
飫肥の泰平踊保存会は2つの団体があります。
本日、油津港に豪華客船『飛鳥Ⅱ』が入港し、飫肥にも500人以上の皆さんがお見えになりました。
あいにくの雨天のため、ここ小村記念館では、泰平踊保存会の2団体の公演があり、皆さんを歓迎しました。
一昨日の22日に完成し、お披露目のあった大手門のタペストリーが、早速泰平踊の背景を飾り踊利を引立てました。
午前中は9時50分と11時の2回、本町保存会(亀組)による公演がありました。

そして、こちらが今町保存会(鶴組)の公演ですが、こちらも午後13時30分と14時30分の2回の公演がありました。

この本町保存会は、まず着物の色が違います。(侍は紫で、奴が黒色)


それぞれ団体の踊りは、一見同じように見えますが、踊りの歌詞や踊り手の格好から内容まで全く異なります。本町の場合は亀組と呼ぶように腰を低くして力強く踊りますが、今町の踊は鶴組とも呼ばれ腰を高く優雅に踊ります。
踊の後は、お客さんサービスで一緒に記念撮影ができます。

皆さんは、独特のスタイル一緒にポーズをとってパッチリ!


今回は本町保存会と今町保存会が、午前と午後にそれぞれ2回の公演でした。
本町保存会は、毎月第3日曜日に自主公演しています。今町保存会の場合は年間の限られた日に公演されており、一緒にこのように踊が見れるのは珍しいのです。
しかし、飫肥の伝統芸能である『泰平踊』がお互い切磋琢磨してこれからもしっかりと受け継がれていって欲しいものです。
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