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飫肥城の日々
飫肥城下町の魅力を発信
『新春子どもの声を聴く会』
 第3回『新春子どもの声を聴く会』が小村記念館で開催されました。
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 市内16の小学校と11の中学校の代表27名が出場して、それぞれが考えたことを発表しました。
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 発表内容は、学校や家庭での日常生活の体験や出来事など、日ごろ感じたことや将来の夢など、ゼスチャーを交えたりギターを手に持ったりと、一生懸命発表してくれました。
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 この『子どもの声を聴く会』の目的は、明日の社会を築く子ども達が、自己の役割と責任を自覚し、心身共に健やかに成長することを願い、日ごろ何を考え、何を求めようとしているかを発表する機会とするためです。
 発表の後審査が行われ、最優秀賞3名(小学校1、中学校2)が選ばれました。
 ちなみに、賞を受けた小学生のタイトルは「Ihave a dream ~人と人との架け橋に~」です。
 また中学生二人のテーマは「諦めない心を持ち続けたい」と「つながり」で、思わず涙し心を打たれる発表もありました。
 それにしても発表する子どもたちは、各学校の代表といえ自己の想いをしっかりとした声で伝えておあり、いづれも優劣付けがたいほどでした。改めて、日南市の子どもたちの素晴らしさを感じ取る機会になり、安心しました。
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01/29のツイートまとめ
obijyoAyumi

今、飫肥城に“みやざき犬”(キャラクター)が来てま~す・・・☆お友達になれるかな~??
01-29 12:37

飫肥城下町・好!
 中国上海市からお見えになった皆さんです。
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 先ず、城内の見学をして、その後城下町での「食べあるき・町あるき」です。
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 皆さんとても元気で、買い物については金を厭わないというかとても懐の暖かい方のようです。
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 この日は、日南市長と一緒に、飫肥の「食べあるき・町あるき」のイメージキャラクター『あゆみちゃん』もお迎えしてくれて、皆さん大喜びです。
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 最後に、挨拶に見えた市長とバスの中で記念撮影。皆さんも満足の笑顔です。
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 皆さんは、中国の「上海錦江旅行社」のツアー添乗員や中国人向け旅行商品の販売担当者とそのご家族で研修旅行とのことです。
 飫肥の感想をお聞きすると、「飫肥の町は、京都と違って静かな落ち着きのある城下町で、上海などの都会から来る人にはとても魅力があります。『食べあるき・町あるき』もとても楽しいです。」と気に入って頂いたようです。最近、韓国や中国などからのお客さんも増加傾向にあるようですが、私どももしっかりおもてなしできるように町ぐるみで受け入れ体制を整える必要を感じています。早急に対応をして参ります。
頑張る市議会議員さん!
 今月、飫肥城下町のまちづくりについて、視察研修にお見えになった皆さん。
 こちらは、天の橋立で有名な京都府宮津市の市議会議員の皆さんです。
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 一方こちらは、大分県佐伯市議会議員の皆さん。
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 二つの市は、いづれも観光資源などが豊富で様々な取り組みをされるなど頑張っているとお聞きしています。今回は飫肥城下町の「食べあるき・町あるき」の取組みと、その後の状況等についての研修されました。飫肥の取組みが如何ほど参考になったか分かりませんが、両市がこれからどのような方向でまちづくりを考えておられるのか、地域住民の考えはどうなのかなどによって推進方法が異なります。しかしいずれにしてもこれまでのように行政からの指導によって事を進めるのでなく、これからは、限られた財源の中、行政と住民がパートナーの関係で、如何に地域住民が先導的にまちづくりを進めるか・・・だと思います。
 いわゆる協働のまちづくりですが、このためには地域の皆さんや行政もアイデア、知恵の限りを尽くして企画し実行していくことだと考えます。もちろん行政としては、そのための人材の育成は急務です。そして新たな箱ものをつくるのでなく、それぞれの土地に存在する様々な資源や埋もれている資源を壊すことなく掘り起こし、これまでの固定観念にとらわれることなく意識を変え、斬新で新しい事業に挑戦することも必要だと考えます。そのことを議員の皆さんも行政に提案し、将来の地域の展望に立って事に処していただきたいと思います。
01/26のツイートまとめ
obijyoAyumi

