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飫肥城の日々
飫肥城下町の魅力を発信
4周年記念イベント!
 4月29日、飫肥城下町「食べあるき・町あるき」事業4周年の記念イベントが行われました。
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 「にちなんぢゃ様」と「あゆみちゃん」も二人そろってイベントに参加し、ジャンケン大会などで盛り上げてくれました。
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 参加している商店などのプレゼントが当たる空くじなしの抽選所前には、大勢の皆さんが並び、頂いたプレゼントに大喜び!
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 熊本からのツアーや大学生の団体もマップを買って町あるき、また人気の観光バス「にちなん号」も満車の様子。
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 城下町の商人通りでは、若いグループや家族連れなど大勢の皆さんが時間をかけて、目的のお店を目指して賑やかに町あるき。
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 4周年記念イベントは終わりましたが、この「食べあるき・町あるき」事業はこれからも続きます。しかし、今の仕組みのままでは飽きられます。これまで頂いた観光客の皆さんのご意見や様々な問題などを整理し、参加商店や飫肥地域の皆さんなどとも協力し新しいアイデアと企画でもっともっと魅力のある事業にしなければなりません。そのための取組みを早速これから進めて行きたいと思います。
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 晴天に恵まれてゴールデンウィ―クがスタートしました。
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 駐車場のチケット販売所では、朝早くから大勢の皆さんが入館券や「食べあるき・町あるき」のチケットを買って頂きました。
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 お陰で、飫肥城入館者数など28日(日)は今年最高の人出でした。
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 明4月29日は「食べあるき・町あるき」事業がスタートして4周年を迎え特別イベントが開催されます。
 空くじなし(先着300名)の抽選会で飫肥商店会、参加商店、市観光協会などの協賛によるプレゼントが当ります。その他参加店での買い物券(200円券が先着300名)頂けます。また人気ゆるキャラ「にちなんぢゃ様」や「あゆみちゃん」との記念撮影(午前11時~)もできます。更にこれまた人気の侍とのサイコロ勝負も楽しめます。そして大手門前では、泰平踊りの定期公演(午後1時半、2時15分の2回)など盛りだくさんのイベントです。
 ぜひ明日は、飫肥城下町に来ていただきたいと思います。

 国内の景気も明るい兆しが見えてきたようです。これが観光にどのような効果を表すか解りませんが、期待してお客様をお待ちしています。
倉庫の中は?
 改修中の豫章館主家北側小屋の先日の状況です。
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 屋根瓦と外壁が全て取り外されました。
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 この倉庫の中です。これまでほとんど人目に触れることはありませんで、当飫肥城下町保存会の倉庫として利用されていました。
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 この建物、実は豫章館の台所でした。建物の中に「つるべ井戸」や「かまど」などが残っていますが。最近まで使用されていたようです。ここ豫章館にはつるべ井戸が3ヶ所あり今でも水を蓄えていますが、使用はされていません。
 ところで、この改修はゴールデンウイークのスタートする28日までには完了することになっています。詳しくはこちら『瓦葺き替え』をご覧下さい。
 今日の段階では、外壁や新しい屋根瓦も葺かれており、完成したら紹介します。
04/25のツイートまとめ
obijyoAyumi

