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飫肥城の日々
飫肥城下町の魅力を発信
今年も入港。
油津港に、今年も海上自衛隊掃海隊群の掃海母艦「ぶんご」をはじめ掃海艦や掃海艇など、全国から26の艦艇が入港しました。
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29日には、隊員が埠頭に勢ぞろいし、海上自衛隊艦艇日南協力会の皆さんによる歓迎式が開催されました。
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 歓迎式では、市長の歓迎挨拶の後、群指令に花束や記念品等が贈られました。
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 今回訓練に参加している隊員は約1300人だそうです。
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 今回19回目となる日向灘沖での訓練は11日間行われ、本日30日が最終日だそうです。
 竹島や尖閣諸島の領有権などによる中国や韓国との緊張が深まる中、機雷除去などの掃海訓練は一層重要性を増しています。
 自衛隊員の皆さんは、これからも様々な訓練を通して国家国民の頼れる隊員として成長していただきたいと思います。
 緊張続きの訓練お疲れさまでした。休暇を利用して県内の観光地などで暫し楽しんでください。

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泰平踊本町保存会
 毎月一回、自主公演をしている泰平踊本町保存会の皆さん。
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 自主公演は、第3日曜日の午前11時と11時半の2回です。今月は25日に踊っていただきました。
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 一緒に記念撮影のサービスもあり、めったにない機会に皆さん大喜びです。
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 本町保存会では都合のつく会員が自主的に参加し、ボランティで公演をしていただいています。心から感謝いたします。
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 県の有形文化財に指定されていて後継者も育っています。
 この飫肥の伝統芸能が今後もしっかり受け継がれ、多くの皆さんが楽しみに待っている公演をこれからも継続していただくようお願いします。 
コスモスの中を!
 一面に咲いたコスモスの花!
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 待っていた列車がやって来ました。
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 そうです! JR日南線を走る観光特急「海幸山幸」です。
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 このコスモスは、「海幸山幸」が走る日南市星倉地区の線路沿いの田んぼ一面に咲き誇っています。
 田んぼを所有する地元の皆さんを中心となり市と協力して、「海幸山幸」がスタートした平成21年から続けられています。
 乗客の皆さんも車窓から眺めて感動いただいていると思いますが、この田んぼからの景色も心が和みます。
 今年は播種時期の関係で開花は遅かったのですが、満開を過ぎてしまいました。しかし、もう少しの間は楽しめそうです。

小村寿太郎侯墓前祭
 11月26日は小村寿太郎侯の命日です。
 午前8時から侯の墓前祭が行われました。
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 侯の墓前方には、「五百禩(いおし)神社」や伊東家の御陵などがあり、横には国道222号線が隣接しています。
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 侯の墓石の前に祭壇が設けられ、墓石側面には明治44年11月26日の文字が刻してあります。
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 生憎の雨天になりましたが、市職員の持ち寄ったテントを設置していただき助かりました。
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 小村寿太郎侯が没して101年となりますが、その翌年7月30日に明治天皇がご逝去されました。今年は、明治天皇ご逝去(明治45年)から100年目ということになります。
 明治天皇は、ポーツマス講和条約や江戸時代からの不平等条約改正の功労者小村寿太郎侯が亡くなった事を聞き、涙されたということもあったそうです。
 そこで今年、明治天皇をお祀りする明治神宮の監修による『絵画と聖蹟でたどる明治天皇のご生涯』という記念誌が刊行され、当「小村記念館」にも寄贈していただきました。
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 その174ページには、ポーツマス講和会議の内容が掲載してあります。
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 このポーツマス講和会議の絵画は、明治神宮外苑にある聖徳記念絵画館に展示してあるものです。 
 「小村記念館」には、会議が行われたアメリカポーツマス市海軍工廠会議室そっくり作られた一画があり、レプリカの絵画とともにテーブル・椅子などが展示してあります。
 この絵画は日本芸術院賞恩賜賞を受賞した白滝幾之助画伯の作品です。彼は、ポーツマス講和会議が開かれていた時、ニューヨークで絵画修業中だったそうで、会議の状況を日本側委員に詳細に聞いて忠実に描いたとのことです。
 「小村記念館」では、今月末まで顕彰展も行っています。ぜひこの機会にこの絵画もじっくりご覧下さい。
西田社中いけ花展
 今月23日(金)から25日(日)まで開催されている池坊西田社中の皆さんによる「いけばな展」
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 展示作品は、前日から社中の皆さんが準備にお見えになり、それぞれの鉢に生けていただきました。
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 社中の皆さんが、、様々な材料で構成等を頭に描いて生けられ、個性的で生き生きとした作品が完成します。
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 見事ないけ花が勢ぞろいです。 
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 こちらは、西田先生のの作品。
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 会場には連日多くの皆さんがお見えになり、力作を鑑賞していただきました。
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 そして、出展していただいた池坊西田社中水仙会の皆さんです。
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 小村寿太郎侯顕彰展協賛のいけばな展は今年で20回目だそうです。今月26日は小村寿太郎侯の命日で、その日に合せて特別顕彰展が開催されています。この小村記念館は、小村寿太郎侯の没80周年を記念して建設されましたが、その時からいけばな展も開催されてきたようです。以降、西田社中の皆さんは、毎回見事ないけ花を展示していただきました。皆さんも加齢されましたが、まだまだ元気です。皆様の長年のご尽力に心から感謝いたしますとともに、これからも一層のご健勝とご活躍を願っています。
11/24のツイートまとめ
obijyoAyumi

