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飫肥城の日々
飫肥城下町の魅力を発信
ありがたい助っ人!
 観光客を迎える飫肥城下町では、新燃岳の噴火による降灰除去作業で連日悩まされています
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 そのような中、飫肥城下町に強力な助っ人が現れました。
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 実はこの特殊自動車は、『路面清掃車』です。
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 路面に積もっている灰を吸い取り、溜まったらトラックに積み上げ見る間にきれいに清掃されていきます。
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 お陰で大手門通りだけは、きれいに清掃していただきしばらくは安心です。
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 この『路面清掃車』は、桜島の降灰対策で活躍している鹿児島市が所有しているものです。 
 今回の新燃岳の噴火により、積もった降灰が道路の白線を消したり、舞い上がった灰が視界をさえぎり通行等に支障が出ているなど危険な状態になっています。
 このように苦慮している状況を鹿児島市が察ししていただき、29日から1週間ほど日南市も借りることになったようです。しかし市内の道路全てを清掃することにはならず、今回飫肥では大手門通りのみということです。横馬場通りや観光駐車場なども大変な状況になっています。
 とにかく『新燃岳』の噴火が、早く終息することを願うだけです。
 
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地域連携!
 宮崎県南・県西地区と鹿児島県大隅地区の観光に携る団体等の交流会が、26日・27日の二日間にかけて開催されました。
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 先ず、小村記念館で飫肥城下町『食べあるき・町あるき』の説明の後、城内本丸跡などの見学と『食べあるき・町あるき』の観光体験です。
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 その後、油津のホテルシーズンに移動し、「県南観光ネットワーク推進協議会」や「日南Ⅰ本釣りカツオ炙り重」などの事例発表を行いました。 
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 JR九州宮崎総合鉄道事業部の川原部長からは、九州新幹線全線開通に伴う様々な取組みの話をいただくとともに、日南観光協会の清水会長、都城観光協会堀之内会長の挨拶では、それぞれの地域の状況などの報告をいただきました。
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 引き続いて行われた交流会では、マグロ解体ショーや民謡などの披露で会を盛り上げていただきました。なお翌日は、串間市の都井岬での観光体験が予定されています。
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 この会は、昨年都城で開催され、今回は2度目になります。
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 九州新幹線の全線開通もいよいよ間近になりました。九州外から多くのお客さんが、鹿児島までお見えになることは確実です。そのためにも、県南・県西、大隅地域が連携を強化することが必要です。そして豊かな観光資源等の情報を発信し、鹿児島から足を運んでいただく仕組みを早急に築かなければなりません。待ったなしです!
 鳥インフル・新燃岳の噴火などで更に冷え込む心配のある状況から、一刻も早く立ち直らなければなりません。 各地域の行政、民間、観光団体などとJRが全面的に連携協力し、しっかりした対策を講じて迎え入れ体制を整えたいと思います。  
 
 
砂かき!
 飫肥の城下町は、えらいことになりました。霧島『新燃岳』の噴火による影響で、今日一日は観光協会の応援で、駐車場では雪かきならぬ砂かきの降灰処理に追われました。
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 広い駐車場にはかなりの量の灰が降っていて、一日かけても思うように処理ができません。いづれにしても観光客の皆さんに迷惑をかけるしこれからが大変です。  
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 一方『旧山本猪平家』では、明治当時のタイルが貼ってある通路の踏石が割れていました。火山の噴火の空振によるものと思われます。
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 商人通りに出ると、こんな日でも飫肥城下町に来ていただき、『食べあるき・町あるき』で散策されている娘さんに会いました。
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 お話を聞くと「北海道から来ました。この食べあるきマップはとっても楽しいですね!」と火山灰が降る中でしたが、明るく答えていただきました。
   

 
降雪??
 今人気の『旧本丸跡』の癒しの森に雪が積もった? 鮮やかな苔むした緑の絨緞は真っ白!
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 また、ここから見下ろす飫肥小学校のグランドも、一面真っ白で水墨画の世界!
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 いつも観光バスで満杯の観光駐車場も風情のある雪景色!
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 お庭が自慢の『豫章館』もご覧の通り。
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 と思いきや、霧島の活火山『新燃岳』噴火による降灰によるものです。
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 商人通り(国道222号)や大手門前も時々落ちてくる火山灰で目も口も開けてられません。
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 過去には桜島の火山灰が薄っすらと積もることはありましたが、このように霧島の火山灰が積もったことは、私の記憶にはありません。
 飫肥城内は、今日一日お客さんも少なく北西の方から時折大砲のような響きとともに、事務所のドアがガタガタと軋むような音を出していました。
 夕方のテレビのニュースでは、この噴火は当分続く見込みのこと。
 県内は、『口蹄疫』が終息したかと思ったら『鳥インフルエンザ』が相次いで発生、そして昨夕からの『新燃岳』の噴火、踏んだり蹴ったりです。
 このまま爆発的な噴火が収まらないと、農作物栽培をはじめ交通や生活面や交通など経済的に多大な悪影響を及ぼすことが心配されます。自然災害とはいえ早くおさまって終息して欲しいものです。
んッ! 不審火?
 
