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飫肥城の日々
飫肥城下町の魅力を発信
大型連休スタート!
 4月29日、ゴールデンウィ―クがスタートしました。
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 午前中の早い時間帯の飫肥城は、お客さんもまだまばらでしたが、昼前から観光客の皆さんが多くなってきました。
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 大手門前では、今町保存会(鶴組)による『泰平踊』の定期公演もあり、大勢の皆さんが飫肥の伝統芸能に見入ってました。
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 また、29日は『食べあるき・町あるき』がスタートして2周年で、飫肥杉製のお箸や引換え券のプラス1枚の記念プレゼントがあり、今年になって最も多い皆さんが城下町の散策を楽しみました。
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 この日は『新日南サンフレッシュレディー』のお二人も日南周遊バス『日南(ひな)めぐり号』に乗って飫肥に現れ、早速『食べあるき・町あるき』で飫肥の町を満喫されたようです。
 これから1年間、日南を全国に売り出す観光レディーとして、飫肥をはじめ観光や食など楽しい情報を全国に発信して欲しいと思います。
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 案内します!
 四月から公開されている『旧高橋源次郎家』に案内板が設置されました。
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 正門から入ると直ぐ正面に設置しされました。屋根付きの立派な案内板です。
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 『旧高橋源次郎家』は、NHK「きょうの料理」でおなじみの堀江泰子さんのお父さんのご実家です。高橋源次郎氏は、貴族院議員や県議など歴任され郷土に多大な貢献をされ、堀江泰子さんは孫になります。この案内板には、そのような説明が、写真付でわかり易く書かれています。
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 またここでは、『食べあるき・町あるき』の引換え商品として、『あゆみちゃんかりんとう』が交換できます。とっても美味しくて人気があり好評のようです。 皆さんも国の登録有形文化財である歴史的な建物の見学して、お土産をもらってください。 
元気良すぎて!
 ありゃ~! 先日、建てた『コイのぼり』の竹竿が!
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 今朝見ると、なっ、なんとポッキリ折れているではありませんか!
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 早速、もっと丈夫で長い孟宗竹を切り出して、朝一番に職員が必死の思いで立ち上げました。これで明日からのゴールデンウィークを、迎えることができます。
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 竹が折れたのは、コイの親子たちが一年振りの出番が来て、余りにも元気に泳いだため、勢いあまって竹竿が耐えられなくなったことが原因と思います。
 そのため、気のせいか今度はおとなしく泳いでいるようです。
 でも大丈夫です、今度の竹は、城内で選りすぐりの一番丈夫な竹です。しかも上部の竹葉の部分は、風の抵抗を少なくするため除去しました。
 もっと思いっきり元気に泳いでください!
 
ちょっと待て、堀の竹の子!
 飫肥城内の竹の子です。
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 実は、これは城の堀に生えている竹の子です。
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 飫肥城の堀は空堀で、以前はもっと深かったそうですが、落ち葉や土が積もってきて浅くなっているようです。
 しかも、積もった草木などが腐葉土となり、非常に肥沃な土壌が出来上がっています。今年は竹の子の表年なのか、例年になく元気な竹の子が周囲から攻めて入ってます。
 しかしその竹の子を狙って、閉館後に忍び入る輩もいるようです。保存会としては、城の景観や保全のため、将来親竹に育てなければならない個所もあります。
 このため許可なく、無闇に竹の子を撃退しないようにお願いします。
横馬場通りの鯉のぼり!
 飫肥の武家屋敷通りに、『コイのぼり』が元気に泳ぎはじめました。
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 大型連休を前に、今年も、横馬場通りにある小村生家の庭に設置しました。
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 竹は城内にある孟宗竹の中から真っ直ぐなのを選び、切り出してきたものです。
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 コイは設置するとすぐに、晴れあがった青空の中、元気よく泳ぎ始めました。
 県内では、昨年から今年にかけて様々な不幸な出来事が発生して、県民挙げて何とか立ち直って頑張ろうとしています。
 