きのうとはうって変わっていい天気になったよ。爽やかな風が吹いて気持ちいい日です。こんな日は、飫肥城下町の食べあるきをするのが一番だね。
04-25 14:02

甦った藤棚!
 飫肥の由緒施設「豫章館」。その奥まったところにある竹林の先に御数寄屋があります。
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 その御数寄屋の前の藤棚、今年は数年振りに藤の花房が咲き誇っています。
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 今が真っ盛りで見頃。玄関に腰掛けて一息できます。
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 実はこの藤棚は、一昨年までは枯死寸前でした。それは山桃の大木がこの藤棚を覆っていて、一日中日陰の状態で、樹勢が衰え年々弱っていました。そこで覆っていた山桃の枝を切り落とし、光をあてるようにしたところ、2年目にして漸く多くの花芽が着いて開花した・・・・・ということです。
 この状況は館長ブログ(2011・6・19)、『甦れ藤棚!』をご覧下さい。
 飫肥藩主をはじめ伊東家祖先累代の神霊を祀る五百禩(いおし)神社。
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 飫肥城の西側に位置し、城下町の天然の外堀といわれる酒谷川の外側に建っています。
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 その五百禩神社の改修落成を記念し、21日(日)神殿で祝賀会が開催されました。
 最初の神事は、午前10時30分から田ノ上八幡神社の神官により執り行われました。
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 引き続き、伊東家や行政関係者、改修に携わった方々による玉串奉奠。
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 更に、神楽殿では田ノ上八幡神社による神楽の奉納。
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 そして、待っていた飫肥の伝統芸能「泰平踊」! この泰平踊ですが、以前は例大祭(7月26日)に必ず行われていたそうですが、最近は踊られることもなく、何十年振りの奉納です。
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 本町保存会の皆さんにより踊られましたが、この日の囃子は本格的な生演奏です。
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 この五百禩神社の奥には伊東家累代の墓地があり、御霊も今回の神社改修を喜ばれていいることでしょう。
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 今回の社殿改修等で、尽力された地元建設会社の宮川社長さんです。
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 この改修費は、一般の皆さんの寄付金で賄われていますが、改修する十分な費用が集まらなかったようです。このため、殆どボランティア活動のようなことで対応していただいたとのこと。
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 この五百禩神社は、飫肥藩伊東家の菩提寺であった報恩寺が明治5年に廃仏毀釈で廃寺となっていたのを、戸毎に建設費を出して明治9年に落成しました。
 平成22年には、登録有形文化財になっています。しかし、近年は屋根瓦や各澱の柱などが傷みはじめて朽ち果て寸前の状態でした。このため飫肥地区の自治会の皆さんを中心に改修のための寄付金活動が行われた結果、伊東家関係者の大口寄付をはじめ多くの皆さんから募ることができました。そして平成23年から改修工事が始まり、今回の落成式に相成った次第です。
 朽ち果てようとしていた飫肥城下町の貴重な資源が、地区住民の熱意によって磨きがかけられ、以前の厳粛な雰囲気を取り戻した五百禩神社! 私ども飫肥城下町保存会も、他の由緒施設とともに五百禩神社の魅力を発信をしたいと思います。


04/21のツイートまとめ
obijyoAyumi

豫章館のお数寄屋に藤棚があります。今年はとてもきれいに花が咲きました。今が見ごろです。みんな見に来てネ! http://t.co/YrvKqp5bs3
04-21 13:15

10万人達成 !
 飫肥城下町「食べあるき・町あるき」事業が四周年を前に、10万人を達成しました。
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 10万人目は、兵庫県からご家族でお見えになった濱朋子さんです。当飫肥城下町保存会の清水理事長から、お祝の花束や記念品のあゆみちゃんTシャツ、飫肥杉箸、コースター、ストラップなどが贈られました。
 感想をお聞きすると「飫肥城に来るのは2度目ですが、山に囲まれた風情のある城下町で、とても落ち着来ます。この『食べあるき・町あるき』のような楽しいイベントがあるのでもっと楽しめそうです。思いがけないプレゼントを頂きありがとうございます。」と大喜びのご様子でした。
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 「食べあるき・町あるき」事業は、平成21年4月29日に参加店16店舗でスタートしました。四周年を迎える現在の参加店は36店舗となっています。
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 「食べあるき・町あるき」マップ販売枚数は、スタートした21年度が21,444枚、22年度25,143枚、23年度25,310枚、そして24年度26,216枚と年々増加しています。そして本日10万枚のマップ販売枚数を達成しました。
 最近は、ツアーでお見えになる皆さんだけでなく、小学校の遠足や親子会、大学・高校のグループなどが増加しています。
 スタート四周年目の4月29日(月)は、お得で楽しい記念イベントを開催します。
 ①参加店で利用できる割引券(200円×300名)
 ②空くじなしの抽選会(先着300名)
 ③参加由緒施設で使える引換え券(先着100名)
 ④参加各店から豪華賞品のプレゼント等多数

 その他、当日は人気のご当地ゆるキャラ「にちなんぢゃ様」と「あゆみちゃん」が登場し、一緒に記念撮影ができます。また泰平踊(今町保存会)公演も2回(13時30分、14時15分)予定されています。
 また当日は、人気の侍さんも出没予定で、サイコロ勝負ができます。