二日ぶりのいい天気だよ!3連休初日は雨でお客様も少なかったのできょうと明日はいっぱいきてくれるかな。きょうは侍も飫肥城に出没してるので、みんな捜してネ。ただいま準備中だよ。 http://t.co/Dm8VXOLt
11-24 11:19

 日南市の観光ゆるキャラ「にちなんぢゃ様」が飫肥駅のホームに移動し、お迎えスタンバイ。
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 そこに観光特急「海幸山幸」が到着すると大勢のお客さんが下車してきます。
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 後は、皆さんのご希望で記念撮影。 この日の「にちなんぢゃ様」はタライを下げたの温泉バージョンです。
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 この列車の乗客は、某旅行会社の企画ツアー『「A列車で行こう」「海幸山幸」で巡る九州周辺の旅3日間』の皆さんで、 この後飫肥城に移動し城内の見学です。
 この日は「にちなんじゃ様」が一人でお迎えしていましたが、何かさびしさが感じられました。飫肥には可愛い「あゆみちゃん」』も控えています。できれば二人で仲良くお迎えすると、お客さんはもっと喜こんで頂けるのに・・・・・・。
最小の経費で維持管理!
 国際交流センター「小村記念館」です。隣接する古い屋敷は、「伊東祐正家」で改修を待っている状態です。
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 その境には孟宗竹が横に並べてありましたが、古くなって取り換えることになりました。 
 そこで提案!  市内の某会社でコンクリート強度試験に用いたものを頂けるので利用したら・・・・・ということで、早速実行!
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 そして丁寧に水仙も植付け! ついでに周辺の花壇も。
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 そして整備完了!
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 如何です。すっきりして綺麗になったでしょう!
 私ども飫肥城下町保存会は、由緒施設や庭園などの環境整備に熱心に取り組んでいます。
 限られた予算で飫肥城内外の施設等を管理することは大変ですが、これからも最小の経費で最大の効果を上げるように、小さなことでも知恵とアイデアを駆使して、しっかり維持管理をしなければ・・・・・と考えます。
 18日(日)晴天に恵まれ「つわぶきハーフマラソン&車いすマラソン大会」が開催されました。
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 最初に大手門通りの四差路にやって来たランナーは、午前9:00にスターした車いすのトップの選手です。あっという間に走り去って行きました。
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 その後、間を置いてやって来たランナーたち、力強く懸命に追い掛けて行来ました。
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 続々と飫肥路を駆け抜けて行きました。
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 そして9:25分にスタートしたハーフマラソンの部のトップと2位の選手がやって来て、力強く駆け抜けて行きます。
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 先頭集団が走り去った後は、大勢のランナーが続々とやって来ました。大手門前では侍さんも応援、観光バスは立ち往生。 
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 ハンドタッチで応援する親子に元気をもらって力走。
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 17㌔地点にある最後の給水所にも大勢やって来ました。
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 しっかり水分補給をして、17㌔関門では時間を気にしながら最後の力走です。
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 大勢の選手が走り去った後も、ツワブキの花が最後まで見送っていました。
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 ハーフの部には、市内外から車いす36人、マラソン約1200人が参加され、飫肥城下町を駆け抜けて行きました。
 今年の大会は快晴に恵まれ、大勢のランナーが心地良く快走できたことでしょう。
 でも飫肥の城下町は、歩いたり車いすに乗ってゆっくり散策を楽しむこともできます。次は皆さんが、駆け抜けて行った通りの周辺を「食べあるき・町あるき」など楽しみながら時間をかけ、飫肥の魅力をもっともっと感じていただきたいと思います。
飫肥杉モデル住宅!
 飫肥城下町で建設が進められている「飫肥杉モデル住宅」
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 このモデル住宅は、飫肥の宮崎南部森林管理署に隣接し、元祖おび天本舗の向かい側の市有地に建てられています。
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 飫肥城下まつりが開催された去る先月20日に棟上げ式が行われました。
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 当日は、この地域に住んでいる多くの住民も参加し神事の後、屋根の上から「せんぐまき」(もちまき)も行われ大にぎわいでした。
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 それから約1ヶ月過ぎた現在の様子です。既に瓦がふかれ板壁も貼られています。
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 このモデル住宅は、市内の住宅関連の6団体で構成する「飫肥杉モデル住宅建設協議会」が、市から約1400万の補助を受け、不足分はは団体が協力して建設されるものです。使用される飫肥杉は全て地元産飫肥杉です。
 施行業者に聞くと、基礎から建築材までしっかりした材料を使用し完成すれば、直ぐにでも生活できる設計になっているとのこと、出来上がるのが待ち遠しですね。
 しかし完成後しばらくは、モデル住宅として公開展示され、その後に一般公募で販売されるそうです。希望者が多い場合は抽選になると思います。
 風情のある飫肥の城下町に合った「飫肥杉住宅」、欲しいけど・・・・・・肝心のものが足りない。
 