 ところで日南市で長年キャンプしている『広島東洋カープ』が、今年は例年になく頑張っています。
 飫肥城下町で元気イッパイ泳ぐコイを見て、私たちも元気になるとともに、全国からお見えになる皆さんもきっと元気になっていただくことでしょう。
春の遠足!
 飫肥の隣り町にある吾田東小学校6年生が、『春の遠足ウォークラリー』と銘打って飫肥樹下町の散策にやって来ました。
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 5~6人の班に分かれて飫肥城内を出発し、各施設で質問に答えることになっているようです。
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 小村記念館では、小村寿太郎侯の身長や誕生日、また歴史資料館では飫肥藩初代の伊東氏の名前の質問が設定してありました。 
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 そして、飫肥が輩出した明治の偉大な外交官、『小村寿太郎侯』を囲んで皆で記念撮影です。将来、寿太郎侯を超える人物が育って欲しいものです。
 ところで、寿太郎侯は1911年11月26日に、若干56歳の若さで神奈川県葉山で亡くなっています。外務大臣を辞任して僅か3カ月後でしたが、今年は100年目の節目の年になります。
 そこで、本年は『小村寿太郎侯 没後100年記念事業』として、式典をはじめ寿太郎侯ゆかりの地訪問や特別顕彰展など、寿太郎侯にまつわる様々なイベント等が企画されています。
 これらのイベント開催を機に、多くの皆さんがお見えになることでしょう。
 
モッコウバラ
 今、飫肥城下町では、可憐なモッコウバラが満開です。
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 モッコウバラは中国原産だそうです。常緑つる性低木で、枝には棘がないため扱いやすいとのことです。花は白か淡い黄色でそれぞれ一重咲と八重咲があり、黄花の一重や白花には芳香はあるそうです。このため漢字で木香薔薇と書くそうです。
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 一般的にモッコウバラといった場合には、写真の黄色八重咲を指すとのこと。また、黄モッコウは秋篠宮家第一女子・眞子(まこ)内親王のお印で有名です。
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 このモッコウバラは、他のバラに比べて育ちやすいようです。
 飫肥城下町では、以前このモッコウバラを見ることは少なかったのですが、最近あちこちで見受けられるようになりました。
 その可憐でかわいい控えめな姿から、城下町の風情にも溶け込んでいます。
 大型連休ももうすぐやって来ます。まだ暫らくは、花が楽しめそうで、飫肥散策の途中で、かわいいモッコウバラを見かけられると思います。

 関西などの近畿方面で活躍されている宮崎県出身の皆さんが、若葉の飫肥にお見えになりました。
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 今回、近畿方面からは、約50名の皆さんと県大阪事務所の職員が参加されました。
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 前日は、南郷道の駅や都井岬などを観光された後、市内のホテルで地元の関係者との交流会が開催されました。地元からは、河野知事さんをはじめ日南市長と副市長、串間市副市長など多くの皆さんが参加されました。
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 当日は、油津の堀川周辺の散策の後バス飫肥にお見えになり、『食べあるき・町あるき』で城下町の散策など楽しんでいただきました。
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 飫肥城散策で頂いたお土産をしっかりと持って、大手門前で記念撮影です。
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 谷口市長や関係者が見送る中、北郷に向かわれましが、バスの中から名残惜しそうに盛んに手を振っていただきました。

 『近畿宮崎県人会』とは、近畿地方に在住する宮崎県出身者やその縁故者など宮崎県に縁のある団体や個人の皆さんの団体だそうです。現在、ふるさと宮崎と近畿地区との懸け橋になって様々な活動を行っていらっしゃいます。
 その歴史は、戦後間もない昭和23年に『宮崎県物産斡旋大阪出張所』開所ましたが、そこに集まる宮崎を慕い集まる皆さんによって、『ふるさとの集い』として結成されたようです。今年で60年を迎える歴史のある会です。詳しくは、『近畿宮崎県人会』ホームページをご覧下さい。
 