 1月26日早朝、飫肥城由緒施設の1つである『豫章館』の火の気のない御数寄屋で、煙が立ち上りました。
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 早速、消防署に通報するとともに、保存会職員が消火器をもって初期消火を行いました。
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 その後、すぐに日南消防署飫肥支署と本部から消防車がやって来て、ただちに放水と消火が行われました。
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 迅速な消火活動により、大した被害もなく無事沈下しました。
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 実は、1月26日は文化財防火デーです。毎年この時期に飫肥の文化財関係施設の消火訓練を行っています。
 文化財防火デーは、昭和24年1月26日に現存する世界最古の木造建造物である法隆寺の金堂が炎上し、壁画が焼損したことが契機のようです。その後、文化財保護思想の一層の強化徹底を図るために普及啓発事業が行われるようになり、その一環として法隆寺金堂の焼損した日であることと、1、2月が1年のうちで火災が発生しやすい時期であることから、昭和30年に当時の文化財保護委員会(現在の文化庁)と国家消防本部(現在の消防庁)が1月26日を「文化財防火デー」と定めたとのことです。
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 飫肥は町全体が国の『伝統的建造物群保存地区』に選定され、古い町並みや歴史的な建造物が数多くあります。
私たち『(財)飫肥城下町保存会』としても、市民共有の財産であるこの貴重な由緒施設等をしっかり保存管理して参りたいと思います。
 
四半的の幟が翻る!
 飫肥城下町保存会では、観光駐車場にある『四半的』射場に真新しい幟を作成しました。
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 幟が翻っているのを見て、早速観光客の皆さんが興味を示して、見学に来ました。
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 その内に、「意外と面白そうじゃない!」ということで試射される方が皆の声援を受けて四半的に初挑戦です。
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 四半的は、弓道の一種で日南市の無形文化財として指定されいる歴史のある伝統武術です。
 通常、弓道は立った状態で矢を射るのですが、四半的は正座の状態や片膝立ちの状態で的を狙う競技なんです。
 また、射場から的まで四間半、弓矢ともに四尺五寸、的が四寸五分で、全て四半であることから四半的と呼ばれています。
 戦国時代の島津、伊東の戦いで伊東側の農民が手製の半弓を用いて戦に参加し、勝利へと大きく貢献したことから娯楽用に半弓を持つことを許されたことが四半的弓道の起源と言われています。
 飫肥城の駐車場横にある試射場で四半的弓道を体験することが出来ます。
 初めての方や女性でも感嘆に楽しむことができます。的に命中した時は何んとも言えない快感があります。真ん中に的中すると飫肥杉製の記念品がもらえます。
 真新しい四半的の幟が翻る中で、皆さんもぜひ挑戦してみてください!
飫肥スギ材がいっぱい!
市内に新しい『グループホーム』がオープンし竣工落成式が行われました。
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 このグループホームは、市内東郷地区にある社会福祉法人『にちなん会』が、平成21年に建てたグループホーム・ケアホーム『虹』に併設して建てられたグループホーム・ケアホーム『星』という施設です。
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 玄関を開けると室内は、地元の飫肥スギ材が至るところで利用されています。
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 廊下やフロアーだけでなく高い天井の梁なども全て飫肥スギ材のようです。
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 こちらは、トイレと和室のですが、飫肥スギの暖かさが伝わるようです。
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 小奇麗な中庭やお風呂も完備されて、ホテルに入ったようです。 
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 施設見学につづいて祝賀会が執り行われました。
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 平成13年の社会福祉法人設立や『おおぞら園』の開設に向け尽力していただいた当時の市長や助役さんをはじめ、この『グループホーム・ケアホーム『星』の建設に携わった皆さんも参加いただきました。
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 グループホームは、2006年の障害者自立支援法によって居住支援事業の「共同生活援助」に位置づけられています。「自立支援」や「就労移行支援」事業を利用しているもので、介護を必要としていないものが賃貸契約を行う共同生活住居とされ、食事の提供や日常生活上の援助を行う施設です。