熊本パワー!
 熊本の自動車部分品製造業会社の若い従業員の皆さん約180名が、バス5台に分乗し飫肥城にやって来ました。
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 駐車場では、にちなんぢゃ様とあゆみちゃんがお迎えです。くまもんのようにメジャーでないので皆さんビックリ! それでも気に入っていただいたようです。
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 大手門前がえらい混んでいるので、良く見ると記念撮影です。
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 バスの号車ごとに分かれ、社長さんを中心に仲良く写真に収まっていました。
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 平日にもかかわらず、飫肥の侍さんもサイコロサービスで皆さん大喜びです。
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 皆さんの昼食は、宮崎で人気の「日南一本釣りカツオ炙り重」を、5つの店に分かれて食べられたようです。
 飫肥は約1時間の滞在でしたが、城内の「旧本丸」や各由緒施設など、軽快に散策していただきました。
 熊本の若い皆さんはとっても元気で、会社のパワーと勢いを感じ取ることが出来ました。
 
韓国からまちづくりの研修
 韓国の全羅南道谷城郡の皆さんが飫肥のまちづくについて研修に来られました。
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 最初に飫肥の歴史や伝建地区の取組み、城下町の保存・活用、「食べあるき・町あるき」などまちの活性化対策について説明し城内の見学です。
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 城内では、保存や管理の状況などについて視察していただきました。
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 そして城下町の散策と昼食です。城下町のお店で「一本釣りカツオ炙り重」を注文していただいたようですが如何でしたか。 韓国の皆さんの地元全羅南道谷城郡のお土産をいただきました。米からつくられた人工蜂蜜だそうです。 
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 飫肥のまちづくりは参考になったでしょうか? 
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 皆さんは、京都や大阪、神戸などで研修されて飫肥にお見えになったそうです。
 韓国の南西部のやや内陸に位置する全羅南道谷城郡は田舎の風景によく似合う古い駅があり、この駅周辺に「蟾津江(ソムジンガン)汽車の村」と呼ばれるテーマパークが作られていて、昔の蒸気機関車そっくりの観光用の列車が走っています。
 またレールバイクで遊んだりゴムボートで川を漕いで下るラフティングも楽しめるそうです。
 近くには天文台もあり家族連れに人気だそうです。このように全羅南道谷城郡は美しい自然に恵まれた町だそうです。詳しくは、こちら「KBS」WORLDをご覧ください。
 ここの皆さんが今後研さんを積まれ、豊かな自然などの観光資源を活かして多くの観光客が訪れるまちづくりを地域の皆さんとともに取組まれることをご期待します。