今朝歴史資料館で防火訓練がありました。ここのところ寒くて火を使う機会が増えています。みなさん、火事には十分気をつけましょう。
01-26 10:19

『文化財防火デー』!
 毎年1月26日は,「文化財防火デー」です。飫肥城由緒施設の一つ「飫肥城歴史資料館」で消防訓練が行われました。
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 火災の第一発見者が119通報するとともに、保存会職員が観光客を避難誘導して初期消火訓練。その後直ぐに消防車が駆けつけて消火にあたります。
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 間もなく鎮火され、消火訓練は無事終了。
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 その後、消火器の取り扱いや飫肥城下町周辺に設置してある「消火栓ボックス」の取り扱い訓練が行われました。
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 そもそも1月26日が「文化財防火デー」というのは、昭和24年1月26日に世界最古の木造建造物である法隆寺の金堂が炎上し,壁画が焼損したことに基づいています。この火災は国民に衝撃を与え文化財保護の機運が一気に高まり、翌25年には文化財保護法が制定されました。
 飫肥城周辺には、貴重な文化財が数多く存在します。その全てが市民の財産であり、私ども飫肥城下町保存会は、これらの由緒施設や貴重な文化財を守るべき日ごろから維持管理に努めています。
 本日の訓練を契機に、さらに地域の自治会の皆さんをはじめ住民の皆さんとも連携し、火災予防や消火にも迅速に対応できるよう積極的に関わりを持って参りたいと考えます。
梅一輪!
一雨ごとに暖かさが増してきたようです。飫肥城歴史資料館の前の紅梅も一輪だけ開きました。
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 大手門前の小村記念館入口の白梅、こちらも一輪開花。
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 城内で最も早く開花する桜「早咲き日南1号」は、漸く動きはじめ硬かった蕾も丸くなっています。もう10日余りで、開花間違いなし。
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 松尾芭蕉の弟子で最古参の服部嵐雪の「梅一輪一輪ほどの暖かさ」という俳句がありますが、飫肥城内は、日一日と春が近づいているようです。
 宮崎には、23日にサッカーJ1浦和レッズとJ2湘南ベルマーレがキャンプインしました。2月には西武ライオンズ、広島カープ、読売ジャイアンツ、福岡ソフトバンクなどもキャンプインします。これから県内には、プロサッカーやプロ野球だけでなく多くのスポーツチームが続々と春季キャンプします。
 本格的な春の到来もすぐそこまできていますが、テレビなどの報道によると、日本各地で大雪が降り続いているようです。日本経済も冷え切ったままです。ここ飫肥だけでなく、東北地方や日本各地に本当の意味の春が、早く訪れて欲しいですね。
『田の神さあ』
 県博物館協議会研修の午後からは、マイクロバスでえびの市の『田の神さあ』巡り。案内していただくのは、えびの市歴史民族資料館の上谷川さんです。最初に訪れたのは、京町温泉郷の西側にある川内川を渡ってすぐの『オットイ田の神』です。シキを被り、右手にメシゲ、左手にキネを持った典型的な「農民型」の田の神です。
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  この田の神は、豊作をもたらす田の神として評判が良く、よく盗まれたていたとのことですが、頭をなでると子宝にも恵まれると言われている。ここの広場は、ちょっとした公園になっていて、近年作られた様々な格好の田の神があちこちに置いてあります。
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 さらにここからの通りは、どうやら『田の神通り』のようです。車の向かう道路左サイドには、ユニークな田の神がずーと置いてあります。
 次に行ったのは,えびの市指定文化財の「神官型」田の神です。中内堅梅木の圃場整備された一画に座される「神官型」の田の神で、享保十乙六月(1725年)との刻銘がかすかに読み取れます。えびの市で二番目に古い田の神だそうです。
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 次に行った田の神は、男根に似た自然石を用いて豊作や子孫繁栄、五穀豊饒を願ったもののようで,祠に収められています。
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 田の神は、地元で「田の神さあ(タノカンサア)」と呼ばれています。えびの市内には約150体の「田の神さあ」が残されているそうです。ここの「田の神さあ」は農民型で、きれいに化粧がしてありますが、男性だそうです。右手にシャモジ、左手にお椀の独特のポーズですが、えびのの「田の神さあ」の中で最も人気高いとのこと、いわゆる「田の神さあ」のトップスターです。立派な祠の中に座されてました。
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「田の神」は、冬は山の神となり、春は里におりて田の神となって田を守り、豊作をもたらすと信じられています。「田の神」を石に刻み(田の神石像)豊作を祈願する風習は、18世紀初めに始まる薩摩藩独特の文化だそうです。  霧島の噴火・天災などが原因で、農家にとって大変きびしい時代に、薩摩藩では江戸時代からの赤字経済を立て直すため、稲作を奨励する政策を行っていました。このような政策の中、農家は霧島の噴火をやめさせ、稲作の豊作を願うためのよりどころとなる像を作るようになったといわれています。このためこのころに作られたのが神官が座してお祓いをする「神官型」の田の神で、えびの市の最古の「神官型」は1724年(享保9年)だそうです。その後に「農民型」も作られるようになり、最近は様々な「田の神さあ」も登場し、市のシンボルにもなっています。現在は、えびの市の観光資源として魅力発信に努めています。
 
