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飫肥城の日々
飫肥城下町の魅力を発信
姉妹都市の小学生
 姉妹都市犬山市と日南市の小学生交流事業に参加する子供たちが、21日飫肥城にやってきました。
 交流の前に、小村記念館で日南市長の歓迎の挨拶の後、両市の子ども達の対面式が行われました。
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 対面式では、日南市と犬山市の子ども達がそれぞれ自己紹介をして、今回の交流会で楽しみにしていることなどを述べました。中でも明日に予定されているシーカヤック体験が楽しみのようでした。
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 対面式最後に、市長を中心にして関係者全員で記念撮影です。
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 その後、数人のグループに分かれ「食べあるき・町あるき」を体験しながら飫肥の観光です。
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 ・・・・と、そこに今話題の「侍」が登場。 そこで合言葉「見~つけた!」でサイコロ勝負。
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 城下町の散策に続き、城内の旧本丸跡で癒された後は由緒施設などの見学
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 この後一行は、「於仙」の方や成瀬家遺児などが眠る長持寺跡で墓参りを済ませて宿泊場所の北郷蜂之巣公園コテージに向かいました。

 ところで、日南市と犬山市は平成12年8月10日 姉妹都市の盟約締結しました。
 そのきっかけは、飫肥藩伊東家の初代藩主「伊東祐兵(すけたけ)」の二女「於仙(おせん)」が、「成瀬正成」初代犬山城主の弟「成瀬正武」公に嫁いだ縁によるものです。
 しかし、将軍「秀忠」に仕えてていた「成瀬正武」公は、その後分けあって家康・秀忠両所から仰せにより切腹を命じられ吉祥寺で32歳の生涯を果てます。
 このため、犬山城主「正成」公が、「於仙」や子供達の行く末を案じ将軍に願い出た結果、願い通り飫肥藩城主の兄「伊東祐慶」にお預けとなりました。
 その後「於仙」の子二人(祐正・祐秋)は、伊東一門三家の主水(もんど)家と図書(ずしょ)家として代々高録で遇されました。

 日南市と犬山市の交流は、マラソン大会やまつりなど市民交流も行われています。県南最大のイベント「飫肥城下まつり」にも、毎年犬山市から市や議会関係者をはじめパレード参加や城内出店などにもご協力いただいています。これからも実のある様々な交流を続けて欲しいものです。
  
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