが運び出されています。
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 工期は6月30日までです。その間、私たちはプレハブの仮事務所で頑張ります。
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 住めば何とかで、だいぶ慣れてきました。 しかし、自宅に帰っても今日の雨音がまだ頭の中で響いています。

おめでとう!
 県南観光の推進や町の活性化などで一緒に頑張っている仲間が、めでたく結婚しました。
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 二人は日南商工会議所勤務の村角友幸君と某ホテル勤務の瑤子さんです。
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 友幸君は、『宮崎県南観光ネットワーク推進協議会』と言う組織の『イベントネットワークプロジェクト』の中心メンバーです。
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 この日は広島カープの応援団として連携している湯布院から、兄貴分の冨永 希一さんが祝福に駆けつけていただき、自作の歌を二人のためにライブしていただきました。
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 冨永さんの熱唱に二人も聞き入っていました。
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 これからは、2馬力のターボパワーでもっと活躍できるでしょう。
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 私たちも応援します。お幸せに!

口蹄疫対策!
 いま、宮崎県内の複数の農場で発生し、今後も感染がさらに拡大する恐れがあります。
 昨日、農業団体の要請を受け、飫肥城観光駐車場でも対策を講じることになりました。
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 方法としては、車両のタイヤや靴底などに付着した口蹄疫ウイルスの進入を防ぐため、駐車場の入り口 2箇所に2~3mの幅に石灰を撒くことにしました。
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 口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありませんし、感染牛は処分されるため、感染牛の肉や牛乳が市場に出回ることはありません。 
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 しかし口蹄疫が発生した場合、家畜伝染病予防法に基づき、まん延防止のため家畜の所有者によると殺の対象となります。既に県内では、8万頭以上が、処分対象となっています。
 特に牛・豚・等の偶蹄類を飼っている県内の畜産農家のダメージは相当深刻な状態ですが、余波は県内に留まらず収拾の見込みはありません。
 一自治体の問題でなく、国家の重大事として早急な対応をお願いしたいものです。

 
改修工事始まる
 『飫肥城歴史資料館』の空調改修工事が始まりました。
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 工事の安全を確保するため、館の周りは全て囲まれて関係者しか入館できません。
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 敷地内には、工事用の資材が搬入されて来ました。
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 工期は6月30日までです。 
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 館内には、貴重な歴史的な品々を数多く保管・展示しています。
 このため、市の指定管理者である『(財)飫肥城下町保存会』では、毎日温度や湿度管理を徹底し、これらの安全管理と保存を図っています。
 しかし、『飫肥城歴史資料館』の空調施設は、昭和53年の開設当時の古いもので、いつ壊れてもおかしくない状態でした。
 何度も市にお願いして、ようやく本年度に予算措置をしていただき、この度改修されることになったのです。
 ところが、『歴史資料館』以外の飫肥城由緒施設の多くも、古い建物のため傷みがひどく、早急に対策を講じなければ、直ぐにも朽ち果ててしまう箇所もあちこちに見受けられます。
 しっかりした市の対策を願うものです。
奉仕の心!
 城内にある飫肥小学校6年生が、城内外の清掃活動をしました。
 先ず、小学校の玄関前に道具を持って集合し、 校長先生のお話しの後、グループごとに分れそれぞれの持ち場で清掃活動を行いました。
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 こちらのグループは大手門前の通りや側溝などの清掃です。 
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 城内では男の子達が階段の清掃です。
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 皆で協力して、手際よく黙々と作業しています。
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 一方、『松尾の丸』階段下のトイレでは、男女が協力しての清掃です。 
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 床だけでなく、便器の内外までしっかりと掃除してくれました。  
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 また、周辺の木々の落ち葉もきれいに取り除いてくれました。
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 大人顔負けの連携した清掃活動でした。
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 飫肥城内にある飫肥小学校は、1801年に八幡馬場に『学問所』が建てられ、これが飫肥小学校始まりだそうですす。
 1831年に改築され、翌年「振徳堂」と名づけられ藩校となりました。振徳堂の教授には安井息軒などがいましたが、小倉処平や小村寿太郎も学びました。
 明治6年には「飫肥小学校」として認可され、その後「飫肥高等小学校」や「飫肥尋常高等小学校」「飫肥女子尋常高等小学校」、「飫肥国民学校」と名前を変え、昭和22年に現在の名前になりました。
 このように飫肥小学校は、振徳堂から数えると200年以上の歴史と伝統があります。
 このような環境の中で学ぶ子ども達の道徳心は、すばらしものです。
 今年の入学式で、校長先生が新入生に守って欲しい三つのことを話されました。一つは『えがお』、二つは『あいさつ』、三つ目が『返事』です。
 6年生にもなるとさすがです。 今回の清掃活動を見るとこの三つのことだけでなく、更に奉仕の精神 きれいになった飫肥城を見て観光客の皆さんは感激し、皆さんの笑顔の挨拶でさらに感動することでしょう。
 有難う!飫肥小学校の皆さん!