えびの市歴史民族資料館
 県博物館協議会研修がえびの市で開催され「歴史民俗資料館」を見学してきました。
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 資料館では『矢尻(鏃)の作り方と進化』をテーマにした企画展が、開催されていました。
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 市社会教育課の中野さんから企画展の案内をしていただきました。
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 弓矢の矢の先に付けるものが矢尻です。矢尻は、石・木・骨・鮫歯・牙・竹・銅・鉄製のものがあり、通常石鏃と言えば、打製石鏃のことだそうです。ここに展示してある矢尻は、えびの市内の圃場整備に伴う発掘調査によって出土したものだそうです。主に縄文時代(10,000~7,300年前)の土層からのもので、石鏃(矢尻)の完成品だけでなく加工途中のもの、失敗品など数多く出土したそうです。
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 石鏃(矢尻)つくりですが、旧石器時代(約30,000~15,000年)には、既に原石を連続して同一規格に剥片する技法が確立していたようです。縄文時代になると、表面の風化面を打ち欠いて適当な剥片素材を得、さらに細かい剥離を施して形を整えていく方法に変わっていったそうです。
 仕上げは、鹿角でピンポイントで押圧して左右対称形に薄く鋭くつくり上げるとのこと。
 矢尻に良く用いられた「黒曜石」は、ガラスと同じ性質なので、打撃を加えると円錐形の方向に割れやすく、打撃の方向や力加減で割れる方向や大きさを決めることができるようになるようです。

 ところで、ここの常設展示場には、私にとって興味のある二つの展示がされていました。
 一つは、飯野城(現宮崎県えびの市)の城主であった島津義弘が、伊東の大軍を破った「九州の桶狭間」とも呼ばれる「木崎原の戦い」の展示コーナーです。
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 「木崎原の戦い」は、元亀3年(1572年)、日向国真幸院木崎原において伊東義祐と島津義弘の間でおこなわれた合戦です。当時日向国の大半を手中にしていた伊東義祐は、3000の大軍を擁して、約300の兵力しか持っていなかった島津側の真幸院地方を攻め込んだ戦いです。この戦いは予想に反し島津義弘に大敗したことから「九州の桶狭間」とも呼ばれているようです。この戦いでは、双方で約800人が死亡したといわれます。
 この戦いをきっかけとして伊東氏は急激に衰亡し、大友氏を頼って豊後落ちするわけですが、その後島津の勢いは増し、大友氏も「高城川の戦い(耳川の戦い)」で敗れます。
 戦いの後島津義弘は、この合戦地にある池島地区に供養碑を建てましたが、現在でも池島地区の皆さんは、戦のあった5月4日に毎年供養祭を行っています。それまでは島津側だけの供養祭でしたが、4年ほど前から、飫肥の伝統芸能(泰平踊)も奉納をしています。
 ところでこの戦いから遡ること12年前の永禄3年(1660年)に、日向国の伊東義祐の攻撃に困惑する飫肥の島津忠親を救う意味で、その養子となって飫肥城に入ってます。しかし永禄5(1562年)、薩摩本家が肝付氏の激しい攻撃にさらされるようになると帰還せざるをえなくなり、義弘不在の飫肥城は陥落、養子縁組も白紙となったようです。
 
 二つ目は、奈良東大寺の大仏殿の建設時に使用された霧島産の「アカマツ」伐採の説明コーナーです。
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 私は、昨年11月に奈良東大寺を訪れましたが、東大寺は世界文化遺産に登録され、木造建築物の大仏殿としては世界一だそうです。
 728年に聖武天皇が建立した金鐘寺が、東大寺の始まりだそうです。大仏は752年に開眼供養が行なわれ、大仏殿や講堂などの伽藍が完成したのは789年とのこと。その後1180年に平重衝によって、1567年には松永久秀によって伽藍が焼失したようです。
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 その後、1709年に現在の大仏殿が再建されましたが 、この時にえびのの霧島山から切り出された赤松の大木2本が、大仏殿の天井の梁になって支えているとのこと。
『市民協働推進フォーラム』
 1月21日(土)第4回目となる『市民協働推進フォーラム』が、日南市文化センターで開催されました。
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 1部の輝く市民協働大賞表彰式では、『飫肥楽市楽座』と『女性スポーツグループ』の二団体が、これまでの活動が評価され見事受賞されました。
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 『飫肥楽市楽座』の皆さんは、飫肥地区の活性化を目的に平成9年から様々な活動を行っています。
 中でも毎月第3日曜日には、「祐兵クラブ」として人力車をボランティアで運行し、観光客に大変喜ばれています。
 また、『女性スポーツグループ』の皆さんは、壱岐会長を中心に昭和54年からレクダンスやジャズ体操などで「飫肥城下まつり」などのパレ―ドに参加され、祭りを盛り上げていただくとともに、元気なにちなんをアピールしていただいています。
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 第2部は、ムラとマチを繋ぎ、新たな息吹を吹き込む「九州のムラへ行こう」の編集長『養父信夫さん』の講演。演題は、「ムラの命をマチの暮らしに、マチの活力をムラの生業(なりわい)に」です。
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 養父さんのお父さんは、あの宗像大社の宮司さんとのこと、冒頭は海の正倉院といわれる玄界灘の孤島「沖ノ島」の紹介です。そして手がけている九州のムラでのグリーンツーリズムの事例の紹介。最後に宮崎県の今後の取組みとしては、「民泊型教育旅行」「古事記編纂1300年となる神社の掘り起こしと活用」「新婚旅行で訪れた60~70代をターゲットにした旅行」などの提案がありました。
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 そして第3部は、パネルディスカッション。テーマは「地域の“つながり”をつくる」です。コ―ディネ―ターには井上 優さん(県NPO活動支援センター長)、そしてパネリストには講演頂いた養父さんと県内で様々な町づくりに携わる人の併せて5人です。
 いろんな意見が出ましたが、これからのまちづくりは、「地域が主体的に行動し、行政が補完的支援を行い、円滑な連携のもとに地域と行政の協働によるまちづくり」を目指すべきであります。つまり行政の補助金を頼りに事業展開をするのでなく、アイデア、知恵の限りを投入し、極力自立・継続して展開できる事業に挑戦していかなければなりません。
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 講師の養父さん、コ―ディネ―ターの井上さん、そしてパネリストと担当された市協働課の皆さんお疲れさまでした。 会場には、自治会の役員やまちづくに関わりのある500人以上もの皆さんが参加して、熱心に聞き入っていらしゃいました。そして皆さん最後に「今日のフォ―ラムは良かった!」。