 社会福祉法人『にちなん会』は、法人認可の翌年平成14年に知的障害者の授産施設『おおぞら園』(定員20名)を開設し、その後障害者の就労支援事業などに取り組み平成20年にはグループホーム・ケアホーム『虹』を開設するとともに同年就労継続の作業棟『たんぽぽ』も開設しました。
 その後障害者の様々な福祉サービス事業を展開し、22年4月には就業・生活支援センターも開設し、この度、グループホーム・ケアホームの2棟目となる『星』を開設し、現在では障害者福祉施設としては県内でもモデル的施設になっています。
 これは『おおぞら園』開設以降、理事長や施設長をはじめ関係者のたゆまぬ努力の結果であり、県内の障害者関係者の皆さんから大変な期待がもたれています。

 今後も、県内障害者の自立を支援する施設として内容・質ともにさらに充実するよう私どもも職員の皆さんの皆さんと一緒に一層の努力をしなければなりません。

 宮崎の次代を担う地域づくりリーダーの人材(財)を養成する塾が、1月22日、23日に小村記念館で開催されました。
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 初日の開塾式のオリエンテーションの後、『酒谷道の駅』で昼食、メニューはボリュームのある手づくりそば定食です。
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 午後のフィールドワークでは、先ず『酒谷棚田』の現地踏査。
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 その後、酒谷地区の宝物日南で最も高く落ちる『小布瀬の滝』や県南でも最も古く明治の中ごろに建設された石橋の見学です。
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 飫肥では、5つのグループに分かれ『食べあるき・町あるき』の体験をした後、小村記念館に戻って『やっちみろかい酒谷』(日高会長)と『食べあるき・町あるき』について事例発表です。引き続き講師の須川先生による養成講座『地域をいかにコ―ディネートするか』というテーマで養成講座が行われました。
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 夜は、近くの旅館に会場を移しての交流会と夜鍋談義で、大いに盛り上がりました。 
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 初日から中味の濃い講座でしたが、如何でしたか?
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 2日目は、『地域資源活用方法』というテーマで講座が行われました。
 この『太陽の国地域づくりリーダー養成塾』は、県がバックアップして『宮崎県地域づくりネットワーク協議会』と『地域リーダー養成塾実行委員会』が主催するもので、今年度が第一期とのことです。
 この塾の趣旨は、行政と住民・NPOなどの団体が連携した地域課題解決の動きを促進し、環境変化を見据えて、地域コ―ディネートをする人材の養成を図るものだそうです。
 この特徴は、宮崎県における「新しい住民参加のかたち」を明確にし、官民協働の精神で地域づくりを進めるなど、県内各地の地域づくりのリーダーとして活動するためのノウハウを身に付けることのようです。
 第一期となる今回は、県内各地から塾生19名、協議会5名、実行委員会6名など34名が参加しています。 2日間の塾の後は、2月26日に宮崎市で『地域づくり戦略』についての講座があり、今回の養成講座が終了する予定です。
 皆さんの今後の活躍を、期待しています。

 
飫肥の学習!
 飫肥とよく比較される油津地区の中学校1年生が、飫肥城の学習にやって来ました。
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 飫肥の文化についての学習する班と飫肥の歴史について調査する班から様々な質問を受けました。
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 飫肥の文化については主に『泰平踊』について、飫肥の歴史は城や城下町の築かれた変遷などが中心でした。
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 油津中学校の生徒は、修学旅行の旅先で日南市のPRをするなどユニークな取組みを行っています。このため日常的に地元日南市に関する様々な学習活動を行っているのでしょう。
 私自身もここ飫肥の歴史を調べるだけで、数多くの新たな興味のある発見があり、目から鱗の毎日です。 
 話を聞く生徒たちの目も輝いていましたので、興味のある生徒たちにとっては、なお更だと思います。
 郷土日南市の素晴らしい伝統芸能や歴史、観光地などについてしっかり学習して、これからの情報を全国に発信して欲しいと思います。
桜開花!
 飫肥城内の桜の木で、例年最も早く開花する『寒咲き日南1号』が、漸く開花しました。
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 と言っても1輪だけです。硬かった他の蕾も今にも開きそうでしたが、ここに来ての寒波で、また眠り込んでしまいました。でもこの1輪だけは寒さに負けず、良く頑張ってくれました。
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 この『寒咲き日南1号』は北郷の桜博士と言われる黒木さんの改良されたもので、平成17年に『近畿日南の会』が飫肥城内に植樹されたものです。
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 昨年より2~3日遅れの開花です。
 蕾の様子を見ると、後1週間くらいでで次々と咲き始めますが、今月末には満開になると思います。
 昨年、この桜を見られた多くの観光客の皆さんに気に入っていただき「ここの桜はとてもきれいですね~。 花の季節には、またぜひ見に来ます。」と言って頂いてます。
 城内の桜は今月末から四月末ごろまで、日南1号、緋寒桜、河津寒、山桜、ソメイヨシノ、などが次々と咲き続けます。
 また、飫肥城下町では、2月1日から『おひなさまめぐり』スタートし、3月31日まで由緒施設や商店に様々なおひなさまが飾り付けられます。
 詳しくは飫肥城下町保存会ホームページ、お知らせ『おひなさまめぐり』をご覧ください!
 いよいよこれからが、春の観光シーズン到来です。春の飫肥城下町が、皆さんのお越しをお待ちしています。
 