 今回の『ふるさと訪問交流会』に参加の皆さんの中には、日南市ご出身の白方会長さんと河野副会長さん、串間市ご出身の川崎名誉会長さんと杉本副会長をはじめ、北郷ご出身の鬼束広報部会長さんさんなど多くの県南関係者がお見えになりました。
 皆さんから、「久し振りにふるさとに帰ってきましたが、皆さんの温かい歓迎を受け感謝しています。又飫肥の町並みや佇まいには、心が和みます。今度は、家族と一緒にゆっくり町あるきをしてみたいですね。」と飫肥のご感想をいただきました。 
旅行雑誌『ひとり旅』
 旅行専門の雑誌『旅行読売』のスタッフが取材に見えました。
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 前日にライターが来て、撮影箇所の確認とチェックです。
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 取材当日は、市観光協会の事務局長、専属モデルさんと一緒にカメラマンがお見えになり、飫肥の城内だけでなく城下町の取材ポイントで撮影をされたようです。
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 今回は、増刊号『ひとり旅』という企画で、歴史ある町並みあるきで人気の観光地を紹介されるそうです。 発効日は5月下旬で全国の書店やコンビ二、キヨスクなどで販売とのことです。
 ひとり旅でも安心して楽しめる、飫肥城下町など全国のコースを詳細な地図付きで掲載されますが、 詳しくは、月刊誌『読売旅行』をご覧下さい。
 コンセプトは、『まだ見ぬ町への期待、土地の人との語らい、思いがけない出会い…。ひとり旅には澄みわたった青空のように無限の可能性があります。さあ、ぶらり気ままに出かけてみてはいかがでしょうか!』です。
季節の風物詩
 飫肥から車で20~30分走るとこのような風景を見かけます。
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 これは、甘藷の植え付け前のビニールマルチです。
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 ここは、全国的に有名な甘藷の産地、串間市大束地区で今見られる光景ですが、甘藷の植え付け前に、数日間土壌の消毒をしているのだそうです。
 大束(おおつか)は昔からサツマイモの栽培が盛んなところで、ここで栽培されるお芋は「宮崎紅(みやざきべに)」といって、とても粒立ちの細かい繊細な味のするおいしいお芋です。全国的にみてもブランドのお芋として認知されています。
 柔らかめの緻密でしっとりと舌に絡むような高級な食味が持ち味ですが、極端に柔らかい訳ではなくホクホク感があって焼き芋にするととっても美味しく頂けます。
 今植えつけると、早いものでは7~8月頃には収穫できるそうですが、今年は雨が少ないので植え付け時の根付きが大丈夫か心配です。
 
新人です! 頑張ります!
 今春、宮崎交通に採用された、新人のバスガイドの皆さんです。
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 新人の皆さんは、定期観光バスで乗客の皆さんと一緒に乗って、県内の観光地を見て廻っているとのことでした。
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 飫肥城内では、今人気が出つつある『幸せ巡りコース』を体験していただきました。
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 皆さんに感想をお聞きすると、「久し振りに飫肥に来ましたが、町並みに風情がありタイムスリップしたみたいです。」 「ここの旧本丸跡は、涼しくてとっても気持ちいいですね。」「癒されます!」 「パワーをいっぱいもらったので、立派なバスガイドさんになって多くの観光客の皆さんを楽しくご案内したいと思います。」と明るくコメントいただきました。
 宮崎県内の多くの観光地は、昨年から口蹄疫や鳥インフルエンザ、そして新燃岳の噴火と災難続きで、観光客の数が大きく減少しています。更に3月11日からの東日本大震災の影響で日本全体が元気をなくしています。
 先ず宮崎が、元気を出して出して、全国に明るい情報を発信して欲しいと思います。
 皆さんも、先輩に負けない明るく元気なガイドさんとして、1日も早く第一線で活躍されるのを期待しています。
 
デビューしました!
 4月17日(日)『亀の子会』の泰平踊で、初々しい新人さんがデビューしました!
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 中学二年生の恭帆(きほ)さんです。おおぜいの観光客の皆さんが見つめる中、力強く堂々と踊っていただきました。
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 「初めてで緊張しましたが、先輩からしっかり指導していただいたので、良い演技ができました。」と元気な感想をいただきました。 
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 踊の後には、観光客の皆さんにも記念撮影のサービスです。
 お話を伺うと、宮崎市からお見えの『スカイネットアジア航空』のお二人でした。
 「来月15日に予定している『乗って乗って歩こうキャンペーン』の下見に来ました。」「飫肥の町はすっごくきれいで、いいところがいっぱいあり皆さんにきっと気に入ってもらえると思います!」と『食べあるき・町あるき』マップを持って城内と城下町の散策をしていただきました。 
番組収録です!
 BTVケーブルテレビの番組スタッフの皆さんです。
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 ケーブルテレビの歌番組『歌一番』の録画収録に来られました。番組の中で歌を披露される上原敏郎さんたちも同行されてましたが、とってもパワーフルな皆さんでした。
 放送は、来月とのことですが、雨の中の収録おつかれさまでした。
 