新しいお店!
 本町商人通りに、魅力的なお店がオープンしました。
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 ろうけつ染めギャラリー・工房「ウラシマオベベ」というお店。入店していきなりご案内された部屋は、家具や商品の展示方法にこだわって、外の光を上手く採り入れた魅力的なお部屋です。
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 ろうけつ染による様々な手づくりの商品を作って、展示販売されています。
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 更に隣りの部屋は、オーナー自らが行なう「ろうけつ染め」の工房となっていて、見学もできます。
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 こだわった部屋と手づくり商品に、飫肥では味わえない優しい心づかいを感じ取ることができます。
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 オープンは、11月11日(日)でした。綿の布にこだわっているのは汗ばむ南国での気候を考慮したとのこと。絵柄にもこだわって洋服だけでなくタペストリー、テーブルクロス、クッションの外、財布やポーチ、メガネケースの袋物など手頃な小物商品もあります。ここの店主自らのろうけつ染の見学を兼ねて、こだわりのお店に寄ってみては如何ですか。
 詳しくは、こちら 「ウラシマオベベ」をご覧ください。
堀川まつり!
 今年で第17回となる油津堀川まつりが10(土)~11日(日)に堀川周辺で開催されました。
 まつり前日の9日(金)には全国運河サミットも行われ大変盛り上がりました
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 堀川夢ひろばでは多く出店が並び、ステージでは色んな出し物やゲストショ―が行われていました。11日はメインゲスト「因幡晃」のショ―で盛り上がったようです。
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 全国三大運河といわれる小樽をはじめ半田・堀川運河のブーツではそれぞれの運河の特産品が勢揃いし、販売されていました。
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 また、今回初めて参加したオビダラ館では多くのちびっこ達が、積木遊びに夢中です。
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 一方運河では油津港の伝統漁船「チョロ舟」の乗船体験。この「チョロ舟」と呼ばれる小さな帆掛け舟は、昭和の初めごろまでカツオ、マグロ漁の基地として全国屈指の油津港で、近海マグロ漁の主力を担った舟です。
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 今回特に注目されたブースは、日南学園高校調理科の生徒たちが手がけた「三大運河ご当地食材コラボレストラン」です。
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 ここでは、生徒の見なさんが、小樽・半田・堀川の食材や調味料をなどを使用したオリジナルの「もうたまらん運河丼」と「運河醤油ラーメン」を販売していました。大勢のお客さんが並んで求めていました。
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 まつり前日の『全国運河サミット2012』は、「山と海、過去と未来、人と人をつなぐ運河のまちづくり」というテーマで開催されました。第一部では、遠賀堀河(福岡県)と貞山運河(宮城県)の事例報告。二部の「油津堀河運河の過去と未来の接点を探る」では、県土整備部次長と市文化生涯学習課長が、油津の堀川運河の歴史やこれからの取組みなどについて土木整備と歴史文化の観点から話をしていただきました。そして三部「世界の中の堀河運河〜運河と暮らすまちづくり」では、堀河の再生に長年関わってきた東京大学の篠原名誉教授と、世界の運河を通じて都市建築を研究してきた東京大学大学院 の伊藤毅教授のトークセッションが行われました。
 油津堀川運河は、飫肥藩の最大の財源であった飫肥杉の運搬を安全に行うため建設された運河です。飫肥藩五代藩主伊東祐実公の命により、1683年(天和3年)から難工事の末、28ヶ月の歳月をかけ完成しました。
 ところが戦後になって水質汚濁による悪臭などが問題となり、埋め立が計画されました。しかし地元の住民を中心に埋立反対運動が盛り上がり、保存が決定され現在に至ってます。
 このような貴重な文化遺産をしっかり保存し後世に伝えることは極めて大切なことですが、さらにこの運河を活用した積極的なまちづくりを進めなければなりません。
 飫肥城と油津堀川運河は深~い結びつきがあり、これからも連携して県南の魅力を発信したいと思います。
特別出演!
 武者と一緒に飫肥城を散策する一団あり!
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 皆さんはタイ国のメディアの撮影隊です。たまたまの巡りあわせでですが、お陰でこちらに滞在されていた鎧武者とコラボすることができました。
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 タイからお見えになった美男美女のお二人と一緒にパチッ・パチッ。鎧武者のポーズも負けずにきまっています。
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 その内に美男が、侍の刀を持って侍に対抗。しかし最後には日本の鎧武者が美女を確保・・・・・というスト―リーか。
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 撮影スタッフの皆さんは夕方になっての飫肥城入りで忙しい撮影でしたが、お疲れさまでした。
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 それにしても、初めて飫肥お見えになった鎧武者には急なお願いでしたが、快くお引き受けいただきありがとうございました。
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 これから冷え込む季節になります。健康に留意して旅を続けられ、全国の城を隈無く制覇し、誰もが達成できない多大な体験と成果をあげられることを願っています。 飫肥城へのご来城ありがとうございました。
おっつ! この御仁は?
 昨日の朝、登城途中に飫肥では見かけないお方が、大手門前で一人で何か作業をされています。
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 よ~く見ると、甲冑を纏いカメラをセットして記録写真を収録されているようです。
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 その後、城内でも盛んに自動シャッターで、自らポーズをとって撮影されていました。
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 大手門前では、観光客の要請で一緒にカメラに収まっていただきました。
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 如何ですか! この凛々しい兜姿の武者。
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 そこで、この御仁にお話を聞くことにしました。
 去る五月に大阪城を出立し約半年を経て飫肥城に到達したとのこと。しかも移動は近代文明を避け、旅の生活必要品一式を台車に乗せ、手押しして歩いてやって来たとのこと。そして南下途中の城を歩いて巡り、鎧を着てお城に入城する旅を続けているお方です。何とまあ、凄い御仁! 名刺に「兜を着て日本の城を歩いてめぐる旅・ひとり大名「鎧武者」とあり、若き頃は野球をやっていたとのことで体力には自信がありそうです。 更にすごいことにこの鎧は御仁の手づくりです。しかも当時の苦労を肌身で感じ取るため、お旅所は夜陣を敷いてそこに寝泊まりするそうです。飫肥には2~3日滞在し、飫肥城下町の調査研究を行いたいとのことです。恐れ入りました!
 