はじめまして!!
 飫肥観光駐車場に現れた「ゆるキャラくん」です。はじめてお目にかかりました。
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 なれない飫肥の町に、ゆるキャラくんが慌てないように、市の職員も一緒にお供でやってきました。 良く見るとこの格好は、JR日南線を走っている黄色い車体の列車に似ています。 聞けば、まさにその通りで日南線の利用促進を図るために誕生したのだそうです。
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 早速、お見えになるお客さんに愛想を振りまいてお迎えです。観光客の皆さんも好感を持って一緒に記念撮影をするなど、中々人気のようです。
 
 このゆるキャラくんは昨年10月に誕生したようですが、愛称は、未だ決まってないとのこと。
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 最後に、先輩の『あゆみちゃん』、もうまもなく任期が切れる東国原知事と一緒にカメラに収まり皆さんにご挨拶です。
 早く愛称が欲しいとのことですが、とりあえず『ニッチー君』と呼ぶことにしました。
 コメントを求めると、「外は寒いけど中身は暑い! 飫肥は、広くて楽しい! でも視野が狭いので苦労する!」と大きな目玉を持っている割には意外でした。
 ところで皆さんも、彼にぴったしのネーミングを考えてください。

 『あゆみちゃん』もパネルでなく、来年度は負けずに歩く「ゆるキャラ」を誕生させたいと思っています。
 
 
 

飫肥の宝が見れます!
 飫肥城下町にある世界的に有名な施設や資料が、公開されることになりました。
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 それは、本町商人通りにある『(財)服部植物研究所』です。
 服部植物研究所は アジアの蘇苔植物の分類学的研究が行われ、世界蘇苔類学研究センターの一つとして、コケの生態を明らかにするとともに多くの学者を育てている。国内外で採集した標本は約45万点と言われてます。
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 この建物は、木造建築の多い飫肥城下町の中で、洋風的な雰囲気のあるいかにも「研究所」という感じの建物です。昭和のはじめに建てられたとのことです。
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 所内に入ると、資料などの整理作業をされていた研究所のスタッフの皆さんに笑顔で迎えていただきました。
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 テーブルには、顕微鏡が置いてあり研究所創設者の服部新佐氏が発表した有名な『ナンジャモンジャゴケ』も覗き見ることができます。また、古い貴重な歴史的図鑑や培養してあるコケなども展示してあります。
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 事務所の奥には研究室もあるようですが、関係者以外は入室できません。しかし改修された二階の部屋は入ることができます。
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 二階の部屋は一階の事務室と違って、シックで落ち着いていて古い屋敷の部屋と言う感じがします。
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 南寿理事長さんとスタッフの皆さんです。
 お話を引くと、正式には役員会を経て四月からオープンするそうですが、1月14日(金)から暫定公開をしているとのとのことです。
 この『服部植物研究所』は、昭和21年3月1日に設立され、植物の中でも蘚苔類を専門とする世界唯一の研究機関です。現在の所長は岩月善之助氏で、研究員には、蘚苔類に関しては日本のトップクラスの皆さんがが名を連ねています。 詳しくは、『(財)服部植物研究所ホームページ』をご覧ください。

 展示されている中の『ナンジャモンジャゴケ』という変わった名称のコケは、1956(昭和31)年白馬岳で発見されましたが、当初コケかシダの特殊なものか、緑藻類なのかがはっきりしなく、えたいのわからない植物だったようです。
 やがて、コケ植物特有の造卵器が見つかり、コケの特殊なものと考えられ、発見から10年目に新種のコケとわかり『ナンジャモンジャ』と命名し、カナダの世界植物学会で服部新佐氏が発表しました。
 その後、北海道大雪山、ヒマラヤ、ボルネオ、中国、カナダ西海岸などからも発見されたそうです。