焼酎蔵出しイベント!
 市内大堂津にある古澤醸造(合名)で、こだわりの焼酎『嫋(たおやか)なり』の蔵出しの記念イベントが開催されました。主催は女性四人のこだわりグループ「日南四葉会」の皆さんです。
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 古澤醸造(合名)は、明治25年の創業で、代表は女性杜氏 古澤 昌子さんです。昔から地元でも人気のある本格焼酎「八重桜」、「一壷春」などを中心に醸造しています。
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 イベントの前に、古澤代表が工場案内をしていただき、一般の人はめったに入ることのできない「麹室」内も案内していただき、初めて見学できました。
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 更に、大事な甕が置かれている蔵や出来上がった原酒を蓄える、タイル張りの地下タンクなども案内していただきました。
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 見学の後は、本日のメインイベント「23年度蔵出し新酒『嫋なり』のオリジナルラベル作成」です。
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 参加者全員が、ラベルを作成に挑戦し、それぞれ思い思いの傑作ラベルを貼った世界で一本しかないオリジナル焼酎瓶の完成です。もちろん新酒『嫋なり』の中味もしっかり入ってますヨ。
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 本格焼酎「嫋なり(たおやかなり)」は伝承、甕仕込み、甕寝かせの手間隙かけた、頑固なまでの手造りでまろやかな口当たりと、旨さが残るしっかりとしたコクのある味わいが絶品だそうです。
 ネーミングの通り「しとやかで優雅な本格焼酎」で、特に女性にも充分楽しんでいただけるようにディスティングして仕上がっているそうです。今年の「嫋なり」は、これまでになく出来も良いようです。

 最後に、古澤醸造の本宅で参加者全員で記念撮影をし、新酒や古酒を試飲(?)しながらの交流会です。
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 古澤醸造の本宅は、明治25年創業時の建築で、その後大正10年に主屋が改修され、2年かけてトイレなども設置されたとのこと。 またお話によると本宅を建てられた大工さんは、飫肥の『服部邸』も当時建てられたそうです。
 確かに当時としては、いたるとこまで手の込んだ豪華な造りで、素晴らしい屋敷です。
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 交流会では、皆さんから様々な情報やお話を聞くことができて、大変意義のある蔵出しイベントでした。
 蔵出しイベントは、今回で5回目となるそうです。日南四葉会とは、「何にでも挑戦しようと頑張る酒屋のおかみ四人で構成され、男社会の色濃い焼酎業界に一石を投じようと、女性ならではの芋焼酎を夢見て活動している会」とのことです。
 日南四葉会の皆さんが、他にも地域づくりなど様々な取組みに挑戦されている様子を拝見しています。本日は見学とイベントを楽しく体験さしていただき、有難うございました。
 なお焼酎「嫋なり」は日南四葉会の加盟店でしか入手できないそうです。


 ところで、本宅の座敷から眺める中庭も歴史を感じさせる立派な造りです。
 機会があったら、もう一度お伺いして、じっくり見学してみたい歴史的にも貴重な建物でした。
磯料理の美味しい店
 地元食通の間で、人気の食堂が、日南海岸にあります。
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 国道222号線沿いの小目井という集落にある『磯や』食堂です。
 ここでは、ご主人と奥さんの手づくりの地元ならではの磯料理がいただけます。
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 店内は先客がいて、私たちが座ると満席です。
 早速注文したのは、磯定食(1,200円)ですが、注文を受けて調理されるので多少時間がかかります。
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 もちろん、獲りたての新鮮な料理を提供するためです。
 出てきたのは、ぷりぷり感のあるイカやメジナなど数種類の刺身、アサリにカラスガイを混ぜたとっても濃くのある味噌汁、手づくりの名物むかでのりの他トコロテン漬物などが付きます。
 食事中に何人かのお客さんが、店に来られましたが、奥さんが「すみませェ~ん、満席でしばらくはできませんので。」と断っていらっしゃいました。そのうちのあるご夫婦は、わざわざこのお店を訪ねて来られたようでしたが、非常にがっくりされた様子でしぶしぶ出て行かれました・・・次は予約して来られるといいと思います。
 ところでこの店の自慢の手づくり団子『はんだま』も人気ですが、この日はもう売り切れてなくなっていました。

 飫肥からここまでは約30分ですが、以前は宮崎方面の行き帰りに利用していましたが、最近は北郷~田野町経由で行き来するため、立ち寄る機会が少なくなりました。
 でも、ご主人と奥さんが、地元の磯の素材でつくる新鮮な料理は、確かに美味い!  
 