 飫肥城下町「食べあるき・町あるき」は、、飫肥地区の皆さんが力を併せて取組んでいるコミュニティビジネスです。今後の行政の支援対象は、頑張っている人、団体、地域などに絞られてきます。そしてこのような地域と行政の良好なパートナーシップが、保たれることが重要だと思います。
 しかし、その取り組みを企画し実行していくのは「人」です。 そのような人材育成は、これからの行政の重要な役目ではないかと考えます。
接遇マナーセミナー
小村記念館で、日本電信電話ユーザ協会主催の接遇マナーセミナーが開催されました。

はじめに「出会いに感謝、おもてなしの心で」と題して、米岡光子先生の講演がありました。
このセミナーには、飫肥城のボランティアガイドの方や当飫肥城下町保存会の職員も参加させていただきました。
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日頃お客様と接している私達にとって、飫肥城に来て下さる方に気持ちよく観光をしていただけることは最大の
喜びです。皆、接遇の能力を少しでもアップできるよう講師のお話に真剣に耳を傾けていました。
単に接客をするだけではなく、お客様に少しでも気持ちよくなってもらう、満足してもらうことが大事だと
いう事を学ばせていただきました。
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次に藤原トキヱ先生による手話講習です。先生は、30数年手話をされていらっしゃるそうです。
手話と聞くと何かむずかしそうだなという気がしていましたが、身振り手振りが基本ですよという話をされたので
少し気が楽になりました。
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みんな先生の真似をしながら一生懸命練習をしていました。慣れてくると言葉の意味や様子を考えながら
この言葉は手話ではこうかななどと皆楽しそうでした。
手話の勉強をするという事は日頃なかなかできないので、大変有意義な時間でした。
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 今回のセミナーの講師を担当された藤原トキヱ先生(左)と米岡光子先生(右)です。
お二人ともその道のプロでした。分野はちがいますが、人の心を満足させる方法や能力をつけると
いう事において共通するところがいっぱいあるなと思いました。

今回のセミナーでは、プロとしての能力として、コミュニケーション力や表現力・接遇力といったことを
学びました。
 コミュニケーションという事になると、小村寿太郎がポーツマス条約をなんとか日本の不利に
ならように締結できたのは、彼の英語によるコミュニケーション能力が高かったからだとも言われています。

私達もお客様を迎えるプロとしてコミュニケーション力を磨き、お客様が気持ちよく帰って頂けるよう
ますますおもてなしの力をつけていかなければならないと感じました。
雨の城下町
 正月以来、晴天続きで乾燥していた飫肥の城下町も、今週になって小雨が降り始め、しっとりした風情を醸し出しています。
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 久し振りに、大手門通りから商人通りに下りてみると、何人かのグループが『食べあるき・町あるき』のマップを持って散策されていました。
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 よく見ると、皆さんの手にはお土産でしょうか、買い物袋をしっかり持っていらっしゃいました。
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 お話をすると、韓国からツアーで来られた皆さんでした。
 最近、飫肥城下町『食べあるき・町あるき』にも韓国や台湾などの皆さんも良く見かけるようになりました。外国からの観光に来られる皆さんは、見るだけの観光からショッピングや食べ物も一緒に楽しむ傾向にあります。
 この日は、市外からの高校生の団体も『食べあるき』を楽しんでいましたが、風情のある町並みや城内の歴史的な由緒施設などのよさも味わっていただきました。
 それにしても、一雨ごとに暖かさが増してきたようで、遅れていた今年の梅や桜の芽も動き始めたようです。
復興を!
 飫肥のご出身で現在岩手県にお住まいの方から、飫肥城下町保存会にリンゴが送ってきました。
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 箱を開くと甘~い何とも言えない香りと一緒に、見事なリンゴが現れました。
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 説明書を読むと、これは『葉取らずりんご』といって、収穫するまで葉を取らずに、着色用の袋かけもしないとのこと。 しかし手抜をすることなく手間ひまかけて、完熟するまで心を込めて育てられた究極のリンゴだそうです。

