熊本県球磨郡北部に位置する五木村です。東は水上村、多良木町、西は八代市東陽町、坂本村、南は山江村、相良村、北は八代郡泉町の五家荘地帯に隣接する。村全体が九州山地の山岳地帯にあるため、標高1,000m以上の山岳が連なり、平坦部は非常に少なく、深い峡谷が縦横に走る急峻な地形が特徴。 村域は九州山地の一角をなしており、総面積の96.2%を山林が占めるそうです。

この村は五木の子守唄の里として知られています。ところがS38年から40年にかけて川辺川、球磨川で大規模な洪水が発生し、翌年41年川辺川にダム建設の計画が発表され激しい賛成・反対運動が展開される中に工事が進められてきましたが、ご承知のように川辺川ダムは中止になりました。

しかし水没予定地の皆さんは、既に上部の台地に移転され新しい集落が築かれています。このため、ダムに頼らない五木村の振興策や治水対策などの取り組みはこれからです。
ところで。ここから更に奥に行った所にある「宮園の大イチョウ」です。樹高35m、幹周14mもあり高さは熊本県一で県指定の天然記念物だそうです。

昼食は、近くのお店で食べた「やまめ定食」、ここは渓流釣りのメッカだそうで、窓下の清流でもやまめ釣りの太公望が見えました。

ところで、驚いたのはこの店の女将さん。料理の説明をした後、何時の間に着替えてきて「五木の子守唄」の披露するいきなりのサプライズ! とっても上手でした。

この「五木の子守唄」は、集落によって唄い方が多少異なると言われます。歌詞もさまざまですが、「おどま かんじん かんじん あん人たちゃ よかしゅ よかしゃ よかおび よかきもん」の歌詞は、良く聴きます。
「かんじん」とは、「勧進」(小作人)呼ばれる貧しい人々のことだそうです。歌の意味を調べてみると、「私は乞食のようなものだ。(それにくらべて)あの人たちは良か衆(お金持ち、旦那衆)で、良い帯を締めて立派な着物を着ている」となる。切ない哀愁のこもった歌で、聴いていると目頭が熱くなってきました。
そこから、再び引換えして川辺川を渡り、八代方面に五木小川に添って行く途中に「白滝公園」があります。

ここの白滝とは、この公園の石灰岩の絶壁(高さ70m、幅200m)が、まるで白い滝のように見えることで名付けられたそうです。
その公園の奥まったところに鍾乳洞があり、入口で100円投入するとライトがアップします。規模としては小さい鍾乳洞ですが、洞内では階段の下でごうごうと湧水が流出していてビックリです。

「白滝」の下の渓流には鍾乳洞からの湧水が流れ出て来て、澄み切っていて川底の魚が丸見えです。この清流は夏場の避暑地となっていて、多くの家族連れが水遊びを楽しむそうですが、秋の紅葉もみごとだそうです。

五木村には、道路の等の整備が進んでいて飫肥から人吉を経て約3時間程度で行くことができます。一昔では予想できなかったほど近くになりました。「四季を通してほっとひと息できる子守唄の里」がキャッチフレーズです。これからも機会を見て訪ねてみたい場所です。次は戦いに敗れた平家の落人が移り住んだ、ともいわれる五木の歴史探訪もしてみたいですね。


この村は五木の子守唄の里として知られています。ところがS38年から40年にかけて川辺川、球磨川で大規模な洪水が発生し、翌年41年川辺川にダム建設の計画が発表され激しい賛成・反対運動が展開される中に工事が進められてきましたが、ご承知のように川辺川ダムは中止になりました。


しかし水没予定地の皆さんは、既に上部の台地に移転され新しい集落が築かれています。このため、ダムに頼らない五木村の振興策や治水対策などの取り組みはこれからです。
ところで。ここから更に奥に行った所にある「宮園の大イチョウ」です。樹高35m、幹周14mもあり高さは熊本県一で県指定の天然記念物だそうです。


昼食は、近くのお店で食べた「やまめ定食」、ここは渓流釣りのメッカだそうで、窓下の清流でもやまめ釣りの太公望が見えました。


ところで、驚いたのはこの店の女将さん。料理の説明をした後、何時の間に着替えてきて「五木の子守唄」の披露するいきなりのサプライズ! とっても上手でした。


この「五木の子守唄」は、集落によって唄い方が多少異なると言われます。歌詞もさまざまですが、「おどま かんじん かんじん あん人たちゃ よかしゅ よかしゃ よかおび よかきもん」の歌詞は、良く聴きます。
「かんじん」とは、「勧進」(小作人)呼ばれる貧しい人々のことだそうです。歌の意味を調べてみると、「私は乞食のようなものだ。(それにくらべて)あの人たちは良か衆(お金持ち、旦那衆)で、良い帯を締めて立派な着物を着ている」となる。切ない哀愁のこもった歌で、聴いていると目頭が熱くなってきました。
そこから、再び引換えして川辺川を渡り、八代方面に五木小川に添って行く途中に「白滝公園」があります。


ここの白滝とは、この公園の石灰岩の絶壁(高さ70m、幅200m)が、まるで白い滝のように見えることで名付けられたそうです。
その公園の奥まったところに鍾乳洞があり、入口で100円投入するとライトがアップします。規模としては小さい鍾乳洞ですが、洞内では階段の下でごうごうと湧水が流出していてビックリです。


「白滝」の下の渓流には鍾乳洞からの湧水が流れ出て来て、澄み切っていて川底の魚が丸見えです。この清流は夏場の避暑地となっていて、多くの家族連れが水遊びを楽しむそうですが、秋の紅葉もみごとだそうです。

五木村には、道路の等の整備が進んでいて飫肥から人吉を経て約3時間程度で行くことができます。一昔では予想できなかったほど近くになりました。「四季を通してほっとひと息できる子守唄の里」がキャッチフレーズです。これからも機会を見て訪ねてみたい場所です。次は戦いに敗れた平家の落人が移り住んだ、ともいわれる五木の歴史探訪もしてみたいですね。
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