遠足です!
 油津保育園の園児達が遠足で飫肥城下町にやって来ました。
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 旧本丸跡で所長先生の説明の後、お父さんやお母さんと一緒に飫肥城下町の散策をしたようです。
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 昼には、また旧本丸跡に戻って来ました。そして楽しい昼食の時間です。
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 皆さんに話を聞くと、子ども達は「楽しかった!」、「気持ちいい!」、「美味しい!」、一方お父さんは「疲れた!」だそうです。 
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 こちらは保育士の皆さんです。
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 皆さんからは、「飫肥は町並みがきれいで、子ども達も観光客の皆さんや歴史にもふれることが出来て良かった。次は人気の『食べあるき・町あるき』も体験してみたいです。」とのことでした。


展示物の搬出!
『飫肥歴史資料館』の空調施設の改修工事が始まるため、資料館内にある展示品や寄託品など、全ての貴重な資料等が安全な場所に搬出されました。
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 搬出は5月10日から12日までの3日間かけて、専門業者が行いました。
 館内では、先ずフロアーなどを緩衝のため敷物で覆ったあと、コンポー作業が行われました。
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 初日は甲冑が取り外されましたが、年代ものが多く、痛んでいるものもあり細心の注意を払って作業が続けられました。
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 そして、それぞれの甲冑は部位ごとに別けられます。
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 その後は、慎重に箱詰作業です。
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 2日目は、刀剣や茶道具、衣類、掛け軸、江戸時代の生活用具等が箱詰めされました。
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 刀剣類の中には名刀が数多くあり、特に慎重な取り扱いが求められます。
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 館内には、コンポーされた様々な箱がフロアー一杯にに済みあげられました。
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 そして、最後はメイン展示されていた『おんな乗物』が、手厚く覆われて搬出されました。
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 夕方には、2台の専用トラックに全てが積み込まれました。
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 全てがトラックに積み込まれた後の館内は、何もかもきれいに無くなってます。 
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 『飫肥城歴史資料館』は、まるで主のいなくなった屋敷のように、静まりかえっています。
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 トラックが出るときは、身内を見送るような気持ちになり寂しい思いでした。
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 3日間搬出作業を行っていただいた業者の皆さんです。気の張りつめた慎重作業で、お疲れ様でした。
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 空調改修工事は、6月30日までの工期です。7月1日からは歴史資料館は再び見学できるろうになります。
 見学ご希望の皆さんにはご迷惑をおかけしますが、しばらくの間ご辛抱とご協力をお願いします。
地元小学生が『食べあるき』
 飫肥小学校の親子会の皆さんが、『食べあるき・町あるき』で地元の城下町を楽しく散策しました。
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 最初は、『振徳堂』に集合して、飫肥の歴史や飫肥城下町の楽しい散策について説明を受けました。
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 『振徳堂』の新しい座机で熱心に説明に聞き入った後は、「アイスが食べたい」とか「から揚げ欲しい」など言いながら元気良く出かけていきました。
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 後で、親子会の関係者の方にお話を聞くと、「飫肥の町の新しい発見が出来た!」、「とっても楽しくて面白い!」、「飫肥には美味しい食べ物がいっぱいある!」などとこども達も大満足のようでした。
引越し!
 飫肥城歴史資料館の空調設備の工事のため、5月10日から窓口業務を行っていた事務所の移転をしました。
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 移転先は、『歴史資料館』から約50m離れた『松尾の丸』の階段の横です。仮事務所になるプレハブ(5.3坪)をリース会社から搬入してもらいましたが、いきなり『やぶ蚊』の攻撃を受けました。
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 設置したプレハブの室内は意外と広いようです。
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 本日は、観光協会からの派遣の皆さんのご協力を頂きました。
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 今までの事務所は全て搬出が終り、すっかり空っぽです。
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 お陰で、午前中には運び出すことが出来ありがとうございました。
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 何とか運び込み、限られたスペースでロッカーや机などを配置しました。
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 早速、仮事務所で仕事開始!