 ところで箱の中に、特別報道写真集「平成の三陸大津波」という本が同封されていました。
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 この写真集は、地元新聞社の「岩手日報社」が発行したもので、地方出版としては異例の12万部を超える大出版になっているとのこと。
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 開くと昨年3月31日午後2時46分の大地震によって引き起こされた巨大津波が、襲いかかる生々しい写真など、150ページに渡って掲載されていました。この記録写真集を見て、被害の甚大さとともに亡くなった方々や多大の被害を受けられた皆さんに、改めて心からの哀悼とお見舞い申し上げたいと思います。
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 また、「産地直送 頑張ろう!!東北!」ということで某運送会社もショッピングサイトも開設されています。こちら『がんばろう東北!!』ショッピングサイトです。 私どもも東北地方の一日も早い復興を願うとともに、可能な方法で応援したいと思います。
なんじゃこら!
 この得たいの知れない不思議な物体は、何?
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 実はこの物体、小村記念館の大会議室の床に落ちていたものです。
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 この大会議室にある舞台を仕舞い込むため、舞台の底に付けてある車輪を動かした時に剥がれ落ちたもののようです。車に例えるとタイヤの部分が落ちて、ホイールだけが残ったようなものです。
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 この会場は、利用が多くこのままの状態で舞台を使用すると、フロアーなどの部分が痛みます。直ちに市に連絡して、業者さんに修理をしていただきました。
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 これでイベントがあっても安心、今後5年間の保証付きだそうです。 
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 考えてみると、この国際交流センター「小村記念館」は、小村寿太郎侯没80周年の記念事業として建設され、既に20年を経過し、様々な個所で修理個所が発生しています。
 施設を管理するものとして、お見えになる皆さんが、安心して由緒施設などを利用していただくため、これからもしっかり維持管理に努めなければなりません。
 それにしても、最初発見した時は、この物体が何なのか分からずびっくりしました。


 
国際人を目指して!
 「ことば」がこどもの未来をつくることを目的としたラボ教育活動を行っている「ラボパーティ」のこども達が小村記念館で研修をしました。
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 今回の目的は、今年の夏にアメリカ・カナダ・ニュージーランドの国際交流プログラムに参加予定のこども達の事前準備活動のためだそうです。参加したのは、県内の小学校6年生と中学1年生の計11名と小山先生、松崎先生です。
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 最初に、各自が作製したアルバムを持ちより、英語による自己紹介をした後、英語の歌で楽しみました。
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 その後、日本を伝えようと言うことで、飫肥が輩出した明治の偉大な外交官「小村寿太郎侯」について館内見学です。
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 明治時代、日本が欧米列強と肩を並べるようになるため、世界を駆け巡り活躍した人物「小村侯」。その数々の功績等が展示してある資料館内を、真剣なまなざしで見学していました。さらに飫肥城の由緒施設なども見学し、日本の歴史についても学びました。 
 このこども達が、ラボ教育を通して世界中のこども達と交流し、外国語だけでなく文化や歴史なども習得し、将来国際的に活躍できる人物になって欲しいですね。それを小村侯も願っていると思います。


『さくらの森植樹祭』
 2011年は国連が定めた国際森林年です。そこで串間の山に『さくらの森』が誕生しました。
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 この場所は、幸島のある市木海岸と志布志湾が展望できる広大な伐採地あとです。
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 式典会場は、その山頂付近の傾斜地で、300名近い関係者が参加して行われました。
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 記念植樹では、市内外から参加した団体、グループ、家族などが「山桜」や「吉野桜」を中心に「いろはもみじ」「銀杏」などを1haの土地に植付けていました。
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 こちらは森林組合の女性職員と役員の皆さん。
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 参加された牧元副知事など来賓の皆さんと南那珂森林組合役員が一緒に記念撮影。
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 これは、会場で頂いたお弁当。そして、帰りに市木海岸の方から会場となった方角を振り返って眺めると、はるか遠くに『さくらの森』が遠望できます。
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 この植樹祭を企画したのは、南那珂森林組合です。宮崎県は平成3年から杉の生産量は日本一です。しかしこれまで取組んできた持続可能な森林生産を最優先に考えるだけでなく、森林の持つ多面的機能も重視する方向へとシフトを変えるようになりました。
 ここの伐採地跡17haには、今後さらにサクラやモミジなどを植え、『日本で一番美しい春、日本で一番輝く秋』を目指す観光スポットとして展望台などの整備も図ることになっています。  そしてこの植樹により造成された『さくらの森』が、将来にやすらぎと癒しをもたらす豊かな資源として、次世代に残す貴重な財産の一つになることでしょう。
 ところで、この土地の所有者は、串間市の神戸家です。神戸家といえば、小村寿太郎侯の姉「わか」さんが嫁いだ串間でも有名な実業家です。寿太郎侯が金策に苦労していたことは良く知られていますが、姉の嫁ぎ先の神戸家から資金援助も度々受けていたようです。
 小村侯と縁のあるこの森の木々が大きく育ち、魅力的な美しい森になり、将来多くの人々が訪れるようになるといいですね。