これで安心!
 豫章館の玄関前で皆さんをお迎えする紅梅です。今年2月初旬には真っ赤花を咲かせ、入館するお客さんの目を楽しませてくれました。
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 ところが、木を支えている支柱が古くなって、紅梅の枝木を支えられなくなってきました。
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 そこで地元園芸業者にお願いし、しっかりして支柱で木を支えることにしました。
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 今の時期は、盛んに水を吸い上げていて、樹皮が剥げ易いとのことで、木と接する部分には、椰子の皮でつくられたという特殊な布のようなものを当てて守ります。
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 どうです! しっかりとした支柱で支えられてもう大丈夫です。思いきっリ伸びて欲しいですね。
 豫章館は、伊東家の家臣伊東主水(もんど)(御三家)の屋敷でしたが、明治2年の版籍奉還の時、飫肥第14代藩主伊東祐帰(すけより)が、飫肥藩知事に任命されて飫肥城本丸からこの場所に移り住みました。 ここの庭園は、規模と手入れの良さでは九州でも有数のものといわれてます。
 そこで、保存会としてもここの庭木の手入れ等には、特に手を入れて管理しています。
 ところが、庭全体の表土の流失が著しく、庭木の樹勢も衰えてきています。 予算措置を含めて市には、早急な対応を再三お願いしてるところです。
文化財を守れ!
 これは、今飫肥城下町のあちこち設置してあるボックスです。
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 実はこのボックスは、消火ホースの格納箱です。
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 そしてこちらが、新しく設置された消火栓のホールです。
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 大手門通りの消防車が、すぐ駆けつけられる消火効果の高い場所に設置されました。
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 実はこのような防火設備が、今回設置されたのは、今まで飫肥城下内にあった飫肥消防署が、去る3月31日で廃止されたため、緊急の初期消火対策として消火ホース格納箱設置や消火栓増設されたようです。
 飫肥城下町には、貴重な歴史的文化財が多くあります。このような文化財はもちろん、他の住民の財産なども守らなければなりません。
 市消防本部では、このような消火ホース格納箱を飫肥地区に43カ所設置したとのことです。
 これまでの飫肥消防署は、飫肥分団第一部の消防車庫になりました。 今後飫肥地区で火災が発生した場合は、先ずは地区住民が協力して初期消火活動に取組まなければなりません。そして消防車が到着するまでの間、火災を最小限に抑え延焼を防ぐため最大の努力が必要です。
 そのためにも、我々飫肥城下町保存会職員は、日頃からの消火訓練と防災意識を持つことを痛感しました。
飫肥小学校の入学式がありました。
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歴史資料館のとなりにある飫肥小学校の入学式です。会場は色とりどりの花で飾られ新入生を迎えていました。
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子供たちはちょっと緊張気味に入学式に臨んでいました。
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校長先生から1年生の代表に新しい教科書が渡されました。これから毎日この教科書で勉強します。
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校長先生より「感謝の心をことばにすることが大切です」とお話があり、さらに①名前を呼ばれたら返事をしよう、
②元気よくあいさつをしよう、③始まりの時間を守りましょうと、3つの約束の話をされました。
みんな元気よく返事をしていました。
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6年生のお兄さんお姉さんが、学校生活の様子を寸劇風に1年生がわかりやすいように説明していました。
本当に頼もしい姿に感心しました。1年生も6年後にはこんなになるのでしょうね。楽しみです。
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 きょうは天気もよくさわやかな風が吹いており、まさに入学式にふさわしい日でした。
この子供たちがいつか小村寿太郎のように、日本を代表するような人材に育ってくれることを念願したのは
私一人ではなかったでしょう。
飫肥小学校は飫肥藩今城跡地に建てられた小学校で、入学式も今回138回目になる歴史の長い小学校です。
歴史資料館とも隣接していて、毎日子供たちの元気な声が聞こえてきます。
この子供たちの顔や声を見聞しながら観光に訪れた方たちが、飫肥城周辺を散策されます。
中にはお城の中に小学校があるといって驚かれる方もいらっしゃいます。
城と町とが一体となっている町飫肥。古き時代と現代が混然としている町飫肥。私たちはこれからもこの町を
守り続けていきたい。未来からの使者である子供たちのためにも。
 「年々歳々」
 飫肥城下町の鯉が泳ぐ水路で、撒き散らしたように花びらが一面に広がっていました。
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 塀の上を見上げると満開を過ぎた桜の花弁が、花吹雪となり舞い降りています。
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 大手門前の路面にも、風が吹く度に舞い降りています。 
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 城内でも桜の木の下は、一面花弁を敷き詰めたようです。
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 桜の花は暖かい所ほど散るのが早いみたいです。
 日南地方の日中は日差しも強く、ここ数日間初夏のような暖かさで、あっという間に今年の春は過ぎようとしています。
 周辺の木々の葉はもう若葉が出て、すっかり初夏の風情です。 
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 『年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず』
 これは、唐代の詩人『劉(りゅう)希夷(きい)』の詩の一部です。
 意味は『寒い冬が終わって春になると、毎年同じように花は美しく咲くけれど、一緒にこの花を見た人はいつまでもいない。若い者もすぐに年老い、黒い髪も白くなってしまうヨ』ということだそうです。
 まさにその通り! 
 