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 ここで、来月30日まで仕事をすることになります。やぶ蚊との厳しい戦いになると思いますが、くじけず頑張ります。
 電話等の配線も終りましたが、連絡先は今までと同じです。
子ども読書フェスティバル
 5月7日、小村記念館で『第7回日南市子ども読書フェスティバル』が開催されました。
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 フェスティバル内容は、ALTによる英語のの読み聞かせの後、読書活動推進校(小中学校)の発表がありました。
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 また、いろいろな本の紹介もありました。
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 また、地元読み聞かせ会『ぐりとぐら』の皆さんにより、日南市南郷町生まれで鹿児島島津氏の政治を支えた学僧『南浦文之(なんぽぶんし)』の朗読がありました。
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 最後に地元のUNKテレビ宮崎の人気アナウンサー『佐々木六華』さんによる、楽しい読み聞かせがありました。
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 六華さんは、訪れた皆さんに得意のおしゃべりを交えて楽しませていました。
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 読まれた本は、『だじゃれオリンピック』『ふうせん猫』『図書館ライオン』の3冊です。
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 『子ども読書フェスティバル』は広く子どもの読書活動について感心と理解を深めることによって、日南市内の各学校及び家庭における読書の普及と活動を図っていくことだそうです。
 テレビやゲームに夢中になっている子どもたちが、このフェスティバルを通じて本が好きになるような子育て環境づくりのきっかけになるといいですね。 


蘇った壁!
 飫肥の由緒施設の『豫章館』壁が剥落ちていた床の間の壁を修復しました。
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 この『豫章館』は、明治4年に飫肥県の県庁が置かれたこともある飫肥城下町では最も格式のある武家屋敷です。
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 その床の間の壁が無残にも剥げ落ち、他の壁もいまにも落ちそうでした。 
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 そこで緊急に地元左官さんにお願いし、修復していただきました。
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 壁の下地の漆喰まで取り除いて、しっかりした工事をしていただいたようです。 
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 お陰で、元のように壁を復元していただきました。
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 しかし、この壁が落ちる根本の原因は、屋根の瓦が割れたり漆喰が落ちたりし、そこから雨水が浸み込んで壁に影響を与えているとのこと。
 連休明けには、早速屋根の修理をお願いすることにしています。
 えっ! 木犀が咲いた!
 飫肥城では、この季節に木犀の花が満開です。
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 これは『柊(ヒイラギ)木犀』といってギンモクセイ(銀木犀)とヒイラギ(柊)の雑種です。
 よく庭などに植えられている常緑性の小高木です。
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 葉の縁にはトゲ状の鋸歯がありますが、ここの柊木犀ははヒイラギほどではありません。雌雄異株ですが、雄株しかないそうです。
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 場所は、国際交流センター『小村記念館』入口で、案内板の後ろに植えてあります。
 木犀の開花時期は10月ごろですが、異常気象のせいでしょうか今が満開です。
 季節外れの木犀の花の甘い香りに『小村寿太郎侯』もびっくりされていることでしょう。
雨が降っても安心!