青島どれ
青島漁港内にある漁協直営の食事処です。2階に上がると入り口の外で待っているお客さんがいます。
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 店内の待ち席にもお客さんがいっぱい! 30分程待って漸く席に。
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 目的の料理を注文して、さらに待つこと30分余り。漸く料理が登場。
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 注文したのは、人気のメニューでイセエビの味噌汁が付く『港あおしま定食』1,700円なり。
 天ぷら又は刺身が選べますが、いずれも青島漁協で水揚げされた新鮮な厳選素材だそうです。
 その他は小鉢・香の物・御飯が付きます。刺身はとっても新鮮でしたが、いつも日南市内の新鮮なイセエビを食べているせいでしょうか、目的の「イセエビの味噌汁」の味は期待していたほどはなかった感じです。
 定食以外にも青島どれの食材を用いた様々なメニューがあり、周囲には県外からと思われるお客さんもいっぱいでした。
 営業時間は、午前11時から午後2時30分までで、月曜日が定休日だそうです。
 もし行くとしたら、平日の方がよろしいかと思います。

 
ピッカピッカ!
 『歴史資料館』と『小村記念館』のフロアーが、専門業者さんによってきれいになりました。
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 お客さんのいなくなった閉館後に それぞれの施設を今月11日と12日との二日間でワックスかけなどの清掃を行いました。
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 普段できない展示ケースの裏や机の下など全てを磨きあげました。
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 どうです! ピッカピッカしてとってもきれいになったでしょう。
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 このフロア洗浄とワックス掛けは、毎年お客さんの少ないこの時期に、専門の業者にお願いして行っています。
 ところで、一年前のこの時期にワックス掛けをした後、1月26日の霧島新燃岳の噴火で大量の火山灰が飫肥城周辺にも降ってきました。このため、昨年の各施設のフロアーは、お客さんが靴の底に付けて運んでくる火山灰で、いつもざらざらとして、毎日のフロアー清掃が大変でした。
 それから1年、落ち込んでいた観光客も漸く戻ってきた感じがします。また城内の早咲きの桜も花芽が動き始めたようです。きれいになった施設や城内や城下町をゆっくり散策されてみては如何でしょうか。
 『日南市観光ガイドボランテイアの会』の今年最初の定例会が、小村記念館で開催されました。
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 この会が結成されたのは、平成12年(2000年)3月1日で、既に10年を経過しました。
 そこで、この度『設立10周年記念誌』が発刊されました。                    
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 記念誌は、関係者等の寄稿文やこれまでの活動実績、歴代役員、年表等などが写真をふんだんに使い、32ページに掲載されています。
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 これまでの活動が評価され「優秀観光地づくり賞」、「九州よかとこ案内人賞」など数々の表彰も受けています。
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 現在40名以上の会員の皆さんが6班に分かれて、年間1万人ものお客さんを案内されています。全国から感謝のお礼の手紙等も数多く寄せられています。
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 こども達から年配の皆さんまで、相手の観光客の皆さんに合わせホスピタリティの気持ちを持って対応していただいています。もちろんガイド料金は無料です。
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 会員の皆さんも若い方から最年長88歳の方まで年齢や前歴も異なります。しかし、郷土を愛して魅力を伝えるガイドとして日々研鑽されている気持ちは一様です。そのせいか年齢の割には、皆さんとってもお元気です。

 私ども『飫肥城下町保存会』は飫肥の由緒施設を管理運営し、観光客の皆さんをお迎えする立場です。
 これからも『日南市観光ガイドボランテイアの会』の皆さんや地域の皆さんと常に連携し、目配り・気配り・心配りに配慮してお迎えして参りたいと思います。
台湾TV取材
 九州各県の観光地などの取材収録のため、台湾テレビ局の取材チームがやって来ました。一行はプロデュサーやカメラマンンと女性タレント2名の総勢8名のチームです。こちら『宮崎日々新聞・県内ニュース』でも報道されました。
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 九州で最初の取材地が、飫肥の城下町とのことで、到着して先ずは、飫肥城内の施設等の撮影です。
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 『歴史資料館』の展示物や今話題の『しあわせ杉』も収録されました。
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 その後は、お楽しみの『食べあるき・町あるき』で城下町の散策です。
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 鯉の泳ぐ水路や『旧山本猪平家』などで、引換え券付マップを持って本町商店通りまで撮影が続きました。
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 今回の取材で案内と飫肥を紹介していただいたのは、台湾では人気のタレント「鍾欣怡さん」と「劉瑩さん」です。
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 お二人のタレントは、台湾のバラエティ番組の司会や、多数のCM、ドラマなどで活躍されているとのこと。
 二人はとっても可愛くて、飫肥の町もしっかり紹介して頂いたようでありがとうございます。
 一行はこの後、JR「海幸山幸」を取材して宮崎市まで移動されました。
 翌日からは鹿児島、熊本、福岡方面と1月15日まで10日間かけて九州各地を取材し、16日に帰国の予定だそうです。

 この番組は、個人旅行を楽しむ若い女性向けの内容で、台湾で放送されるのは、2月末とのことです。
 数回に分けて1回約1時間で放映されるそうですが、飫肥城下町は初回に放送されるそうです。