 このような楽しい記念イベントが開催される4月29日には、大勢の皆さんのお見えをお待ちしています。
 なお詳しくは、飫肥城下町保存会(0987-25-4533)へご連絡ください。
ひとり旅
 飫肥城下町を歩くひとりの旅人!・・・・・TVの撮影です。
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 この旅人は、茶の間で人気の「小倉久寛さん」。
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 飫肥の名物料理「飫肥天」を食べたり、途中で見つけた観光客にねだられ快く記念撮影。
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 これは、読売テレビの番組「遠くへ行きたい」の収録で、今回は「海幸と山幸の里 日南」というタイトルで春の日南路を訪ねるということです。
 JR日南線の観光特急「海幸山幸」号で日南海岸の景色を眺めながら南郷で下車し、今が旬の日南の人気グルメ「一本釣りカツオ炙り重」で舌鼓をうちます。その後、飫肥で城下町の散策や四半的を楽しんだ後、お隣の三股町の「シャクナゲの森」でこちらも超グルメ「ヤマメ黄金イクラ」を堪能するというスケジュールだそうです。
 小倉さんが巡る日南での様々な出会いや発見など楽しい旅の様子は、今月の28日ころに放送されるそうです。
04/19のツイートまとめ
obijyoAyumi

藩校振徳堂に八重桜の花が咲いていました。もう桜の花はないと思っていたので、ちょっと感動!でも、これが今年の見納めかな…。 http://t.co/oeczyKsST0
04-19 15:13

04/16のツイートまとめ
obijyoAyumi

大手門の手前に生えている梅の木に実がなりました。まだ親指大の大きさですが、6月くらいにはもっと大きくなります。梅干しにしたらおいしそうです。 http://t.co/2AOO50O4PZ
04-16 12:56

猫命救助!
 飫肥城下町の由緒施設「旧高橋源次郎家」です。ここの離れの台所の横にある古井戸で大変な事故が発生しました。
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 古井戸に何ものかが落ちて泣き声(?)がしているとのこと・・・・急いで駈けつけて覗いて見ると。
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 井戸は深くて良く見えませんが、何かがいることは間違いない。明かりを点灯しててみると大きな猫です。幸いに水は溜まっていません。
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 早く何とかしなければと、市の消防本部に救助のをお願いしたところ、早速駈けつけて頂きました。井戸の蓋を開け、バケツに食料の魚の切り身を投げ入れてみたものの、うずくまって元気がなく、動く様子がありません。
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 そこで、一刻も早く救助するため、井戸の中に梯子を下し、消防救助隊員がロープを付け直接救助することに決定。
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 そして救助開始!バケツのタンカーを用意したけど、救助隊員が井戸の底から無事身柄(?)確保と声あり・・・・ホッ!
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 そして、無事に救助された猫、まだおびえている様子ですが、久し振りに明るいところに出て目は眩い様子。
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 床に放すと、お礼も言わず一目散に屋敷の外へ、今度は交通事故の心配。でも、まだまだ元気がある様子で安心しました。
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 今回の猫命救助に駆け付けて頂いた命の恩人。二名の救助隊員です。
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 城内外の由緒施設には数多くの井戸が存在していますが、このような事故は初めてです。 猫であっても2度とこのような事故が発生することの無いように、今一度現場を確認して、対策を講じて参りたいと思います。
04/14のツイートまとめ
obijyoAyumi

お庭もぜひご覧くださいね♪ http://t.co/Orf31YhomN
04-14 14:11

春ですね~♪小村記念館のお庭には、いろんな花が咲いていますよ! http://t.co/v6zu0uCjQF
04-14 14:09

小村記念館入口付近に生えているつつじはとても大きいですよ。写真を見てください。後ろの屋根と同じ高さでしょう。びっくりですね。いったいどれくらいの樹齢があるのかな?だれか調べてみて。 http://t.co/BdAounZQk1
04-14 10:04