新たな憩いのスポット!
 飫肥駅前に、憩いの場所がまた一つ増えました。
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 この場所は、今まで空き地となっていたものをJR九州や市が地元の市民や高校生などと協力して整備したものです。
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 この広場の名称は、「十曜紋ふれあい広場」です。
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 「十曜紋」は飫肥藩主伊東家の家紋です。この紋は中心の大きな円が月、周りの九つの円は星を表しているようですが、あわせて十曜の紋といわれます。 
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 広場のメインシンボルとなっているのは、もともとこの場所に育っていた1本の飫肥杉中心にして、周囲に九つの円形花壇を配置した十曜紋花壇です。
 殺風景だったこの場所が、地元の住民や高校生などによって桜の木やマリーゴールドなどの花が植えつけられ、憩いの場を創出しています。
 詳しくは、こちら『日南テレビ』をご覧下さい!
 地元の皆さんだけでなく、飫肥を訪れる観光客の皆さんも気楽に訪れ、憩いの場として利用してていただきたいと思います。
 
 飫肥の隠れた名所!
 JR日南線『飫肥駅』から歩いて4~5分のところに、池を配した回遊式の桃山式庭園があります。
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 池には出島が設けられ、飫肥杉で造られた四阿や門などが置かれている。それほど規模の大きな庭園ではないが純日本風の落ち着いた佇まいの庭園は穏やかな空気を湛えています。
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 日本庭園の東側は弓道の射場などの広場になっていて、風情のある和風造りのお手洗いが設置されています。
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 この日本庭園は、飫肥出身で明治の貴族院議員『高橋源次郎氏』の別荘地だったところです。
 この周辺一帯の4.7haが、昭和26年にご遺族から日南市へ寄贈され、市は昭和32年に総合公園「竹香園」としてグランドや周辺を整備し、桜の植栽や散策路などを設置しました。
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 ところがこの「竹香園」の一画にある別荘庭園は、長年草木が茂るままに放置されていたようです。しかし背後の崖の崩落の危険などもあり、「歴史・文化風致的景観の向上を図る」ために平成9年度から約三億円近い総事業費改修整備を進め、平成14年春に現在のような日本庭園が完成したようです。園内の「竹香園記の碑」の傍らに立てられた解説板によると「竹香園」の名は東宮侍講本居豊穎の起草によるものということです。本居豊穎(もとおりとよかい)は明治期の国学者で、「古今集講義」などの著書が知られています。

 一般に「竹香園」と言えば、グランド周辺が、桜の名所として有名ですが、復元された日本庭園は、池を配した回遊式の桃山式庭園で、散策路を辿ってくつろいだ一時を過ごすことができる落ち着いた静かな公園です。
 ここは、飫肥城下町の隠れた名所と思います。
 4月1日から公開されている本町の『旧高橋源次郎家』を訪れた後に、この庭園まで足を伸ばして、暫しくつろぐのもいいですね。

 