 なお、服部新佐氏は日南市飫肥に生まれ、東京帝国大学(現東京大学)理学部を卒業し、東京科学(現国立科学)博物館に勤めました。
 その後飫肥に帰郷し、終戦後昭和21年に植物研究所を設立されました。
 その調査研究範囲は、南九州だけでなく日本各地をはじめ、ヒマラヤや中国南部、ニューギニアなどアジアを中心に世界へと広げ、日本をはじめアジアに分布する多くの蘇苔類の科や属の体系を完成されました。
 研究の成果は『服部植物研究所報告』や学会誌などで報告(英文)されている。 昭和45年には県文化賞、50年には朝日賞を受賞されました。
 また、フィンランド学士院外国人会員、日本植物学会・米国蘇苔地衣学会・国際苔類学会・米国植物学会に所属し、昭和52年から3年間は日本蘇苔類学会会長を勤められました。
 服部新佐氏は、小村寿太郎侯と並び世界的に活躍した郷土の偉人です。
 日南市では、昭和55年に市功労章、平成2年には名誉市民章を受賞されています。

 『服部植物研究所』は、日南市が世界に誇れる飫肥の貴重な宝物です。皆さんも飫肥にお出での折は、この研究所に寄って新たな発見をしていただきたいと思います。 
ハーバード大学の先輩!
お笑いコンビの『パックンマックン』が飫肥城下町にやって来ました。
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 これはBSフジTVの旅/紀行シリーズ『発見!日本の旅ウオーク~ウオーキングプラス+~』という番組の収録のためです。
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 今回は青島や北郷「猪八重渓谷」や飫肥城下町の収録が行われました。飫肥城下町では『食べあるき・町あるき』など町の散策です。
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 特に『旧山本猪平家』は小村寿太郎侯誕生の地です。小村侯といえば、米国『ハーバード大学』を日本人で初めて修業した人物です。
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 これには、同大を卒業しているパトリックハーランさんが感動です。先輩の小村侯の誕生の地の石碑の前で宮崎京さんの説明を受けていましたが、ちなみにこの石碑の文字は、日ロ戦争の時、ロシアのバルチック艦隊を撃破したあの東郷平八郎元帥の直筆です。 
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 撮影スタッフの皆さんは、補足撮影のためその後2~3日お見えになりました。
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 この番組は、パックンマックンと2003年度ミス・ユニバース第5位の宮崎京さんが、「ウオーキング」を楽しみながら日本の各地をご紹介するのだそうです。
 放送日は、1月27日(木)18時00分~18時55分です。

 【再放送】1月29日(土)10時00分~10時55分
       2月 3日(木)18時00分~18時55分
       2月 5日(土)10時00分~10時55分