「小村寿太郎侯顕彰展」
現在小村記念館では「小村寿太郎侯顕彰展」が開催されています。
 今回の企画内容は「小村寿太郎ゆかりの地特殊(国内編)」です。
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 飫肥で生まれ藩校「振徳堂」から小倉処兵とともに長崎・東京へ、そして東京開成学校(現東京大学)からハーバード大学に国費留学し法律を学び帰国、その後司法省、外務省時代の大阪・東京での生活。そして外務大臣となり国際舞台で活躍し、終焉の地神奈川県葉山で亡くなるまで過ごした場所が、パネルで紹介してあります。
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 下の掛軸は、今回初めて公開される小村侯の直筆書簡です。
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 この書簡は小村侯と当時親しかった槇氏へ送ったもので、槇氏のご子孫(現在山形県在住)から今年寄託していただきました。
 この時期は明治26年頃のもので、父の負債の背負った寿太郎侯が裁判所の呼び出しに出張中で対応できないため、親しかった槇氏に出向依頼をしたものです。
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 その他にも、小村寿太郎侯が外務次官になり駐米公使として渡米するまでの様子を記した書簡(四点)も初めて公開しています。この手紙は、飫肥伊東家の家扶(秘書)が東京と飫肥の屋敷間で、明治31年頃にやり取りしたものです。
 今月11月26日は、小村寿太郎侯の命日で、当日は墓前祭も会される予定です。この月に併せての「顕彰展」は今月末まで開催されます。どうぞこの機会に、小村侯が辿った地をパネルで旅してみませんか。
七五三お参り
 七五三は、7歳・5歳、3歳を迎えた子供の成長を祝って 神社・寺などにお参りする行事です。
 ここ福岡の筥崎宮でも多くの子どもたちが家族に連れられ詣でていました。
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 境内には、祈願の受付を済ませた多くの家族が待っています。
 祈願を終えた家族は、いただいた千歳あめなどを手に持って記念撮影です。
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 鳥居の近くでは人力車が待機していて、希望される家族に人力車に乗せて写真のサービス。
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 七・五・三歳を節目としているのは、縁起の良い奇数という古代中国の陰陽数の思想によるものです。
 七五三参りの起源は室町時代といわれ、公家や武家といった高貴あるいは偉い家柄においていて行われていた行事のようです。それが江戸時代の武家社会を中心に関東から徐々に、一般庶民へ伝わっていったとのこと。
 参拝時期は、11月15日に行うのが慣わしです。これもまた七五三を合計した15という奇数が、縁起が良い陽数である事に起因しているからです。 そして、男児の場合は3歳と5歳、女児は5歳と7歳の齢にお祝いするようですが、誕生して3歳のお祝いまで髪を伸ばします。特に女児はそこで初めて髪を結うとのことです。
 しかし最近では15日に限らず、その前後の都合の良い日にお祝いすることが多くなっています。
 少子化の中、こどもに対する親の期待は大きく、子どもの無事な成長に感謝し、今後の幸せと健康をお祈りする子どものための行事ですが、親の都合で決まるようです。 
 
