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城下と心がきれいになった!
 日曜日の今朝、久し振りに冷え込みました。普段どおり出勤すると、大手門前で数人の子どもたちが、忙しそうに動きまわっています。
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 近づいて見ると、ホウキや塵取りを持って清掃活動に取組んでいました。石垣の雑草を取り除いている子ども達もいます。
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 聞いてみると、飫肥の小・中学生による自主的なボランティア活動だそうです。

 一方、こちら飫肥藩の学問所である「振徳堂」には、そろいのベストを着用した子ども達がやってきました。
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 子ども達は、それぞれ雑巾を持参して、冷たい水で洗いながら、振徳堂内の「素読の間」の座机や廊下などの拭き掃除を始めました。
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 この感心な子ども達は、隣町の宮崎市清武町内にある3つの小学校から自主的に参加したとのこと。
 清武町は、江戸時代、日向国宮崎郡清武郷と呼ばれ飫肥藩の一部でした。その清武郷が輩出した江戸時代の偉大な儒学者「安井息軒(そっけん)」。その息軒が父滄洲とともに教鞭を揮ったのがこの「振徳堂」です。
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 子ども達のお陰で、飫肥城周辺や振徳堂などが、すっかりきれいになりました。
 この清武の子ども達が着用しているベストの背中には「たけのこ」と記されていました。子ども達は、今朝早く清武町を出発し飫肥「振徳堂」の清掃活動にやってきたということです。この後、飫肥城歴史資料館も見学したようです。

 ところで「安井息軒」の業績は、近代漢学の礎を築いたとされ、江戸期儒学の集大成と評価されています。「振徳堂」を出たあと、江戸に移住し私塾「三計塾」を開きます。そこでは、明治の偉大な外務大臣陸奥宗光など多くの逸材をその門下より輩出しています。
 その「三計塾」は、息軒の有名な言葉 「一日の計は朝にあり。一年の計は春にあり。一生の計は少壮の時にあり。」から由来したもの。
 飫肥藩が取り持つ飫肥や清武の子ども達のこのような活動は、まさに「一生の計は少壮の時にあり」ではないか。
 きれいになるのは、「飫肥城」周辺だけでなくこのような「子ども達の心」です。

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