 また、この番組はJALとタイアップしていて、10分間に再編成し、3月の機内番組として放映されるそうです。

 なお、北郷「猪八重渓谷」での収録の様子は、【北郷町温泉協会ブログ】もご覧下さい。
開店しました!
2011年、2月11日の午前11時02分、飫肥城下町今町通りに新しいお店がオープンすることになり、開店前にお邪魔しました。
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 店名は、『ていくあうとかふぇ 茶餐庁(ささんちょう)』と何やらこだわりがあるようです。
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 店内は、喫茶店風でしゃれた感じのお店です。
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 厨房では、オーナーと手伝いに来ている友人が、せっせと目玉商品『コイ焼』の準備中です。
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 タイ焼でなく『コイ焼』の価格は、小倉・白・くりーむあんが130円、じゃーまんぽてと160円、チョコレート140円です。
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 オーナーの川越利明さんです。
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 1月20日(木)からピタぱん・ランチの販売も始めるとのことです。
 オーナーの話によると、目玉の『コイ焼』は、①飫肥城下町のコイの放流 ②広島カープのキャンプ地 ③宮崎観光プロジェクト宮崎恋旅の 3つの『コイ』のキーワードからなるこだわりの地域密着型スイーツだそうです。
 皆さんもぜひこだわりの『コイ焼』を味見して下さい! 
浴衣の美人現れる!
 真冬の飫肥城に、浴衣を着た美人の皆さんが現れました。でも一体何故?
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 実は、これはTVや雑誌の撮影のためのロケです。
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 しかも皆さんこの寒い中、裸足で下駄を履いていますが、皆さん明るくて元気がいい。『豫章館』では笑顔で「こんにちわ」とポーズをとっていました。 
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 一方、大手門前では洋服を着た皆さんが、撮影です。
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それにしても、彼女達はとってもかわいくて、しかも八頭身の美人ばかりです
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 それもそのはず、彼女達は中国全土の約10万人の女性の中から選ばれた、選り抜きの健康的で若い美人の皆さんです。
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 今回の撮影は、中国上海市にあるマンモスプールレジャー施設の『熱帯風暴 水上楽園』が企画して宮崎の観光地で撮ロケをしているものです。
 中国全土かろ募集しコンテストで選ばれた皆さん8人は、『ビーチハニー』というグループで今後テレビや雑誌などで紹介されるそうです。
 中国人の彼女達は日本人以上に日本人らしくとってもきれいな皆さんでした。飫肥城下町もしっかりPRしていただくとともに、今後の活躍を期待したいものです。
 それにしても若いっていいですね~・・・この寒い季節に、浴衣を着てもとっても明るく元気にポーズをとっていました。
『恵比寿祭』
 今年も飫肥商人通りにある「十日恵比寿祭り」が、行われました。
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 神社前には、今年の福娘さんとともに新しい福笹やキジン棒が用意されてました。
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 こちらは神社前で、温かいぜんざいの振舞いをして、祭りを支えていただいている裏方の皆さんです。
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 一方、本町保存会の泰平踊や愛宕神社の獅子舞などの皆さんがが祭りを盛上げていただ来ました。 
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 その後獅子舞保存会の皆さんは、大手門前でも舞っていただき、ありがとうございました。
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 また、恵比寿祭の幟が並ぶ本町の商人通りでは、観光客の皆さんが『食べあるき・町あるき』で町の散策です。
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 この日は、福岡方面からバスツアーでお見えになった方だ多かったようです。
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 飫肥本町にある恵比寿神社は、商売繁盛の神様として地元では絶大な信仰を得ています。
 縁起物で笹持って来いの『福笹』や『キジン棒』が、飛ぶように売れてましたが、商売繁盛だけでなく厄除け、開運などのご利益があるそうです
 飫肥城下町の『食べあるき・町あるき』が開始されて、飫肥の商店街や町の賑わいが出始め、少しずつ活気もでているようです。今年も地域皆で協力し、頑張っていきたいものです。
成人になりました!
 飫肥小学校を平成14年度に卒業し、今年の成人式に参加した皆さんです。
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 6年間学んだ懐かしい飫肥小学校をバックに記念写真です。
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 皆さんは平成2年生まれで、全国では成人者数が過去最も少ないとのこと。
 当時6年生の担任だった小村先生にお話を聞くと、「この子どもたちまで3クラスでした。とても素直な子供たちで、泰平踊りの練習も一生懸命頑張ってくれました。将来、期待の持てそうな生徒もいますよ!これからも飫肥小の伝統を守って欲しいですね。」とのことでした。
 今年は小村寿太郎侯が亡くなって100年の節目の年です。 20歳の成人を迎えた皆さんが、小村侯の意を継ぐ誠の心を持った立派な大人になることを期待します。
出初め式!
 1月9日、今年も恒例の『出初め式』が開催されました。
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 パレード開始前の本町通りは通行止めになり全ての車両の制限されました。
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 午前8時から消防団員のパレードです。
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 後には、女性団員や中学生消防団のパレードが続きます。
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 団員行進の後には、各団の消防車のパレードです。各団の皆さんに引けをとらない堂々とした行進でした。
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 パレードが済むと全団員は酒谷川の河川敷きに整列し、市長など来賓による親閲が行われました。
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 県防災ヘリコプターも飛来して上空を旋回しました。
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 最後は消防車による一斉放水です。
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 今年は、新日南市になって2度目の『出初式』で、緊張感のある素晴らしい式典でした。
 しかし合併により、現在の飫肥消防署は廃止されます。飫肥には数多くの文化財がありこれを火災などから守ることは極めて重要なことです。
 消防団員の皆さんは、このような市民の大事な財産や生命を守るため、日夜ご尽力いただいています。これからも皆さんのご活躍を期待し、今年が大きな事故や災害のない明るい年であることを願ってます。 
飫肥を満喫!
 南那珂森林組合と友好組合の協定を締結している北海道『下川町森林組合』の皆さんが、初めて飫肥城下町にお見えになりました。
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 皆さんは、前日に南那珂森林組合合併10周年記念事式典に参加され、本日午前中に『友好の森植樹祭』で植樹の後の飫肥城見学です。
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 予定より早く植樹祭が終了したので、酒谷地区にある『坂元棚田』に行って見ました。
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 飫肥に着くと観光駐車場で食べあるきと由緒施設の見学ができる『食べあるき・町あるき』のセット券を購入ですが、町あるきの前に先ずは昼食で腹ごしらえ。
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 昼食は、いま日南で人気上昇中の『一本つりカツオ炙り重』です。
 実は、今の時期にこの料理を提供することはできません。
 ところが、新鮮な地元のカツオが手に入るとのことで、急きょ特別に料理していただくことになりました。北海道では新鮮なカツオ料理を食べる機会が中々無いので、とっても喜んでいただきました。
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 昼食の後は、しばらく町あるきで城下町の散策をしてから城内の見学です。
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 『旧本丸跡』杉の大木や『豫章館』の竹林は、北海道では見られない光景なので森林組合の皆さんの見る目がさすがに真剣でした。
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 続いて、『飫肥城歴史資料館』で貴重な刀剣や甲冑、乗物や鎌倉時代から江戸時代にかけて使用されていた珍しい展示物など、熱心に見学して頂きました。
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 次は、県内で製造されている焼酎など約400種類が展示販売されている『日南酒造組合』の見学です。
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 ここでは、引換え券でミニサイズの焼酎も交換できますが、約100種類の焼酎の試飲もできます。入って暫らくは、皆さんの目がもっとも真剣ででしたが、出るときは焼酎に囲まれて満足そうでした。
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 飫肥城下町見学の最後は『田上八幡神社』の大楠の木です。ここで下川森林組合長さん・南那珂森林組合長さんも合流して一緒に記念撮影です。
 約半日間の飫肥城下町の散策でしたが、如何でしたか? 
 飫肥城だけでなく、日南や串間には観光資源や食の資源をはじめ様々な伝統歴史的な資源が豊富です。
 皆さんのまたのお越しをお待ちしています。