気軽に楽しめる「四半的」!
 おや? このお二人は!
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 そうです! 俳優の石倉三郎さんと山田純大さんです。
 某テレビの取材で飫肥の四半的に挑戦されました。
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 ところで、今週発行された週刊「サンデー毎日」です。
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 開くと「日本の心を伝える武道具の地」という特集で、大弓作りで有名な都城市が紹介されています。
 その一角に飫肥の「四半的」が載っていました。
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 このように、飫肥の観光客が体験できる「四半的」はとっても人気です。
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 この四半的は、都城島津と飫肥伊東の戦いから生まれたもので、戦国時代は武将の酒宴で江戸時代には武士の間で、明治になると庶民の娯楽として行われてきたものです。
 飫肥観光駐車場にある四半的射場は、観光客が気軽に四半的の体験できる魅力のあるスポットです。
皆さんもこの楽しい「四半的」の体験をぜひどうぞ!
04/13のツイートまとめ
obijyoAyumi

春は何と言ってもタケノコですね。飫肥城にもタケノコが生えてきました。おいしそうだからと言って決して盗らないでね。ここの竹はあくまでも観賞用です。 http://t.co/wQP0qXIuHq
04-13 14:27

瓦葺き替え
 こちらは、飫肥の武家屋敷では最も格式の高い「豫章館」です。
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 主家北側小屋の屋根瓦の葺き替え工事が、12日から始りました。
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 この小屋は明治の初めに建てられたもので、屋根瓦は、当地方で古くから使用されている飫肥瓦といわれるものです。台所として利用されていたため火災の心配もあり、屋根は当時から瓦葺きになっていたと思われます。
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 瓦葺き替え工事だけでなく、朽ち果てて見苦しくなっている隣の厠小屋などの外側の板壁も張り替える予定です。
 工期は、今月28日(日)までの予定ですが、ゴールデンウイークの始まるまでには終わらせたいと思っています。
 当分の間、観光客の皆様などにはご迷惑をおかけしますが、ご協力をよろしくお願いいたします。
桜は散ったけど・・・・花盛り
 半月ほど前にあんなに咲いていた大手門前の桜! 今は青葉ですっかり初夏の様相です。
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 でも桜にに代って、小村記念館庭園はつつじをはじめ様々な花が咲き誇っています。こちらは記念館のシンボル「ひらどつつじ」、最初に皆さんをお迎えしてくれます。
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 その奥で咲いている三つ葉つつじも満開。
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 その周辺に咲いている鮮やかなスパラキシスの花。この花は寒いところでは余り見かけないようで観光客の皆さんから良く聞かれます。
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 「オオデマリ」(「あじさい」ではない)と「コデマリ」!
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 そして「シラン」の群生
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 こちらが可憐な「エリゲロン」の花。
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 今年の飫肥城周辺の季節の花は、例年より二週間ほど早く咲き始めています。
 また今年は、竹の子の数も多く梅もびっしり実を着けています。
 あとは、飫肥にお見えになるお客さんの数が、増えるのを期待しているところです。

 また現在、日南市市長選挙(14日(日)投票)が行われています。三つどもえの接戦のようで、誰が当選し、どの花が開くか予測できません。しかし、観光行政について理解をされ、施設等の保存・活用、観光客の誘致などこれまで以上に力を発揮して欲しいものです。  

新一年生
 本日、飫肥小学校の入学式が行われました。
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 新一年生が、緊張した雰囲気の中、在校生に迎えられ式場の前列の方に入場して来ました。
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 そして担任の先生の紹介。
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 校長先生のお話の後、教育委員会とPTA会長さんのお祝いの挨拶。皆さんからは「自分でできることは自分で」「お友達と仲良く」「交通安全に気をつける」「小村寿太郎侯を目指して欲しい」などのことば。
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 長い挨拶が続きこともたちの緊張も途切れつつありましたが、6年生が、寸劇で小学校生活の楽しさを演じてくれると、新入生も目を輝かせて見ていました。
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 今年の新一年生は57名で昨年より14名も多く、全校で305名になります。
 飫肥城内にある飫肥小学校は、飫肥藩主11代の伊東祐民が、「学問所」を開校したのがそもそもの始まりです。13代伊東祐相が天保2年(1831)に改築し「振徳堂」と名付け、藩校としました。そして明治維新を経て明治6年(1873)に「飫肥小学校」として認可されました。その後「飫肥高等小学校」や「飫肥尋常高等小学校」「飫肥女子尋常高等小学校」、「飫肥国民学校」と変遷し、昭和22年(1947)に現在の「飫肥小学校」となりました。
 明治6年の第1回入学から数えて今年は140回目の入学式を迎えることになります。明治6年といえば小村寿太郎侯(17歳)は東京開成学校(後の東京大学)に在学していたころです。