 ところで今回の台湾TVの取材は、国が展開しているビジット・ジャパン事業の一環で九州運輸局と九州観光推進機構が企画し招請したものです。中国、台湾、観光の観光客と言えば関西、関東などが人気があるようですが、これからは九州の魅力も発信して呼び込みたいとの狙いがあるようです。
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 私ども観光に携わる者も、このような企画に呼応して積極的に協力したいと思います。
 特に、施設の案内板やパンフレットなどや基本的な会話なども習得して、しっかりお迎えしなければならないと考え、現在そのような対応策を講じているところです。
 
『恵比寿祭り』
 本日1月10日、飫肥本町通り恵比寿神社の『恵比寿祭り』が行われました。
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 午前9時30分の花火を合図に神事が始りました。
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 獅子舞の奉納の後、お神酒やぜんざいの振る舞いです。
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 縁起物を飾った「福笹」や「きじん棒」の周りは人だかりで、飛ぶように売れていました。
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 その後、獅子舞は禍を取り福を呼び込むため、各商店を廻ります。
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 今年の「恵比寿祭り」の福娘とぜんざいのおもてなしをしていただいた元福娘の皆さんです。お疲れさまでした。
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 『恵比寿祭り』は、商売繁盛を祈願するお祭りです。
 丁度一年前の昨年1月26日に新燃岳の噴火があり、宮崎県南は甚大な被害を受けましたが、その後の東日本大震災など悲しい出来事も発生し、観光業界や地域の産業も停滞しています。今年は復興の年として地域の振興と発展を祈願して大きい笹が売れていたようです。
 願いが届いて商売が繁盛し、皆さんの笑顔のように明るく元気な年になって欲しいものです。
『出初式』一斉放水!
 市中行進のパレードに続いて、本町橋下流の河川敷広場に全消防団員が整列しで式典が開催されました。
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 本町橋の上流敷地には、消防関係車両が整列。
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国家掲揚の後、点検開始が宣言され市長、副市長による人員、姿勢、服装、規律、機械器具等の点検が行われました。
 そして北郷中少年消防隊に似よる通常点検と女性消防部による軽可搬ポンプ操法の披露。
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  続いて、皆さんが待っていた、一斉放水の開始。
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 酒谷川に向けて一斉に放水され日頃の消防車の点検管理がしっかり行われてちぇいるのが伺われます。
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 続いて消防長による好評や市長の訓示が行われた後、長年消防業務等に尽力された団員に対する表彰や祝辞があり、午前中に式典の全てが終了しました。
 市民の生命や財産を守るべき、第一線で頑張っている消防団員の皆さんに改めて感謝する日となりました。この式典を何日も前から準備され挙行して頂いた関係者の皆さんお疲れ様でした。
 なお一言苦言を呈するとすれば、日南市の成人式も同日の午後に開催されましたが、日程の調整ができないものか来年度に向けて検討して頂きたいものです。
『出初式』パレード
 1月8日(日)日南市消防出初式が、飫肥城下町で開催されました。

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 市中行進が、本町商人通りで午前8時に開始です。
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 行進は、ラッパ隊を先頭に団本部が続き、その後に北郷中少年消防隊、女性消防部、各分団などが続きます。 
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 そして各隊の車両行進です。
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 車両は、ポンプ者、タンク車、積載車、救急車など約60台が参加し、通りの端まで並んだ車両行進は見事なものでした。
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 最後尾はパトカーが務め、交通止めになっていた本町通りが解除になりましたが、行進に歩道から声援を送っていた地元の皆さんは、しっかり後の清掃してお客様のお迎えです。
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 この後は、本町橋周辺の河川敷きに会場を移し、式典や一斉放水が行われました。この様子については、次回紹介します。

波立つ年!
飫肥では最も格式のある『豫章館』の庭園です。
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 ここは武学流の作庭で広い空間に庭石や石灯篭、庭木などが巧みに配置され、遠くの愛宕山を借景とした枯山水式の庭となっています。
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 この庭園の広い平坦な部分は、大海を表しているそうです。
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 その大海の波が立っているように見えます。実は最近の冷え込みで庭に霜柱ができて、苔で覆っている表土を押し上げ、庭が捲れたようになっているためです。これは表土の土が流失してしまって、表土が薄く硬くなっているのも原因の一つです。
 ところで波立っているのは、ここの庭以上に今年の政界です。
 年末に野田総理が、社会保障と税の一体改革大綱素案として、消費税率を平成26年4月に8%、27年10月に10%の2段階で引き上げる政府案を発表しました。1月上旬には素案をまとめて、3月に法案を提出するとのことです。野田政権は法案の成立に不退転の決意で臨んでいますが、野党各党が賛成する見通しがないうえ、民主党内にかなりの数の反対議員がいます。今年の政界は消費税増税をめぐって、対立や再分裂など衆院解散・総選挙含みの大激動の年となること間違いありません。
 さらにこの消費税増税だけでなく、TPP参加問題も含めて政界再編の動きが燻っています。これには、昨年11月の大阪市長・知事のダブル選で完勝した橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」も絡みそうです。
 また今年は、米国、中国、ロシアなどで指導者の交代も予想され、世界も大きく波立つ可能性があります。
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 そんな中、宮崎県から選出されている参議院議員の松下新平議員が、本日プライベートで小村記念館にお見えになり、没後100年になる明治の偉大な外交官「小村寿太郎侯」の功績などを真剣に見学され、意を新たにされたようでした。今後の国政でのご活躍を期待したいと思います。