 ところで、昨年9月に『下川町森林組合』にお邪魔した折りは大変お世話になりました。
 北海道にも、私たちから見ると羨ましいほどの様々な資源があります。
 その時の状況は、『美味しい北海道!①』と翌日の『美味しい北海道!②』をご覧下さい!



友好の森植樹祭!
 南那珂森林組合が、友好組合の協定を締結している大阪府と北海道下川町の森林組合との『友好の森植樹祭』が開始されました。
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 友好の森は串間市一氏地区の私有林です。
 この日はとっても寒くて、山の表面を霜柱がびっしり覆っていました。北海道の皆さんは「もっと暖かいと思っていた。」とビックリです。 
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 この日は、大阪府森林組合や北海道下川町森林組合の皆さんをはじめ地元森林組合の役員・職員約100姪が参加しました。
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 開会式の後、植樹に先立ち大阪府、下川町、南那珂の組合長と串間市長による記念植樹が行われました。
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 その後全員で植樹です。
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 大阪府森林組合は府木の『イチョウ』、北海道下川森林組合は町木『トドマツ』の植樹をしました。
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 最後に、大阪府と下川町から参加された皆さんが記念撮影です。
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 南那珂森林組合は、日南地区森林組合と串間市森林組合が合併し平成13年に発足しました。
 その後、高性能林業機械やGPS・GISなどの森林管理システム導入を行うとともに、あかみず・ミラクルなどの生産販売や様々な事業にも積極的に取り組み、素材生産などの事業成果と事業収益を確実に上げています。
 そのような中、平成14年に大阪府森林組合、平成22年に北海道下川町森林組合と友好組合の協定を締結し、職員や事業技術の交流など様々な面での協力と友好の絆を築きあげることになっています。
 この友好の森に植樹した樹木が大ききく伸びていくように、3つの森林組合が、お互い協力しあい切磋琢磨して更に成長していくことを願っています。


リフレッシュできるコース!
 日本各地からお見えの大学生の皆さんが、癒されてリフレッシュできる人気のスポットを訪れました。
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 一方ツアーでお見えの皆さんもここ「旧本丸跡」の杉の木立に感激です。
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 大学生の皆さんは、続いて「幸せ杉」の幸せスポットで思い切りパワーをもらいます。
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 最後は、飫肥地方に伝わる大手門の、縁起の良い正月飾りの説明を受けて納得です。
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 「飫肥にはまた来てみたい!」とのことでしたが、飫肥城のパワースポット探訪、如何でしたか?
  大学生の皆さんの今回のコースは、『癒しの森』⇒ 『幸せ杉』⇒ 『縁起もの正月飾り』を巡るでしたが、しっかりフレッシュできたことでしょう。今年はきった幸せな一年間を送ることができると思います。
 城内外にはこのようなスポットがまだまだあります。
 皆さんのように飫肥城下町を『食べあるき・町あるき』をしながら散策されると、半日間は飫肥でゆっくり楽しめてリフレッシュできます。 悩み、ストレスなどが溜まったら、ぜひ飫肥に来てリフレッシュとパワーをもらって幸せになって帰ってください。しかもリフレッシュ料金は全額無料ですヨ。