 この伝統と歴史のある小学校に入学した子どもたちの中から、将来寿太郎侯に続くような人材が育って欲しい。そのような環境づくりを私たち大人が、地域を挙げてつくり上げることも夢があって良いですね。  また、飫肥小学校の子どもたちは、飫肥にお見えになる観光客などの皆さんに会うと挨拶をします。このようなことが、「おもてなしの飫肥城下町」と以前から呼ばれるている由縁です。
 私たち保存会職員も、地域の皆さんや学校の先生方と連携し、子どもたちの成長を見守り育てて行きたいものです。
 校長先生と教頭先生も4月定期異動で飫肥小学校にお見えになりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
04/09のツイートまとめ
obijyoAyumi

スパラキシスという花です。小村記念館の庭のあちらこちらに咲いているよ。とってもきれいな花です。 http://t.co/b04Ss2niqp
04-09 14:23

修学旅行
 4月になって初めての修学旅行生がやって来ました。飫肥の全ての由緒施設見学と「食べあるきの」で飫肥を満喫できるセット券を手に持って散策スタート。
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 滞在時間はたっぷりあるようです。最初に全員で「豫章館」と「小村記念館」を案内しましたが、後は班別に分かれて自由研修です。
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 また、ある班は飫肥の伝統武芸「四半的」を体験。指導員の手ほどきを受け、真剣な眼差しで的に狙っていました。さすが努力主義、文武両道を掲げ武道を必修としている学校です。
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 そして保存会の見送りを受けて、楽しかった飫肥城下町を後にしました。
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 この学校は、中高一貫教育を行っている私立男子校で、東京大・慶応大など難関大学の合格率も高いようです。
 修学旅行は、それぞれのクラスの修学旅行委員が、インターネットなどで各地の情報を取り寄せ、行き先・プランを練って決定するとのこと。このためクラスごとに行き先が異なるそうです。
 飫肥城下町を選んだ理由を引率された先生にお聞きすると、①小村寿太郎の出身地である。 ②九州の小京都と呼ばれている。 ③「食べあるき・町あるき」という楽しい仕組みがある・・・ということでした。
 飫肥を選んでいただき、ありがとうございました。
 私どもも修学旅行だけでなく、多くの皆さんがが飫肥城下町を注目していただくように、もっともっと色んな情報を発信したいと思います。
04/08のツイートまとめ
obijyoAyumi

きのうのものすごい強風で、小村記念館の中庭にあるミモザの木が、根元からバッサリ折れていました!!春には、黄色いカワイイ花が咲いていたけど、もう見れなくなってしまいました。 http://t.co/d9c4YdT76B
04-08 11:54