11/03のツイートまとめ
obijyoAyumi

きょうは文化の日。日南市総合文化祭で、小村記念館では呈茶と邦楽演奏会が行われるよ♪呈茶は、山本猪平家でもやっています! http://t.co/K8ViRt8D
11-03 10:51

注目スポット!!
 大勢の皆さんが見上げているのは?
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 そ~です! 今注目の天然「杉玉」です。
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 飫肥城内の杉の樹齢は140年です。この「杉玉」は直径1m余りで位置や枝の大きさから推測すると、100年近くかかって自然がつくり上げたものと思われます。
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 この「杉玉」は40日前に発見されましたが、最初は巨大な「蜂の巣」か「宿り木」ではないかということでしたが、近づいて観察すると短い杉の葉がしっかり密生しており間違いなく「杉玉」です。しかも1年に約1cmずつ成長している計算になります。
 杉に詳しい方にお聞きしても「このような天然の杉玉は見たことがない! とても珍しい!」ということです。
 この杉玉が下がっているのは、これまたパワースポットとして人気のある「しあわせ杉」の1本です。
 このため、この幸せのパワーの源が、この縁起ものの「天然杉玉」だったということになります。
 皆さんもこの「天然杉玉」の幸せパワーをもらって、幸せを呼び込みませんか。
モニターツアー
 飫肥城下町にモニターツアーの皆さんがお見えになりました。
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 皆さんは、先ず城内の様々なスポットの見学をされ、そのいわれなどの説明に熱心に聞き入っていただきました。
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 「松尾の丸」では突然侍さんが現れ、事前にお伝えしていた合言葉「見~つけた!」で、早速サイコロ勝負を挑んでいました。
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 その後、食べあるき町あるきで楽しく町の散策です。
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 最後に小村記念館で、今回のツアーの感想をお聞きするたアンケートに応えていただきました。 
 今回のモニターツアーは、日南・串間市の商工観光関係の行政、団体などで組織する県南観光ネットワーク推進協議会が企画したものです。自然と歴史を満喫する「山幸コース」と海や海岸で楽しむ「海幸コース」の2つのコースからなっています。
 飫肥は「海幸コース」になっていて、昨日は鵜戸神宮に寄ったあと北郷森林セラピーでノルディックウォ―キング体験などを楽しんでいただきました。そしてこの日の午前中は坂本棚田見学とそば打ち体験、午後が飫肥城下町の散策と「食べあるき・町あるき」や「四半的」などの体験です。
 今月13日の会議でモニターツアーの経過報告が行われます。
 皆さんのアンケート結果を踏まえて、今後の県南観光推進に活かしたいと思います。
11月?
 桜が開花? ところが本日から11月!
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 場所は飫肥城内の「松尾の丸」のしだれ桜、2部咲きというところでしょうか。
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 今場所は飫肥城内の最も高い処に位置しています。
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 長い階段を登ってお見えになった皆さんをお迎えしているようです。
 早いもので今年も残り2カ月です。そろそろ、しめ縄飾りや除夜の鐘の準備も始めなければなりません。
 そして、あと3~4カ月後の来年2月ごろには城内の桜が本格的に咲き始め、飫肥に早い春がやって来ます。
 
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