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続京都散策
 続いて訪れたのが東山慈照寺(じしょうじ)・・・といってもピンときませんが、『銀閣寺』です。
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 ここで先ず感激したのは、総門から中門への参道の両脇にある大刈込の生け垣。主な樹種は椿のようです。
 それに、寺周辺の庭を含め、山中まで木の葉一枚落ちていないような徹底した庭園の手入れ。
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 さらに、庭内散策の遊歩道の竹で作られた手すりの見事さ。この竹は「孟宗竹」よりかこちらで言う「ガラ竹」の太いものではないかと思われます。
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 その手すりを伝って上った展望所からの銀閣・本堂・庭園などの眺めも格別。
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 この庭の徹底した手入れの技術と管理方法は、私どもも見習うこと大です。

 続いて向かったのが京都市左京区にある臨済宗南禅寺派の大本山「南禅寺」。
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 開山されたのは正応4年(1291)で、亀山法皇の離宮を寺としたのが始まりのようです。
 南禅寺の方丈は、昭和28年国宝に指定されています。ここには小堀遠州の作と伝えられ「虎の子渡し」と呼ばれる有名な古山水の庭園があります。これは石を親虎と子虎に見立て、白砂で川・水をイメージさせ虎の親子が川を渡っていく様子をあらわしているそうです。
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 また、東側にある滝の間では清涼の滝を眺めながら抹茶を味わうことができます。

 境内にある三門は、荘厳な構えで「天下龍門」と呼ばれ、日本三大門の一つに数えられています。大坂夏の陣に倒れた戦没者を弔うため、寛永5年(1628年)に藤堂高虎が再建したものだそうです。
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 三門の廻り縁からは、京都北西部方面のすばらしい眺めが見渡せます。ところであの石川五右衛門がこの山門から「絶景かな」と叫んだため、発見され捕まったという逸話もあります。

 そして南禅寺の南側境内の美しいアーチを描くレンガ造りの水路閣。琵琶湖疏水の設計者の田辺朔郎氏が、古代ローマの水道橋を手本に設計し、明治21年(1888年)に建設されたものとのこと。この水路閣は現在でも水を運ぶ疎水として活躍しているそうです。
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 三門の手前で、「この門を 入れば 凉風 おのづから」 杉洞 という歌碑を見つけました。
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 石碑の横の案内板には

    「杉森永杉洞老師自筆の句
     師は佐賀県伊万里市本派円通寺僧堂師家
     杉洞は俳号・ホトトギス派、九州での重鎮
     同人であり、選者で門弟が全国に三千人といわれる
     石は熊本県白髪岳から運ばれたもの
     重さ15トン
            昭和51年11月23日建立」と記されています。

 森永杉洞(1900~1975)は伊万里市の禅寺円通寺の住職で俳人でした。南禅寺の管長となる資格を持ちながらこれを断わり、「ホトトギス派」の九州の重鎮として伊万里市で生涯を送ったとのこと。ちなみに「ホトトギス派」はあの正岡子規の流れを汲むものです。

 いずれにしてもこの石が、九州熊本県球磨白髪岳から運ばれたものとはビックリ!


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