FC2ブログ
「ルーブル美術館」
 パリで人気のルーブル美術館は、フランスの国立博物館で、パリのセーヌ川の右岸に位置しています。本来はフランス王宮だったが、1793年にフランス共和国により設立されヨーロッパで最も古い美術館の1つです。 地中海沿岸の古代文明の黎明期から西洋中世前期を経て、19世紀前半までの世界的に有名な絵画・彫刻などを多数所蔵しています。
 425.jpg
 美術館正面入り口ロビーにあり、映画ダビンチコードの最後のシーンで有名になった逆さピラミッドです。
340.jpg
 
 先ず、ルーヴル美術館の『ダリュの階段踊り場』に展示されている「サムトラケのニケ」の彫像です。
 現存するギリシア文明の彫像の中で、優美でダイナミックな姿や翼を広げた女神ニケを題材にしたものとして貴重な彫像だそうです。
 最初は、1863年に胴体部分が発見され、それに続いて断片と化した片翼が見つかり復元されたとのこと。断片は全部で118片も見つかったそうです。その後像は1884年にルーヴル美術館の『ダリュの階段踊り場』に展示されていますが、翼を広げた巨大な女性大理石像「サモトラケのニケ」は訪れる人の目を引き付けます。
393.jpg

 フランス生まれの新古典主義であるドミニク・アングルが、34歳(1780年)の時に描いた絵画『グランド・オダリスク』です。グランドと呼ばれるのは縦91cm、横162cmにも及ぶ大作であるため、またオダリスクとは、トルコのハーレムを意味するそうです。
 この絵画は、皇帝ナポレオンの妹であるナポリの王妃カロリーヌの依頼により描かれた作品と言われています。
 この絵に描かれている女性は、『モナ・リザ』とともにルーヴル美術館の二大美女と呼ばれています。
 463.jpg

 こちらは、1804年12月2日に行なわれたナポレオンの戴冠式を描いた『皇帝ナポレオン一世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠式』。フランス新古典主義時代最大のダヴィッドの傑作で、ルーヴル美術館でも最大級の大きさだそうです。
 しかし、この絵は実際の式典よりかなり脚色されて描かれているそうです。例えば、当初の構図では皇帝ナポレオンが自身で戴冠する姿で描かれる予定であったが、ダヴィッドが皇帝は自身にではなく妻ジョゼフィーヌに戴冠する姿に、昨日NHKでも放送されましたが、下絵はローマ教皇が両手を膝の上に置いていたものが、祝福し賛同していることを表現するように、聖母マリアの受胎を祝福する天使のポーズと同じ手の仕草に変更されたそうです。これによって皇帝ナポレオンが絵の主人公であることを明確に修正されましたが、自身は本作を大変賞賛したと伝えられています。
 466.jpg

 続いては『ミロのビーナス』。1820年、キクラデス諸島の南西のメロス島(現代ギリシア語でミロ)で発見されたものです。それを手に入れたルイ18世が、ルーヴル美術館に寄贈したそうですが、この大理石像は、当時より名声を得ていたといわれます。主に2つの大理石のブロックで構成され、はめ込み部品の技術を使い、上半身、両脚、左腕、左足はなどは、縦はめ込みにより結合されているそうです。この加工方法は、この作品が制作された前100年頃には盛んに用いられたとのことです。しかし、両腕は今日まで発見されていないとのこと。このためその本来の姿について、様々な憶測を呼び起こしています。
363.jpg
 ところでこの『ミロのビーナス』が海外へ渡ったことはただ1度だけです。東京(国立西洋美術館)と京都(京都市美術館)で行われた特別展示(1964年4月~6月)のみとのこと。
369.jpg

 続いてこちらは、歴史上最も有名な油絵『モナ・リザ』。レオナルド・ダ・ヴィンチは、この作品を1503年から3年から4年かけて制作し続けたとのこと。1510年頃にフランソワ1世によって買い上げられましたが、その後ルイ14世によってヴェルサイユ宮殿に移されました。しかしフランス革命後には現在のルーヴル美術館に移されたようです。
 この肖像画は、レオナルド自身にとっても大事な作品だったようで、最晩年まで手元に置いていたそうです。この絵の特徴は、一切の筆跡を残さないスフマート(ぼかし技法)の手法でその完成に相当な時間と手間がかかったようです。
 446.jpg
 またこの最大の謎のひとつであるモデルについては、肖像画の注文主ジュリアーノ・デ・メディチの愛人説、コスタンツァ・ダヴァロス説、自画像説、イザベラ・デステ説、レオナルドによる極めて高度に理想化された人物像とする説など諸説挙げられるも確証を得るに至らず、依然として不明であり今なお研究と議論が続いています。1911年に一度盗難に遭いましたが、2年後フィレンツェで発見されたことも有名です。
457.jpg

 1830年ウジェーヌ・ドラクロワによって描かれたこの絵は、『民衆を導く自由の女神』ですが、日本では『自由の女神』となっています。その年に起きたフランス7月革命を主題とするものです。後にフランス国旗となる青・白・赤色の旗を掲げる女神が「自由の女神」とされています。これまでフランス国外には、イギリス・アメリカ・日本に貸し出しされただけだそうです。
483.jpg

 ところでルーブル美術館は、2011年の総入場者数が過去最高の880万人に達するなど、欧州で最も入場者数の多い美術館です。不朽の名作、ダ・ビンチの『モナ・リザ』をはじめ、『ミロのヴィーナス』、『サモトラケのニケ』などが世界的に有名な作品が数多く展示してあります。
488.jpg
472.jpg
 素晴らしい作品が、所蔵展示されているルーブル美術館。私が訪れた時は、多くの日本人をはじめ韓国・中国などアジアからの見学者でいっぱいでした。文化の異なる作品を直接観賞できて感激しました。
 このような国宝級、いや世界の宝である芸術品は、当然日本の美術館や資料館では、写真撮影等が硬く禁止されています。しかし、信じられないことですが、こちらの美術館では撮影可能でした。このためここに紹介できない多くの作品の写真を撮ることができました。自宅でゆっくり観賞したいと思います。
スポンサーサイト



Template designed by アクセラと+αな生活(ホノミ)

Powered by .