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珍しいお客さん!
 小村記念館に珍しいお客さんが、お見えになりました。
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 小説家吉村昭さんのご子息の司さんです。大手門前で長友学芸員とご一緒に写真を撮らせていただきました。
 司さんは、現在某大手電気会社のチーフプロデュ-サーとして海外で自然エネルギーの研究開発に取組んでいらっしゃるそうです。

 歴史小説家として人気の高い吉村昭さんは、フィクションを極力避け、徹底的な取材と検証、調査を基にして歴史に史実に描いた作品が数多あります。その一つが「ポーツマスの旗」です。これは日露講和会議に焦点を置いて、日本全権の小村寿太郎侯の目を通じて外交の意義、情報の重要さ、個人と国家の関係などをテーマとしてとらえ、近代日本史が描かれた作品です。 さらに1981年にNHKでドラマ化され、石坂浩二さんが小村寿太郎役で放映されました。これが、小村寿太郎の功績や人となりが国民に広く再評価されるきっかけにもなりました。
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 また、1970年に初版された中編ドキュメンタリールポ「三陸海岸大津波」は、東日本大震災後に全国から注文が相次ぎ、この2カ月間で15万部も増刷されているようです。この小説は、青森・岩手・宮城の三県にわたる三陸沿岸が明治29年と昭和8年、そして昭和35年と三たびの大津波に襲われ、人々に悲劇をもたらした。大津波はどのようにやってきたか、生死を分けたのは何だったのか、体験者の貴重な証言をもとに再現したものです。
 この増刷分の印税は全て、吉村昭さんの奥さんで芥川賞作家の津村節子さんが被災地に寄付されているそうです。

 ところで、津村節子さんも2年ほど前に小村記念館にお見えになりましたが、当館にある小村寿太郎侯のDVDで夫の吉村昭さんの映像をご覧になり、感激されたことを息子さんである司さんにお話になったそうです。
 司さんも小村記念館にあるそのDVDをしっかりご覧になった後、お話をする中で「飫肥には、今度妻とゆっくり来てみたい。」とおっしゃってました。何度でもお出でいただくことを願っています。
 
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