 
好評!『食べあるき・町あるき』
 新年なって飫肥城下町には、多くのお客さんが『食べあるき・町あるき』にお見えになっています。
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 特に、大手観光エージェントが企画商品化した、関東地方や福岡、佐賀方面のツアーの皆さんが多いようです。
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 人気商品が置いてあるお店の前は、何人ものお客さんが一度に来て賑わっています。
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 でもツアーでお見えになった場合は、まとまって一軒の店に入るのでなく、2~5人のグループに分かれて、お店に行かれるとお店が混みあわずにスムーズに『食べあるき』ができます。
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 こちらの皆さんは、埼玉や神奈川方面の皆さんです。子どもさんには、『商家資料館』の『姫アイス』がとっても人気のようです。
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 昨年、宮崎県内は口蹄疫の発生で様々な方面に影響が出て、経済的にも多大な損失を与えました。県内の産業界はまだ完全に立ち直っていません。特に観光産業は低調です。 今年は九州新幹線も3月に全線開通し、鹿児島では全県挙げて様々な取組みを行っています。それも半端な取組みではありません。
 多少なりとも宮崎県にもその影響があるのでは・・・・と効果を期待している県内業界も多いと思います。日南市を含め県内でも新幹線開通を視野に入れた取り組みもされています。しかし、JR九州さんに頼りすぎているようで、積極的な取り組みはまだまだ不十分の感がします。
 2011年の卯年に負けないよう、大きく飛躍する年にするためにも、今から思い切った対応を早急にしかも連続的に講じる必要を感じます。
エッ!! 寿太郎侯!!
正月3日、大手門前に突然『小村寿太郎侯』が現われました。
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 良く見ると飫肥町づくりの仕掛け人の一人で、地元で頑張っている中島さんです。
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 実は、今年は『小村寿太郎侯』が亡くなって100年目の節目の年・・・・ということで、中島さん参加するボランティア団体「祐兵クラブ」が、観光客の皆さんに人力車の無料体験と寿太郎侯との記念撮影サービスなどをするイベントだったのです。
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 この日は、飫肥の城下町には、全国から多くの観光客がお見えになり、大変賑わっていました。
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 人力車を体験された皆さんは、とっても喜んでいらっしゃいましたが、ツアーで滞在時間の短い皆さんは、ゆっくり観光できずに残念がっていました。
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 『祐兵クラブ』の皆さんは、毎月第3日曜日に人力車無料の体験ボランティア活動をされています。  昨日は、新年の特別日としてサービスして頂きました。今年は、小村寿太郎侯没100年目ということで、毎回『寿太郎侯』に紛して観光客の皆さんにサービスするそうです。
 皆さん第3日曜日は、寿太郎侯に会いに飫肥城に来られませんか!!
 (この寿太郎侯、私にはチャップリンと重なるところがありました!!・・でもユーモアがあっていいんじゃないですか。)
 
あっ!ここで注意です! 第3日曜日以外に飫肥城に来ている人力車は有料です!  利用される場合は、必ず料金を確認して乗って下さい!
飫肥城キャンドル!
 大晦日の昼間と夜の大手門です。
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 午後10時にキャンドルが点灯され、幻想的な城内が浮き出されました。
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 大手門から城内に入ると『鐘付き堂』まで約2000個のキャンドルが導いてくれます。
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 途中には、2011年の文字とともに新年の干支のウサギがキャンドルで描かれていました。
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 これは、地元のグループ『飫肥に灯りをともす会』の皆さんが、早くから廃油でつくったろうそくをペットボトルを利用した容器の中に入れて並べ、点灯していただいたお陰です。
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 この幻想的なキャンドルで『除夜の鐘つきも大変盛り上がりました。
 明日も、地元のボランティア団体『祐兵クラブ』の皆さんによって人力車の無料体験もできます。
 このように、地元の様々な団体の皆さんの協力によって、飫肥の魅力が一層アップします。
 飫肥城下町は、今年も地域を挙げて全国からのお客さんをお迎えします。

『飫肥城の除夜の鐘つく会』
飫肥城では恒例の除夜の鐘をつく会が行われ、新しい年を迎えました。
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 今年一番の寒さの中、時折強風が吹く寒い日でしたが、午後10時に、大手門前からキャンドルとかがり火が灯されました。 
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 同時に、鐘つき順番を待つ人のために、10時から「番号札」が歴史資料館で配布されました。今年最初は、宮崎の高校で柔道を頑張っている生徒さんとそのお母さんです。
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 そして、11時半に勇壮な獅子の舞で開会しました。
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 いったん午後12時時の30秒前からカウントダウンのため中断し、午前0時の新年に日南市長の挨拶の後、再び鐘つき開始しました。
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 日南市と姉妹都市締結したオーストラリアアルバニーの高校生3人も、鐘つきを初めて体験しました。
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 こちらは、市内からお見えのご家族です。皆さんに今年の抱負などをお聞きすると、「家族全員の健康と、元気いっぱいの宮崎になって欲しい!」、 「1年間皆が元気に暮らせるように!」「テストで100点を取りたい!」など様々な願いを込めて鐘をつかれたそうです。

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 温かいぜんざいのふるまいや、キャンドル点灯など影で支えていただいた、「まゆの会」や「灯りをともす会」の皆さんです。寒い中での活動ありがとうございました。
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