 飫肥伊東藩の最後の藩主祐兵公が、明治2年に城内から移り住んだ『豫章館』は、武学流の作庭で、城下町一見事な庭園です。
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 その『豫章館』は、雨が一度降ると庭に水がたまり池のようになります。
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 まるで『豫章館』が海の中に浮かんでいるようです。
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 このため、最も眺めの良い縁側まで行って、庭を見ることができません。
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 そこで、保存会では地元の石材業者にお願いし、飫肥石を設置して縁側に行けるようにしました。
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 縁側からは、既設の飛び石まで繋いで館を周遊できるように配置しました。
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 如何です! 思った以上にきれいに石を配置していただきました。
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 これで、観光客の皆さんは、雨の日でも安心して庭をご覧いただくことができます。 
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 しかも、以前はこの庭の苔もきれいに生えていましたが、石の上を歩くことにより苔も蘇るかも知れません。
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 しかし、根本的な問題は、庭の表土が長年の間に流失してしまったことです。このため庭の土が固まり水はけも悪くなってしまったのです。   
 そればかりか、庭全体が痩せてきて、いくら肥料をやっても流れてしまい、木々も弱ってきています。
 解決策は、表土を庭全体入れ、水はけを良くして地力をつけることです。 しかし、その財源を市からの限られた委託費だけでは賄うことが出来ません。 このため、市の早急な対応を何度もお願いしているところです。
鎧兜を着て親子で写真撮影
 本日から明日の『こどもの日』にちなんで『鎧兜を着て親子で写真撮影』する催しを、地元ボランティアの皆さんのご協力により、小村記念館で開いています。
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 実は、この甲冑はダンボールで作られた手作りの物です。
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 しかも、この鎧兜全てが、本日着付けをしていただいている地元の皆さんの製作によるものです。
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 本日は、市内外から来られたかわいくて勇ましいちびっ子武者が次々と誕生し、舞台に登場していました。
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 こちらは、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に記念撮影です。
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 飫肥城内では本日も本町保存会による『泰平踊』の自主公演がありましたが、私も久し振り参加しましたので、公演の前に一緒に撮らせていただきました。
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 お父さんお母さんは、かわいいわが子の武者姿をカメラやビデオに収めていました。
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 この写真撮影は、明5日までで、撮影時間は、午前10時~午後4時までです。
 なお、着付け料金を大人200円、子ども100円いただきますが入館料は不要です。
 皆さんも『子どもの日』の記念に親子で鎧・兜を着て、大きな飫肥城大手門のタペストリーを背景に、武将の雰囲気を味わってみませんか。

今日も賑わった!
 昨日に引き続き、本日も多くの皆さんが飫肥城を訪れられました。
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 飫肥の商店街も『食べあるき』の皆さんがマップを持って散策されてました。
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 参加店のお店の中はどこもマップ引換で賑わっていました。
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 また、エコ自転車も観光客の皆さんを乗せ、城下をのんびりと巡回していました。
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 一方、飫肥城内では今日も本町保存会による『泰平踊』の自主公演がありました。
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 踊の後は、多くの皆さんが一緒に記念撮影をされました。
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 ゴールデンウィークもあと2日間、天気もいいようです。
 明日4日は、私も『泰平踊』を踊ります!  久し振りなので間違えそうで今から心配です。
 でも傘を被っているので大丈夫かな? 午前11時と11時半の二回公演します。皆さん応援に来てください。
今年最高の賑わい!
 飫肥城下町は、今年最高の人出でした。
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 大手門前と城内では、午前11時と11時30分の2回、本町保存会による『泰平踊』の自主公演がありました。
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 また、人力で動く『エコバイク』も初めて登場し、城下町をお客さんを乗せて何回も巡っていました。
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 さらに『祐兵グラブ』の皆さんによる人力車も、多くの皆さんを乗せ城下町の案内をしていただきました。
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 駐車場のチケット販売所も賑わっていました。
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 大手門通りを下って商人通りに行くと、市外からお見えの『食べあるき・町あるき』の観光客の皆さんが楽しく散策され、皆さんの感想を聞くと「とっても楽しい企画だ!」と満足の様子でした。
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 本日の飫肥城下町は、今年最高の賑わいをみせました。
 『泰平踊』や『人力車』の皆さんをはじめ、『エコバイク』も全てボランティアの皆さんの自主的な活動によってなされています。 『泰平踊』は本日から4日までの3日間、『人力車』と『エコバイク』は明日までの2日間実施されます。
 お陰で『食べあるき・町あるき』も、昨年4月29日にスタート以来、本日は最も多い600人もの参加がありました。スタート時には考えもしなかった予想以上の人数です。
 1年前は、参加商店も16店舗であったため、商品がなくなるなど大混乱でしたが、参加店も3倍近くに増え、特に大きなトラブル発生もありませんでした。後は、参加商店の皆さんが、 『しっかりとしたおもてなしに意を用いていただく』ことだと心から思います。
リニューアルスタート!
 本日、『食べあるき・町あるき』がリニューアルスタートしました。
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 午前10時から地元フラダンスグループによるお祝いのダンスがあり、スタートを祝っていただきました。
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 午後からは、城下町の商店ででも賑やかに踊っていただきました。
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 本日は天気も良く、初夏の日差しが照り付ける中、『食べあるき・町あるき』に参加されていた多くの皆さんも一緒に楽しんでいただきました。
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 暑い中、笑顔で楽しく観光客の皆さんをお迎えしていただき、ありがとうございました。
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 お陰で今日の『食べあるき・町あるき』は、今年で最も多い人出で、町は一日中賑わっていました。
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 ゴールデンウィーク期間中は天気もいいようだし、明日も多くの皆さんがお見えになることでしょう。
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