残念無念!
 今月5日~7日にかけて通過した低気圧で飫肥城下町も強い風が吹き荒れました。
 その強風の影響で、小村記念館中庭のシンボルとなっていた「ミモザアカシア」の木が、根元からポッキリ折れて倒れてしまいました。
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 この写真は、先月3月2日に撮影したものです。今年ほど見事に咲いたことはありませんでした。
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 あれほど奇麗に咲き誇った「ミモザアカシア」の木が無くなるとは、誠に残念無念!
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 最後の花を咲かして倒木した「ミモザアカシア」、取り除かれると、中庭はポッカリ隙間が空き寂しい限りです。
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 このため、この後地に何かを植栽しなければなりません。できれば落葉が少なくて「国際交流センタ―小村記念館」にマッチするような花木が望ましいと思います。多くの皆さんが眺めて喜ばれる花・・・・・・ということで、推薦していただく花木があれば、ぜひご一報ください。
鯉のぼり
 最近ではあまり見かけなくなった鯉のぼり。当保存会では、毎年この時期に鯉のぼりを掲げます。
 城内にある真っ直ぐな孟宗竹を切り出し、男子職員総出で立ち上げます。
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 次に鯉を下げるロープを張るのに、隣の屋敷の桜の大木をお借りし、枝に結びつけます。
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 そして飫肥城下町の空に泳ぎ始めました。
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 場所は、武家屋敷通り(横馬場通り)にある小村寿太郎侯生家の庭です。
 先日「豫章館」や「旧山本猪平家」でひな飾りに代わって五月人形の飾付けも終わりました。城内の桜に代わってつつじが咲き誇っています。春の観光シーズンを迎えましたが、多くの皆さんがお見えになるのを鯉たちも待っています。
横浜港大さん橋のウッドデッキ
 象の鼻波止場の付け根付近から延びる「横浜大さん橋」は2002年に完成し、国際客船ターミナルは日本最大級の客船ターミナルだそうです。明治の末頃から昭和45年頃までは、歌謡曲でも歌われているメリケン波止場とも呼ばれていたそうです。またここのターミナルは、油津港にも時おり寄港する飛鳥Ⅱの拠点さん橋となっています。
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 この巨大なターミナルの床面や左右の側壁などは、船の甲板を思わせるウッドデッキ仕上げられています。
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 外部の屋根にあたる部分から内部の床まで全て板張り。 屋上広場は「くじらのせなか」、内部2階の出入国ロビーは「くじらのおなか」と呼ばれていて、柱がなく広々としています。
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 ここからは、振りかえると「みなとみらい21地区」のランドマークが見え、天気の良い日には赤レンガ館の間から富士山が遠望できるそうです。
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 また海側前方には横浜港のシンボル「横浜ベイブリッジ」が見えますが、このターミナルを目指して大型外国客船が出入りしています。近年、この橋の海面からの高さ55メートルを超え通過できない大型外国客船も増えており、横浜市は対応に困っているようです。
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 ところでここの床等に使用されている板の材料は「イぺ」というブラジルに自生している木だそうです。
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 ブラジルといえば、現在約150万人の日系人が住んでいるといわれる世界最大の日系人居住国です。明治41年(1908)以降多くの日本人がブラジルに移住しました。その明治41年は小村寿太郎は外務大臣再任された年です。そこでブラジル移民第1号のパスポートを発行したと考えられます。

 さて、ブラジル原産のイぺの木ですが、飫肥杉と違って密度が高くて水に沈み強度に優れているとのこと。
 樹齢100~200年で高さ30~40m、直径1m老木を使用しているとのこと。なおこの使用された板を繋ぐと、450kmにもなるそうです。
 最近は日本国産材(例えば飫肥杉)も加工されて強度・耐久性が増しています。できればこのようなところに国産材を使用していただけると、厳しい状況にある国産材活用の場が広がるのにと、恨めしい思いをしました。
 
五月人形飾り
 飫肥の由緒施設では、三月まで飾ってあったひな飾りに代わって、五月人形が飾られました。「旧山本猪平家」に訪れた観光客の皆さんも一足早い五月人形飾りに、「さすが南国宮崎、気候も既に五月ですね~」
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 こちらは、「豫章館」の五月人形。市内の凧つくり名人が作った凧も一緒に展示されています。
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 この飾りをしていただいた当保存会の飾付け達人の面々です。甲冑などの飾りは、本物に近いものがあり、それなりの知識を持って飾らないと、おかしな格好になります。その点保存会の職員は忠実に飾ります。
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 この五月人形は、これまで市内外の方から自宅で飾られなくなったのを当保存会が頂いたものです。これらの五月人形を飫肥の武家屋敷等で飾付けし、観光客の皆さんにご覧頂こうと、三年前から始めました。古いものや最近のものまで人形だけでなく、鎧や兜のセットなど様々です。男の子の健やかな成長を願って飾られる5月人形。四月~五月末まで飾っていますので、この機会に大勢のご家族に見ていただきたいものです。
新入生です!
 小雨の中、大勢の大学生が飫肥にやって来ました。
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 皆さんは宮崎大学の新入生とのこと。観光駐車場に到着すると、班に分かれて「食べあるき・町あるき」で城下町の散策。
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 マップをしっかり確認し目指す商店に向かいます。
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 商店の前は、人だかり。
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 この日は、今人気の侍さんも登場しこちらも大忙し。
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 中には、ゲットした厚焼き卵や天ぷらなどを通りでパクパク!
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 昼食を兼ねているのか、若い皆さんはとっても食欲があります。
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 それぞれのグループに分かれて楽しい思い出の記念写真。
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 こちらは、この企画の責任者です。飫肥城下町の観光と散策ありがとうございました。
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 宮崎大学の新入生は出身地は全国各地で、初めて飫肥城に来たという学生も多いようです。この日はあいにくの小雨日和でしたが、飫肥の城下町如何でしたか?
 この宮大新入生の飫肥城下町「食べあるき・町あるき」ツアーは昨年に続いて2回目だそうです。
 今回は「食べあるき」のみで、由緒施設等見学の時間は無かったようです。飫肥は、小村寿太郎侯の出身地です。飫肥に来て飫肥城下町の歴史だけでなく、小村侯に所縁の地を訪ねたり、功績などをもっと深く知って欲しいと思います。大学4年の間の間に、何度も訪れてください。飫肥の良さにもっともっと気付くことでしょう。地域を挙げてお待ちしています。
04/03のツイートまとめ
obijyoAyumi