何処の砂?
 この車の荷台に積まれている砂は、どこから運び込まれたと思いますか?
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この砂は、城内に降り積もって敷砂利に混じっている新燃岳の火山灰です。
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 その砂利を篩にかけ、灰と砂利とに分けて灰を城外に運び出すことにしました。
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 階段の砂利に混じっている灰も、全て除去していただきました。
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 篩にかけると、約半部近くが火山灰の砂のようです。
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 火山灰を除去した後は、元の敷砂利だけの状態になりきれいです。
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 除去作業にあたっていただいたのは、市から派遣していただいたお二人の方です。 約1カ月間の大変根気のいる作業でしたが、コツコツと念入りに作業していただきありがとうございました。心から感謝申し上げたいと思います。
 このように飫肥城内を管理するためには、日頃からの地道な作業が求められます。城内環境を維持するためには、まだまだ手間のかかる作業があります。
 それでも飫肥城を訪れる皆さんが、城内を見学され「きれいなお城ですね!」と褒めて頂くことが最高の喜びです。
日南(ひな)めぐり号!
 4月1日からスタートした『日南(ひな)めぐり号』。
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 これは、JR日南線の観光列車『海幸山幸』とリンクした周遊バスです。
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 ボデーカラ―は、日南市の空と海をイメージした明るいブルーでまとめ、前方には大手門とイメージキャラクターが描かれ、後方では飫肥城下町「食べあるき・町あるき」の『あゆみちゃん』と「日南一本釣りカツオ炙り重」の『あぶかっちゃん』の2人が皆さんをお迎えしています。
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 側面は、日南海岸をイメージした絵が描かれております。
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 座席の骨組みは飫肥スギで、カバーの色はこれまたブルーで統一されています。
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 この日南観光周遊バス『日南めぐり号』は、JR日南線『飫肥駅』から『南郷駅』を周遊し、途中『道の駅なんごう』や『港の駅めいつ』、『水中観光船』などにも停車します。
 料金は1,000円(こども500円)で、運行日は観光列車『海幸山幸』が運行している日です。有効期間は1日ですが、1日何度でも利用できます。
 観光資源豊かな日南市を周遊する『日南(ひな)めぐり号』が、これから全国からお見えになる多くの観光客の皆さんを様々な観光スポットにご案内できると思います。
 詳しくは、こちら宮崎交通『日南(ひな)めぐり号』をご覧ください。
真っ盛り!
 咲き遅れていた飫肥城の大手門前の桜が、満開になり今が真っ盛りです。
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 ここ2~3日、暖かい日が続き一気に満開です。
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 観光客の皆さんも、満開の桜を眺めて暫し春の飫肥路を散策されていました。
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 旧本丸の桜は、既に満開を過ぎ散り始めました。
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 これからもしばらくは天候にも恵まれ、花も長く楽しめそうです! 
十曜紋ふれあい広場開園
飫肥駅となりのJR敷地に「十曜紋ふれあい広場」が開園しました。
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きょうは開園式があり、日南市の倉岡副市長のあいさつ、JRからのあいさつがあり
テープカットがあり開園しました。
地元の方もおおぜい参加され、公園内を散策されていました。
飫肥城下町を訪れてくださるお客様をお迎えする場がまたひとつ増えました。
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公園入口には伊東家の家紋である十曜紋が書かれたポールがたっています。

公園の開園式のあと、4月1日より宮崎交通様が運行された日南観光周遊バス「日南(ひな)めぐり号」の
出発式があわせて行われました。
倉岡副市長・宮崎交通様よりあいさつのあと、本日乗車される方の代表に日南名産のマンゴーが贈られ
地元幼稚園の子どものかけ声で出発しました。
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日南(ひな)めぐり号は観光特急「海幸山幸」と連動し、飫肥城や道の駅なんごうなどを周遊します。
通常は、土日祝日に運行し、料金1,000円です。もちろん周遊バスだけの利用もOKです。
またひとつ、日南観光の幅がひろがりました。ゆっくり、のんびりバスに揺られるのもいいと思います。
新年度!
 今日から四月、市内のあちこちでは、一足早く鯉のぼりが元気に泳ぎ始めました。
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 海岸に出てみると、こちらも既に初夏の海のようです。
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 新年度がスタートしたばかりなのに、季節はもう先を走っています。年々、日々の速さが加速している気がします。
 本年度も様々な事業が頭の中を巡らしています。しっかりした事業展開も当然ですが、先ずは職場の皆さんがお互い健康に留意し、協力して仕事を進める明るい職場づくりにも取組みたいと思います。
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