梅雨前線が停滞し、連日うっとおしい雨が降り続いています。

この長雨の影響で、飫肥城由緒施設のあちこちで雨漏りが見つかりました。
こちらの屋敷は、飫肥では最も格式のある「豫章館」。

この座敷の中央の間の畳がしみていて、天井を見上げると浸み出してきた雨水の粒が確認できます。

暫らく様子を見ていると、水滴がポタッと落ちてきました。間違いなく雨水です。
早速、地元業者に現場を見てもらうと、ここの屋根瓦は、飫肥地方に伝わる「飫肥瓦」と呼ばれているものですが、かなり古くなり割れやすく、瓦の下地の土も薄くなっているとのこと。このため早い時期に屋根に上がって確認することになりました。

「豫章館」の部屋からの庭の眺めは、格別です。これまで何度も映画などの撮影場所になっています。

この枯山水の庭は、遠方の愛宕山を借景にした武学流の作庭です。そして庭全体を占める広い平坦な部分は大海を表しているそうです。
この庭の雨水が流れ込むところにあるのが、観光客が休むあずまや。すっかり浸水していてこれもまた問題です。

このような古い由緒施設を、しっかり維持管理していくためには指定管理者である我々財団の力には限度があります。市も現状を見極めていただくとともに、連携を取った対応が必要です。それでも市民の財産であるこれらの大事な施設、職員全員でしっかりした保全管理に努めて参りたいと思います。


この長雨の影響で、飫肥城由緒施設のあちこちで雨漏りが見つかりました。
こちらの屋敷は、飫肥では最も格式のある「豫章館」。

この座敷の中央の間の畳がしみていて、天井を見上げると浸み出してきた雨水の粒が確認できます。


暫らく様子を見ていると、水滴がポタッと落ちてきました。間違いなく雨水です。
早速、地元業者に現場を見てもらうと、ここの屋根瓦は、飫肥地方に伝わる「飫肥瓦」と呼ばれているものですが、かなり古くなり割れやすく、瓦の下地の土も薄くなっているとのこと。このため早い時期に屋根に上がって確認することになりました。

「豫章館」の部屋からの庭の眺めは、格別です。これまで何度も映画などの撮影場所になっています。


この枯山水の庭は、遠方の愛宕山を借景にした武学流の作庭です。そして庭全体を占める広い平坦な部分は大海を表しているそうです。
この庭の雨水が流れ込むところにあるのが、観光客が休むあずまや。すっかり浸水していてこれもまた問題です。


このような古い由緒施設を、しっかり維持管理していくためには指定管理者である我々財団の力には限度があります。市も現状を見極めていただくとともに、連携を取った対応が必要です。それでも市民の財産であるこれらの大事な施設、職員全員でしっかりした保全管理に努めて参りたいと思います。
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