小村寿太郎侯生家にこいのぼりが揚がりました。爽やかな春の風にこいのぼりも気持ち良さそうです。みんな見に来てね! http://t.co/2LObEXocko
04-03 16:40

聖徳記念絵画館
 小村寿太郎侯の足跡ではないが、どうしても見学したかった「聖徳記念絵画館」。
 明治神宮敷地内にあるものと思っていましたが、建物は神宮外苑の国立競技場の隣りに堂々と建っていました。
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 この建物は、明治天皇と皇后のご聖徳を後世に伝えるため、旧青山練兵場跡に大正8年(1919)から7年余りをかけ大正15年に竣工しました。国民の寄付金や勤労奉仕によって造成されたそうです。現在は、国の重要文化財になっています。
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 ここの最大の見所は、館内に展示してある明治天皇のご誕生から大喪の儀までの八十点もの絵画です。全て江戸末期から明治にかけて明治天皇に関わる歴史的な出来事が描かれています。その内建物右側の絵画は日本画、建物左側は洋画で描かれ、それぞれ四十点ずつ展示してあります。
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 その中には、小村記念館に展示してある「ポーツマス講和談判」の実物絵画が展示されています。
 下の小村記念館の写真はそのレプリカですが、絵を画いた画家白滝幾之助は講和会議が開かれていた時、修業のためニューヨークに滞在していたそうです。その講和会議の様子を日本側委員に聞き記録に残していたため、その時の状況が忠実に描かれているそうです。
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 聖徳記念絵画館の近くに神宮球場がありますが、ここは江戸時代の飫肥藩伊東家の下屋敷があったところだそうです。
 現在はヤクルトの本拠地となっています。
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 ところで、聖徳記念絵画館の中には、都城出身で明治の画家「山内多門」の絵画も展示されていました。それは明治5年、明治天皇が西国巡幸中に鹿児島城内に入城される光景が画れたものです。山内多門はこの絵の完成に6年余りの歳月を要したそうです。しかし絵の完成後、1年半後に56歳で亡くなり晩年の代表作となりました。飫肥の由緒施設「旧高橋源次郎家」の襖や屏風にも山内多門によって画かれたものがあります。
 また明治37年(1904)我が国が露国と外交交渉を打ち切り軍事行動に移ることを決定した「対露宣戦御前会議」の壁画には、外務大臣小村寿太郎も画かれています。
 その他ここには幕末の動乱~明治の御一新~近代国家の道~崩御までの歴史的にも大変興味のある壁画が展示してあります。残念ながらこの日訪れたお客さんは少ないようでした。もっともっと多くの皆さんに時間をかけてゆっくり堪能してもらいたいですね。
04/02のツイートまとめ
obijyoAyumi

きょうは、雨模様です。でも、暖かくなってきたのであまり気にならないです。雨の飫肥城もなかなかなものですよ。
04-02 12:00

04/01のツイートまとめ
obijyoAyumi

いよいよ新年度になり、雛人形をきょうから片付け始めました。次は、豫章館と旧山本猪平家に五月人形を飾ります。また、見に来て下さいネ!
04-01 13:32

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