「あゆみちゃん」ストラップ!
 飫肥杉製の「あゆみちゃん」ストラップが誕生しました。
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 また、「にちなんじゃ様」ストラップも同時に誕生です。既に誕生してている「海幸山幸号」や「干支」のストラップもあります。
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 「あゆみちゃん」と「にちなんじゃ様」は、それぞれ昨年にデビューした飫肥城下町と日南市の観光キャラクターです。勢いに乗ってゆるきゃらも誕生し、熊本の「くまもん」君までは及ばなくても、現在いろんなイベントなどで活躍中です。
詳しくは、こちら『食べあるき・町あるき』ステップアップスタート『にちなんぢゃ様デビュー』をご覧下さい!今月から飫肥城下町保存会で販売することになりました。価格も手ごろで、『日南市のお土産に如何ですか!』  
天候に恵まれた3日間!
 今年の正月は、天候に恵まれ穏やかな3日間でした。
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 県内外から多くの皆さんにお出でいただきましたが、飫肥に伝わるしめ縄飾りや門松が迎えてくれて皆さんを歓迎していました。
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 こちらのお二人は、昨年10月に結婚式を挙げられた新婚さんです。沖縄から初めて飫肥にお見えになり沖縄に比べるとちょっと寒いということでしたが、とってもアツアツでした。
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 今年の正月3日間は、昨年に比べると家族や団体のお客さんも多いようでした。
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 県内の観光地は、一昨年からの口蹄疫や鶏インフルエンザに続く新燃岳の噴火に加え、東日本大震災の影響ですっかり冷え込んでいましたが、新年を迎えて復興の兆しが感じられるようになりました。
 日本国民が一丸となって様々な復興支援に取組んでいますが、私どももこの飫肥の地から、今年が『復興の年』となるよう頑張って行きたいと思います。

『祐兵クラブ』新年スタート!
 正月3日目の飫肥城下町です。3日間とも晴天に恵まれ暖かい飫肥の町を、多くの観光客の皆さんが、楽しく散策されていました。
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 その飫肥城下町の人力車ボランティアグループ『祐兵(すけたけ)クラブ』の皆さんによる、今年最初の無料人力車サービスが、昨日行われました。
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 この人力車は、乗せて頂くだけでなく、引かせてもらえます。この日の大阪や福岡からお見えのご家族は、人力車に乗るのも引くのも初めての体験だそうで、大変喜んでいただきました。
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 『祐兵クラブ』の皆さん、前日の焼酎が十分抜けきっていないようで、多少お疲れのようでしたが、この日も、クラブの新年会とのことです。
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 皆さんは、地元飫肥をこよなく愛されているグループで、人力車以外でも飫肥城の景観を守るなど、様々な活動をされています。
 私ども(財)飫肥城下町保存会は、これからも『祐兵クラブ』の皆さんをはじめ、多くのまちづくりの団体の皆さんとも連携をとり、観光客の皆さんに満足いただけるよう、しっかりとしたおもてなしをしてお迎えしたいと思います。
 ここで注意していただくこと があります。
 『祐兵クラブ』の皆さんの人力車は無料ですが、 時々大手門前に市外から来る人力車がいます。これは有料です。利用される場合は、必ず料金を確認して下さい!
謹賀新年!
 2012年がスタートしました。
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 早速、多くの皆さんが、お見えになりました。
 四半的射場も家族連れやツアーの皆さんが、今年の願を込め狙いを定めていました。
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 本町商人通の方に行ってみると、こちらも『食べあるき・町あるき』で開いている店を目指しながら城下町の散策です。 
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 お陰さまで今年は、元旦から飫肥城周辺が賑わいを見せました。
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 昨年我が国は、東日本大震災という未曾有の不幸な出来事が発生しました。今年はその復興の年として初日から元気良くスタートしたように思えます。
賑わった『除夜の鐘つき』
 飫肥城の年末恒例の『除夜の鐘』をつくイベントが開催されました。
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 午後9時が過ぎると大手門からキャンドルに灯りがともされ、続々お客さんがお見えになりました。
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108番までの番号札を受け取って、温かいぜんざいやコーヒー、紅茶などで暖をとって鐘つき開始を待ちます。
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 午後10時半になると会場は多くの皆さんでごった返していました。
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 そして、威勢のいい獅子舞が、「田上八幡神社」の皆さんによって力強く舞われ、いよいよ鐘つきのスタートです。
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 先ずご来賓や役員の皆さんからつきはじめ、その後に一般の皆さんが、番号札の順位に撞きます。
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 午後11時55分に一時中断して新年のカウントダウンを全員で行い、倉岡清美副市長の新年のあいさつに続き、鐘つき再開です。
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 昨年のような強い風や寒さもなく、鐘つきは新年の午前一時まで行われました。今年は500人以上の皆さんが参加されましたが、それぞれの新年への思いを込めて鐘を撞いていただいたようです。今年は、皆さんにとって幸せな1年になること間違いなしです。


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